お料理のおいしさは殆どが【香り】。
今は食いしん坊だが、実は8歳までご飯を美味しく食べられなかった。今覚えば鼻が良すぎたのではないかと思っている。
美味しいご飯を食べられるようになったいま、食事で最も大切にしているのは、味も香りと音。
出来立てや新鮮なものは味も香りも音もいい。
だから、食材そのものも、香りがしっかり感じられる状態の新鮮なものを選ぶようにしている。
又は、香りがふんだんに活かされるような状態にして利用する。
胡麻はその筆頭。
ゴマの焼けた油の香ばしい香りが、お食事を一層美味しいものにしてくれる。
我が家では日本産の【洗い胡麻】を、使う直前に煎る。
爆ぜ防止のネット付きの煎り鍋を使つているが、フライパンでも大丈夫。
鍋を振ったり、木べらで混ぜながら煎ると、満遍なく熱が全体に伝わり、白っぽい洗い胡麻が黄金色に変わる♪
そういえば、【洗い胡麻】は一般のスーパではなかなか見なくなった。私が子供の頃はどこのスーパーにも洗い胡麻が並んでいたが、今置かれているのは殆どが【煎り胡麻】。
とても貴重なので、地方へ出かけた際の道の駅など、農産物直売所で、見つけたら必ず購入している。今自宅にあるのは、山形県寒河江市のアグリランドで購入した山形産の黒胡麻と、築地の乾物屋さんで購入した、茨城県産の白胡麻。
おすすめは、「【洗い胡麻】を煎る。」だが、
【洗い胡麻】がなくても、市販の【煎り胡麻】を使う直前に煎るだけでも、香りが立って格段と美味しくなる
煎りたての胡麻の刷り胡麻なんて、最高💞
ぜひ煎りたての胡麻を試してほしい♪