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どんな時も心の中に夢を抱いて

私は今、放送大学に在籍しています。
大学を卒業することが私の目標であり、心の支えとなっています。

私は線維筋痛症とPNES(心因性非てんかん性発作)を抱えているため、少しでも何か考えたり、物を読んだりすると、身体に強い痛みが走ったり、痙攣発作を起こしてしまいます。

パソコンで放送授業を聴いていた時に、いきなり痙攣発作が起きて、イヤホンをしたまま椅子ごと後ろに倒れそうになったこともありました。

「本当は勉強したくないのでは?」

そう思われても仕方ありません。
でも、実際は逆なんです。
楽しかったから発作を起こしてしまったのです。

楽しくても、悲しくても、何か考えても、暑くても、寒くても痙攣発作は起きます。
そして椅子に座るだけでも、耐え難い痛みが走ります。
教科書を持つのも鉛筆を持つのも、今の私には辛いことです。

「どうしてそんな状態で勉強を?」

痙攣しながら、激痛に耐えながらの勉強なんて、あまり聞いたことがありません。
身体に良くないことかもしれません。
無謀なことかもしれません。

でも、私が今、こうして生きていられるのは、
「本が読みたい!」
「勉強したい!」
「大学院に行きたい」
この思いがあるからなんです。


どんな時も夢があれば頑張れる。
たとえどんなに身体が辛くても。


学ぶ機会を与えてくださった放送大学の先生方、職員の皆さま、理解してくれている家族に心から感謝しています。

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