ぷかり堂初!インターン生の受け入れをしました
ぷかり堂に初めてのインターン生がやってきました!
東京から、「自然が大好き」と島暮らし体験、そして職場体験にやってきたOさん。
島外の皆様には島での生活がどのように目に映るのか、今後ぷかり堂があるべき姿とは・・・
Oさんをインターン生として受け入れたことで、スタッフにとっても改めて屋久島を客観的な視点で見ることができる、良い機会になりました。
ぷかり堂の仲間として過ごし何を感じたのか、Oさんから見た屋久島を体験記にまとめてくれましたので、ぜひご覧ください♪
インターン体験記「衣•食•住•旅」
リトラボさん主催の島暮らし体験インターンに応募し、インターン生として屋久島の株式会社アイランドコーポレーションさんに4日間お世話になりました。
体験させてもらい、感じたことをつらつらと記していきます。
最初にアイランドコーポレーションさんのお土産屋ぷかり堂について。
そもそもお土産屋に並んでいる商品の生産者や仕入れ先を考えたこともありませんでした。
一つ一つの商品にあるのは、生産者のこだわり。そのこだわりをお客さまに提供しているのがぷかり堂です。
旅行者の方にとっては
「旅の最後に笑顔になって帰れる店」
島民の方にとっては
「島の生活が楽しくなる、大切な人への贈り物を選べる店」
旅行者の方と島民の方、みんなが幸せになれるお店作りをコンセプトにしているとお伺いしました。
そして荒木社長のアイランドコーポレーションに宿した想いは「旅の空白をデザインする」ということ。
「これからはお土産屋に留まらず、旅の空白をデザインするためのカフェや空間作りを行っていく。そして屋久島を訪れた人が、旅の中で生まれた空白の時間に島を感じ、この旅行を素晴らしいものにしてもらう。」という熱い想いを聞くことができました。
アイランドコーポレーションへの想いに触れながら、ぷかり堂に商品を置く生産者さんのもとへお邪魔をして、話を伺いました。
感じたことは2つ。
1つ目は、生産者さんもぷかり堂のコンセプトと同様に、誰かの笑顔を作るためにものづくりをしているということ。
2つ目は、地元の方も移住者の方も関係なく、足りないものを補いながら、協力しながら、いいものを作る、屋久島を守ろうとしていること。島では地元の方と移住者の方の隔たりがどうしてもあるものだと思っていたが、それは全くなかった。また東京の会社員生活ではあまり感じることのできない人の温かさと距離の近さ。
出会った皆さまが私のこともウェルカムムードで優しく迎え入れてくれました。
インターン中、島暮らし体験の一環として屋久島の自然の名所もご案内いただきました。白谷雲水峡から太鼓岩、千尋の滝など世界に誇る屋久島の大自然を堪能することができました。
山の中は、まるで本坊酒造さんの焼酎「大自然林」や「水の森」のパッケージの中に入り込んで歩いているよう。
滝からは屋久島の力強さを感じました。
自然の中で荒木社長と語り合うと、話がすっと心に入ってきます。素直になれる空間でした。
その中で最も印象的だったワードが
「衣•食•住•旅」
旅は人間が生きていく上で必須のものであるということ。
旅とは、別にどこかへ旅に行くことだけでなく、「自分自身の中で旅を求めている」ということ。
私も今回、ただ屋久島に来ただけではなく、自身の人生を次のステップに進めるために旅をしに来ていました。
出会った方と話した中で、そして荒木社長と多くの話をした中で、島暮らし、さらに大きくいうと生きていくとはどういうことかを感じることができました。
それは一言で言うなら「社会的意義を持つ」ということ。
仕事に限らず、どのコミュニティにおいても、社会的意義を考え続ける必要があって、それが自身や会社の存在意義になり、それを体現し続けることが旅。
旅する心をずっと持ち続けなければと強く思いました。
荒木社長を始め、ぷかり堂の皆さま、関わってくれた方々にお礼を申し上げます。
貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。
皆さまの暖かさと屋久島の大自然に触れた今回のインターンは私の忘れられない体験となりました。
いつか恩返しします。
屋久島に旅に来た際は、ぜひぷかり堂へ足をお運びください。