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プロコーチの指導を間近に見て・・・

先週の日曜のレッスンになりますが、いつもの大学生の子が成人式にて、
お休みでしたので、
代わりに1枠ではありますが、普段は隣で大人のレッスンを受け持っているヘッドコーチが子どものレッスンに入ることになりました。

ただ間近にとはいえ分担制なので、隣でガッツリと見ることは出来ませんでしたが雰囲気は感じることが出来たのでせっかくなので書いてみました。

因みに自分は51歳・・周りのコーチで常駐コーチが何とか45歳とのことですが、
ヘッドコーチ他、2人のアシスタントコーチを含め3人が20代です。
若いっていいですね。

自分が一番年齢が高く、週一3枠では・・まあ下っ端という感じですね・・・

ただ自分もアシスタントコーチですが、一応、大学生コーチよりは
うんちく年数があるので分割の際には、お任せしますと言われればという感じで勝手にやらさせてもらっています。(自分勝手という意味では無いですよ)

代わりにタイムテーブルを作るのは、いいおっさんには
頭が硬すぎるので、その辺は常駐のコーチや頭が柔軟な大学生をメインとしているみたいです。

それに、こんな、おっさんが爽やかに「こんにちわ・・レッスンを始めます・・まずは・・」なんて全面に出られても困ることでしょう・・

さて、前置きがかなり長くなりましたので、本題のヘッドコーチの登場となりますが、
始まりは別段、常駐コーチと変わることもなく、いつものアップからのスタートです。

唯一違うところは
まずは普通に走る、次にサイドステップでネットからエンドラインまでという大まかな部分はともかく、
エンドラインやサービスラインをジャンプで前後ろ、同じく横跳びで10回跨ぐなどと細かな動きを合間に入れているところはいつもとは違っていた気がします。

確かに走らせっぱなし、サイドステップも長い距離をただひたすら、やるのも子どもには、だらけるきっかけになるので、要所で何か変わった事をすることで単純作業にさせないという意味では的を射ている気はします。

次にヘッドコーチと別れて、自分はボレーとサーブを後ろに仕切りネットを張って、前ではヘッドコーチがストロークを担当となりましたので、ほぼ見る機会も無くなったのですが、もちろん合間にですがチラチラ見ていると
自分も結構やるのですが、

とりあえず大まかな説明をして球出しスタートとなるのですが、違和感・・・まあ全然出来ていないときは一旦止めて、再度、説明をしていました。

で自分もやると偉そうに書いたのですが自分は止めて説明をする際には最初の説明時間ぐらい話してしまうのですが、

ヘッドコーチはポイントを教えて、すぐに再開・・・違和感・・止める、もう少し分かりやすくポイントを伝えて、すぐに再開・・・違和感・・止めるを繰り返しており、なるべくボールを打つ手を休ませない工夫といいますか、手を休ませずにアドバイスを的確にしているのを遠目ながらも感じてはいました。

あれもこれもと教えたくなる親心も大事ですが、子どもって自分でも成長したいんですよね。
それと後ろでおっさんがうるさいと集中力切らしそうですよね。

教える際にはそんな成長心?というものを傷つけないようにスッとアドバイスがピンポイントで出来るのが大事なんだなあ・・・と学んだ気がします。

後、球拾いですね・・・自分たちは一緒(ほとんどコーチ)に拾って、
とにかく時間の確保が習慣化しているのですが、

ヘッドコーチは時間を設けていました・・・それも絶対に拾えないであろう時間設定で・・
で当然タイムオーバーになるので再度、拾って貰うのですが、
次は、「じゃあしょうがないから1人20球ね!」
と譲歩している形なのですが20球全員で拾えばって1人20球も拾うボールも無いんですよね。

こういうところも子どもにしっかりと自分で打ったボールは自分で拾うという自立心を養う為にも、なるべく親心を捨てて、むしろきちんと拾わせる工夫というものが大事なんだと学ぶことが出来ました・・・まあ自分は一緒に拾うんでしょうけど・・

で、次が相手をして貰った子どもにとってはメインだと思うのですが、自分は年少、年中の子のチャンピオンゲームという名のミニラリーを担当、2ポイント取ったら(ミスしたら)交代の球出しとポイント数え担当。

年中のまあまあ上手い子と年長の2人はヘッドコーチ直々のボレスト指導です。
・・・自分は分かっていますから、大丈夫かなあ・・などと片脳で思いながら自分の担当をこなしていると、

何やら熱血指導。
普段はこのチャンピオンゲームかコーチとの打ち合いになると、時間も終盤ということもあり、後はタイムアップまでは淡々とというのが通例となっており、
コーチにとっては、ほぼ終わりの鐘がなっている状態なのに、

普通のレッスンの時よりも大きめな声掛けをしながら熱心に指導をしておりました。

それどころか、レッスンの時には流れるような指導で
あまり子どものペースを乱すことはなかったのですが、今回はここぞという感じで、最終的には側まで寄って行っての手とり足取りの個人レッスンぶりで白熱をしてました。

確かにファミリーコースなので隣の親への営業アピールなのかもということは、まあ・・あるかも知れないですが、
むしろ1対1での打ち合いのこういう場面こそ、個々に指導が出来る大事なポイントなのではないかとは思います。

自分もたまに打ち合いも任されることもありますので、これからはせっかく個人にレッスンが出来る機会でもありますので、
次回からは、あまりにもラリーにならない時には歩み寄って教えていきたいとは思いますが・・アシスタントおっさんコーチなので、それは辞めておきます。



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おさやす
ありがとうございます。 今後とも宜しくお願い致します。