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チューリップ賞(G2)2025_なかまろ指数

新装開店、阪神競馬場。最初の重賞は1週繰り上がったチューリップ賞。重賞になってから日曜日開催も初めてかな?桜花賞と同コースのチューリップ賞、果たして桜への切符を手にするのは?
あと、レース展開・馬場分析を一緒にしていましたが、馬場分析は上位指数馬分析前、レース展開は上位指数馬分析後にわけます。


馬場分析

土曜日のレースを見る限り、阪神の芝は内前有利が顕著に出ていますね。外枠だと差し馬も若干チャンスはありそうだが、それでも内にいないと話にならない感じで検討します。

なかまろ指数上位順

指数分析

⑦ーーーーーーーー⑤-⑨④-⑭ーーー-⑪ー-⑥-①-②ーー-⑧ー⑬ー-⑩ーーーーーーーーーー③ー⑫

上位人気馬がしっかり上位にきてはいるが突き抜けているのは黒オッズ。楽しみですね。②までの上位9頭と、内枠にいる③まで分析します。

指数上位馬分析

指数1位 ルージュナリッシュ 7番人気 11.8倍

前走春菜賞は、スタートはイマイチで中団~後方の最内を追走、4角まで最内を走り、直線で大外に出して追い出し開始。前有利の馬場ながら3着まで追い込んできた。前々走のひいらぎ賞はスタートはイマイチも押して2番手確保、4角で手が動き始めて前を捉えようとするも、逆に突き放され、後方にいた馬たちに差されて7着となったが勝ちタイムが1.32.4と2歳馬としては破格のタイム、最初の半マイル45.8についていったのが原因か。
それぞれ強い競馬を見せてはいるが、1600はどうか。距離延長で前にはいけそうになるのはプラス評価だが、ひいらぎ賞で垂れたのもあるので少し不安。阪神マイルを知り尽くしている川田Jになるのはプラス評価。数値も突き抜けているので、A評価とする。

指数2位 フェアリーライク 5番人気 8.9倍

前走の未勝利戦は、スタートは五分で中団最内を確保、少し力み気味にポジションをあげ、楽な手ごたえで直線向いて追い出すとグングン後続を突き放して勝利した。前々走の未勝利戦は、スタートはイマイチ中団真ん中を確保、かかり気味に追走し、コーナーは外を追走、直線向いて外から脚を伸ばすものの、坂上で止まってしまって6着だった。
2000ではかかり気味の競馬だったので、前走の距離短縮が効いてよい競馬だった。1800でも力んでいたので1600はもっと走りやすいとみてプラス評価。A評価とする。

指数3位 ビップデイジー 1番人気 3.4倍

阪神JF2着馬。その前走阪神JFは、スタートは少し悪く後方から、楽な手ごたえでまわってきて4角途中で追い出し開始、直線で徐々に外に出して一気に伸びたが、アルマヴェローチェの勢いには屈して2着だった。前々走の紫菊賞は、スタートは五分、そのまま外の中団を追走、坂の下りから外から徐々に上がっていき、直線向いたときに追い出し開始。最後までしっかり伸び、最後は流して勝利。
最後の差し足は本当にいいものを持っている。減点材料はあまり見当たらないが、緑枠のため、馬場の真ん中では取りこぼす可能性は十分に考えられ、また桜花賞出走への賞金も足りるため、そこまででがつがつは来ないと考えられる。A評価とする。

指数4位 ナムラクララ 3番人気 5.7倍

前走の紅梅Sでは、スタートは五分で中団追走、4角で手が動き始め、直線で外に出して一気にギアをあげて、まとめて前を飲み込み勝利。最後は流す余裕もあった。前々走のつわぶき賞は、好スタートをきり、内から2頭目を確保、3各~4角の中間で少し不利がありポジションが下がったが、また直線で伸びてくる。外のルージュラナキラに差されはしたものの2着だった。
スタートもよく、戦ってきたメンバーも低くない。前につけれるのも強み。1600は初。やや不安ではあるが、レースぶりを見る限りは伸びても問題はなさそう。まだ底を見せていない点も評価で、いい枠を引いたのも◎。賞金も微妙なラインのためしっかり入着は取りに来ると予想。A+評価。

指数5位 マイエレメント 2番人気 4.8倍

前走アルテミスSでは、スタートは出遅れて後方からさらにかかり気味で追走、外に出して直線に向き、残り400から一気に追い込みをかけるも前には届かず5着だった。前々走の新馬戦は、スタートは五分に出るも中団追走、抑えきれない感じで前に行き4角では5番手に。残り400で追い出しを開始すると外から最後まで伸びて勝利。
上り32秒台の脚を使えるのは魅力ではあるが、スタートは上手ではない、気性が幼くかかるというのは弱点。4か月休ませて、かかる心配はなくなったと福永調教師のコメントは出ているが、実践では別だと思う。新馬戦・アルテミスSのレベルも疑問で、そのうえ、最悪の大外枠を引いてしまう。福永厩舎というだけで人気もしそうで、高い評価はつけれない。B評価。

指数6位 ウォーターガーベラ 4番人気 8.6倍

前走きさらぎ賞は、いいスタートを切り先団へ、4角で手が動き始め直線に向くもガス欠、飲まれて最下位入線となった。前々走のシンザン記念は、スタートはいまいちで後方から、向こう正面で最内に入れて、4角時点でも後方から。直線で馬群を縫って3着確保した。
前走は先行策でハイペースにも巻き込まれたのと距離が長かったのも影響したか。距離短縮はプラスにはなるが、末脚を活かす競馬をしたいというコメントが出ている。切れる脚は持っていないため、この開幕週の馬場はマイナス。シンザン記念も正直フロック的な感じがするので高評価はできない。C評価よりのB-評価。

指数7位 プリンセッサ 13番人気 117.0倍

今回初芝。前走の1勝クラスでは少し出遅れ気味、向こう正面で先団に取り付いていくも枠もあって終始外を追走、4角で手が動き大外に出て直線、坂の途中で止まってしまい最後方の入線となった。前々走の未勝利戦は、スタートは五分より少し悪目、ただ枠も生かして2番手確保。向こう正面で楽な手ごたえで先頭に立ち、直線に向いても以前楽な手ごたえで後続を引きちぎる一方。8馬身差の勝利となった。
戦ってきているメンバーは、楽な相手で、8馬身差の勝利も過大評価は禁物。さらに芝変わりで、未知数。母は芝の重賞ウィナーでもあるので、一応ヒモには入れておく。B-評価。

指数8位 ザラタン 10番人気 48.5倍

前走の紅梅Sでは、スタートは悪かったもののポジションを少し上げて前へ、終始最内をついて直線で追い上げようとするも、脚色はそこまで目立たず5着まで。前々走のアルテミスSは、大出遅れ、6馬身くらい離れて最後方追走、残り600前から手を動き始めるも馬群に追いつくことが精いっぱい。完全に度外視か。
新馬戦のレベルもそこまで高くなく単純に能力不足感は否めない。さらにスタートも下手ということで、買い要素は最内枠を引いたところだけ。最内の利を生かしても3着以内は厳しいと判断し、C評価とする。

指数9位 クリノメイ 9番人気 23.0倍

前走の阪神JFでは、トラブルがあり外枠発走、スタートも悪く後方から、馬場の真ん中を通って差を詰めようとするも脚色がほかの馬と一緒で後方で入線。度外視OKか。前々走のサフラン賞は、スタートは悪目、中団内を追走、残り600で発進し、残り400で本格的に追い出して外に出して追走、ジリジリ伸びて前の馬をギリギリ捉えて勝利した。
サフラン賞のレースレベルは高く、さらに後ろから行った馬については軒並みその後出世している印象。能力は高い判断はするが、出遅れ気味なスタートはマイナスか。ただいい枠を引いているので、じっとして最後内からスルスルという可能性もあるか。この人気であれば評価は高くしておきたい。A評価で。

人気(赤オッズ)なのに指数が低い馬

なし

その他気になる馬

指数13位 ノクナレア 6番人気 11.4倍

内枠にいる馬なのでピックアップ。前走の白梅賞は、スタートは五分、ややかかり気味に先団に進出、4角で大きく手を動かし始めて徐々に差を詰めようとするも、内前有利の馬場で太刀打ちできず4着そのまま流れ込んでの勝利だった。前々走の新馬戦は、スタートは五分、中団を追走し、楽な手ごたえで4角をまわってき、直線で追い出し開始、前にいる馬を捕まえて2馬身差で勝利。
戦ってきているレースレベルは高くない。スタートもそこまで得意ではない感じで、内枠にいるという点だけは評価。指数も低く、C評価とする。

レース展開分析

逃げたい馬は見当たらないのでスローになるか。ただ、キャリアの浅い馬も多く、またかかる馬も多い。ペース的には特に有利不利はないので、やはり馬場のいい内が走れるか否かにかかってくるのかなと考える。

まとめ

勝負レース度:A

S評価はなし。ただ3番人気から行くのでオッズ妙味は出そう。安定性には欠けるが、妙味的にはしっかり勝負したい。

買い目と結果

こ、これは痛恨、、、。A評価をつけた単勝39.6倍のクリノメイが勝利。クリノメイから買っている世界線があれば、馬連240倍、3連複156倍を取れていた、、、。いや、せめて単勝500円でも抑えていかないといけなかった。
ナムラクララもよさそうな感じだったが、直線向いてからジリジリジリジリ、、、。1600も少し長かった印象か。


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