都市経営プロフェッショナルスクール第9期_Dグループゼミ#23(マイプロジェクト3名の発表+番外:群馬視察)
こんばんは。埼玉りそな銀行・ラボたまの野沢です!
遅くなりましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
先日、Dチームのコーチである宮下さんを訪ね、Dチームのメンバーとともに群馬県庁や前橋の街を巡ってきました。弊社でもインキュベーション施設を運営しているため、NETUGENの考え方や工夫、会員同士のつながりを通じて新たなソーシャルビジネスが生まれる仕組みなど、大変多くの学びを得ることができました。また、前橋の街歩きでは、北九州合宿の「街にダイブ」での学びを思い出しながら回りました。あの時と比べて、事前準備の精度や観察のポイント、街への入り込み方など、少しは成長できたのではないかと感じています。
とにかく情報量が多く、非常に刺激的な視察でしたので、皆さんもぜひ群馬・前橋を訪れてみてはいかがでしょうか!
【オンラインゼミ】
都市経営プロフェッショナルスクール9期も修了式まで残り1カ月ちょっと。
今週よりマイプロジェクトの進捗報告がスタートしました。
修了式での発表者の先発というよりは、ゼミメンバーで ”どうしたらもっと進むか” ”どう発表したら伝わりやすいか” ”何か参考情報ないか”など全員で何かサポートできたら!という雰囲気が私のDチームの好きなところです。
発表内容も、「当初よりも面白いプロジェクトへ進化」、「新たな壁にぶつかっても止まらない」「新たな領域へのトライ」など数カ月で大きな変化がありました。一部を以下ご紹介いたします。
【Dグループ オンラインMTG#23】
日時:2025年1月25日 6:00~7:30
場所:ZOOM
参加者:8名
内容:マイプロジェクト3名の発表
〇ピッザニアをイベントから日常へ 公園指定管理への挑戦
・皆さんご存じのキューピー(久保田)さんによる「ピッザニア」プロジェクト。
・オガールは合宿を経て、所属企業の公民連携事業として、公園の指定管理とピッザニアを掛け合わせた事業を計画。
・マイプロジェクトから、会社の判断が求められる事業へと進化。それに伴い、合意形成や自治体への提案・協業がますます重要に。
・やりたいことを詰め込みすぎて疲弊しないこと」「小さなステップを見つけること」「一緒に取り組む仲間を増やしていくこと」といったアドバイスがあった。
〇東京都心ローカルライフの実現
・プロスクのじゃじゃ馬こと植松さんのマイプロジェクト。
・所属先で開発事業に関わる中、地元の人間関係や文化・歴史など、ローカルの価値や魅力を活かしたまちづくりの実現を長期的な目標として活動。
・まずは、自ら街の魅力を知り、それを実際に伝える経験が必要と整理。その一歩として、オガール合宿では「身の丈から始める公共空間活用提案 〜公園民活PJ〜」に取り組を発表し実践していった。
・街にダイブする中で、同じ目線で動く、街を愛するプレイヤーたちとの接点を拡大。その想いや活動を編集する取り組みを実施。
・自身もプレイヤーサイド(小商い)として活動を始めようと、公園でのコーヒー販売を計画するも、区の条例により実現できず。そこで、新たな挑戦として焼き芋に活路を見出す。
・「コンセプトや目的は明確なので、まず何から始めるかを整理するとよい」「ブリュワリーをOEM手法で街単位で展開するのは面白いのでは」といったアドバイスがあった。
〇天草の森林資源を活用した木質バイオマス燃料の活用
・Dグループの大将・御大こと山下さん(山Pさん)の新たな取り組み。
・市営住宅案件は無事に案件化が完了。今後の市営住宅の建て替えにおいて、地元木材の活用を検討する中で、地域資源である森林を活用した林業活性化事業にも取り組む方針。
・地元事業者との意見交換を進めながら、オガールのエコハウスをモデルに、市営住宅版として実現できないか、座組を検討中。
・「森林管理にかかる人件費とCO2削減効果も踏まえて事業計画を検討する必要がある」「世の中の流れ、課題意識と調和している」「地元の温浴施設がうまくいっていないのであれば、新たな切り口として面白いのではないか」「温浴施設は高齢者へのサービスとなって、収益化が難しいところもあるので、トータルで黒字化できたら素晴らしいのでは」などのアドバイスがあった。
次回もマイプロジェクトの発表を続けていきます!残り少ない時間でさらに進化していくDチームに乞うご期待ください!