本業ドライバーの自分・・・

自分は本業ドライバーと書いておりますが、どちらかといえば本業でありながらも

あまり触れたくはないのが本音のところであります。

といいますのも51歳という年齢ながら現在の会社には、年数もまだ浅く未熟というのもありますが、
自分的には向いていない部類の職種だからというのが本心にあるからだと思います。

21年間、倉庫内の主にリフト作業を中心に淡々とこなしてきた箱型人間（あくまで自分にとってはという意味で）にとって、大小様々なトラックに乗って外から入って来るドライバーさんを見ていると勝手な思い込みで自由さを感じてしまい、

ああなんて自分は閉塞的な空間の中で毎日を過ごしているんだと毎日を悶々と過ごしてきました。

結局は先に書いた記事の出来事をきっかけに転職へと至るわけなのですが、そこに至るまでの心情はこうして重ねられたものだったような気がします。

で、念願のドライバーへの転職へとなったのですが・・・
さまざまな原因というものも先の記事にて触れてはおりますが、実際に思ったのはドライバーという職業は確かにトラックという乗り物に乗り込んでしまえば一応は自由です。

音楽を聞きながら走る（自分は無いです）、タバコを吸いながら走る（自分も自分の横乗りなどでも居りませんでしたが・・）、休憩も取りたいときにコンビニなどに停めて体を休める、ドライブのような遠距離走行、等々、

きちんと目的地に着き、やるべきことをしっかりとやりさえすれば、ある程度の事は自由だと思います。

特に上司や同僚に見られながら仕事をすることもないですし、基本は個人プレーヤーだと思います。

ただし、
すべての責任は自分にあるということを除けばですが・・・

皆さんにとってはそれは当たり前なんじゃないのという方もおられるとは思いますが、
自分にとってはここが一番大事なことでした。

仕事は毎日の配車によってきちんと決められており、時間も自分の裁量とはいえ見えない時間に縛られている感覚を常に持ち、上司の監視の下で仕事をしなくてもよい=良くも悪くも自分で対応をしていかないといけない
のと会社に帰るまでは上司にも頼れない（電話などでの指示は受けるが動くのは全て自分）。
作業だけでなく書類関係もある程度は全て自分。

前の会社であれば、何か困ったり、事故ったり、トラブったり等があったとしても、すぐ近くに上司がいる。同僚もいる。
怒られはすれど、一緒にいれば助けが入る。

そんな会社に21年間も居続けて今更ながら思うことは本当の意味での感謝でした。
そして後悔。

転職をして、外に出てみて、こんなに出来ない自分だったんだ
という今の自分への自己嫌悪の裏返しが、こんな自分が21年間も特に大きな波風もなく、自分のプライドも保たせてくれて、辞める際にも最後の最後まで頑張ってくれて有難うと、
言葉でも金銭面でも返して貰えた事に改めて感謝しきれない思いはこれからも持ち続けて生きていくのだと思います。
もちろん後悔も同じくですが・・・

こんな家庭持ち51歳の未熟な、おっさんが唯一、辞めたことによって得ることが出来たとしたら、
副業とはいえテニスに関わることでお金が貰えていることでしょうか。
もちろん微々たるものですが・・・

ただ、今も倉庫業を続けていれば金銭的にも必要性にも関わるところもなく、相変わらず仲間内でワイワイと趣味の一環として過ごせていたというのは、もう夢物語です。

なので、せっかくバイトコーチとはいえ、子どもとはいえ、コーチ業に携わらせてもらっている身ですので、このnoteにて、どんな事をどんな風にテニスを子どもに教えているのか、
実績のある、本業コーチ目線ではなく、
むしろ、
子どもに教える父親に近い目線で語らせて貰えたらと思ってこれからも書いていきます。

大枠はメインコーチの仕切りの中で動くアシスタントの一人ではありますが、枠の中でのコーチングは任されてやっておりますので・・それとスクール側からの台本があるわけではないのでパクリはなく、ただの球出し要員がテニスを語るなどということは無いので、そこだけは安心をしていただけたらなあとは思います。

あと、キチンとすり合わせだけはしておりますので、いい加減な教え方もしてはいないと思っております。
もちろん見る人にとっては・・・は理解をしております。

本当は此方のテニスをメインで書きたいところではありますが、題にもある通り、どちらも未熟な者ですので、今回はドライバーの方を知っていただける機会をと書いてみました。