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Altar Boyzについて語りたすぎるのでつらつらと。

2021年12月18-24日で韓国で上映されてたAltar Boyz。皆さん観ましたか?? 
今はどうしたって韓国に飛べないので🥲オンラインでしか見れないのが残念だったけど、私はもうそれはそれは楽しみました…!(根からのミューオタなので)
きっと「想像してたミュージカルじゃなかった!コンサートだった!」って感想が多いと思うのですが、色々調べると面白いし、あとはただただ感想を誰かと共有したかったのでなんとついにnoteデビューを果たしました笑 

ちなみに近々VODがでるみたいなので……!!
これを読んでもう一回見直したい!と言う方はぜひに!!私ももちろんまた観るよ!!(観るんだ)

前置き長いですね笑笑
ちなみに先に言うと文章書くのとても苦手です…
読みづらいと思うので、それでも読む!と言う方だけどうぞ😌(え)
あ、あとエイブラハム中心に書いてるのでそれだけご了承ください🙇‍♀️笑笑

▶︎作品について

この作品は2005年にオフブロードウェイ(小劇場、日本だと下北沢とか?ちょっと違うかも)で初演、その後韓国や日本などでも度々上演されている作品だそうです。
日本の過去の出演者見ても若手舞台俳優がたくさん出演してるので、多分上演しやすい作品なんだと思う!セットとかほぼいらないし!笑

観た方はわかるかと思いますが、キリスト教が題材なので、特に無宗教な日本人はわかりづらい作品だなと思います。しかもアメリカンジョークがちりばめられていて、ここは笑っていいの???みたいなわかりづらいシーンも多かったのでは……?
ストーリーは気にしないでも充分楽しめると思いますが、深読みオタクとしてはw色々知識持ってから観ると意外な気付きがあってより楽しめる!と思う!!笑
ただあくまで作品の深読みなので、今回の出演者の皆さんがどう思って演じてたかはわからないし、切り離して考えてくださると嬉しいです……笑笑

▶︎キャラクター設定

まず、大事なキャラ設定に触れておきます。
この作品のキーとなるのはAltar Boyzのメンバーそれぞれがマイノリティ(少数派の人達)であること。
マシュー以外はマイノリティである故での発言だったり、歌を歌ったりするので、これを頭に入れておくと理解しやすいです。

  • マシュー(NU’EST ベクホ)
    Altar Boyzのリーダー。(おそらく)マジョリティ(多数派)の象徴。

  • マーク(Golden Child ホンジュチャン)
    ダンスの振り付け担当。マシューの事が好き、同性愛者。

  • ルーク(Golden Child Y)
    車運転担当? 更生施設出身で、頭があまりよくなく、よくマシューが通訳してくれる

  • ホアン(SF9 ユテヤン)
    衣装担当。養護施設?出身。父母を探している

  • エイブラハム(ASTRO ユンサナ)
    歌詞担当。ユダヤ人。(ユダヤ人の説明始めるとちょっとかなり深い話になるので、詳しく気になる人はぐぐってください) 真面目、勤勉家。(これは多分ユダヤ人の一般的イメージ?)

▶︎感想と勝手な考察などなど


曲順に書いていった方がわかりやすいかなと思うので、つらつらと書いてきます!!先に言っておきます!長いです!!!笑

・We are the Altar Boyz

オープニング!自己紹介!で、キャッチーな曲。 登場の瞬間めちゃくちゃテンション上がるから、会場でみたらすごいだろうなあ……🥲笑 
"エイブラハム!"の言い方がなんとも好きでした!(ボキャ貧)

Altar Boyzのコンサートにお客さんが来ていると言う設定で、Altar Boyzの目的は疲れた魂を救うためにワールドツアーを行い、最終地がこのソウルであるという説明があります。
そして今回の目的ははSeoul Sensorの数値を0にすること。

初日こそ客席もはてな?が飛んでそうな感じだったけど、回を重ねるにつれて、メンバーが説明することに、拍手で応えてる感じが今の時代ならでは、生の舞台でいいなあと思いました😌 
そしてなによりSeoul Sensorのハモリが良すぎで毎回やってくれることに感謝🙏でした(?)

・Rhythm In Me

ぷっちゃばの手うねうねする振り入ってたのこの曲かな??
一人だけテイスト違くて(いい意味で)さすがにダンス上手すぎてたまげてた……(贔屓目すぎるもちろん皆さん素敵でした)
・Church Rulez

この曲振り付け可愛かったですよね!!
かっこいい曲も可愛い曲もなんでもできるなんて天才すぎる……とひたすらに拝んでました(痛い)

この後「Altar Boyzの誕生」のシーンがあります。
ここの場面はそれぞれの視点から出会いを描いてます。最初に書いたキャラクターの設定はここでかなり説明してましたね!(一瞬すぎて理解する時間もなかなかなかったけども)
細かい話をすると、キリスト教の福音書をモチーフ?にしてるみたいです。福音書は多分ヨハネとかマタイとかお弟子さん達それぞれの視点から見たキリストって事で、それぞれのキャラによって見え方が異なるよ!みたいなことだと思っているけどらキリスト教詳しくないので違ったらすいません…笑

10年前の設定なのでエイブ何歳の設定なんだろう?とりあえずチェックシャツ着て可愛かった……!
ていうか歌詞書いてる時めちゃくちゃよくなかったですか!???笑
最後の歌詞はインスピレーションを得たときに、と言っていましたが、これが最後に繋がってきますよね。

突然神様の声がして、サングラスし始めた時はビッグダディかと思いました!!(?)笑 

ちなみにここの神様の声はウニョクさんでしたね!たしか!!笑

・The Calling

でたーーーー!謎ゴスペルソング!!笑

神様に電話して、とかメールもSMSも送ったとか何言ってるの?笑っていいの?ってなったと思います。私も同じく思いました。
………笑っていいんです!!!(多分ね) 
現代は神様に連絡する方法が色々あるよね、っていうアメリカンジョーク的なやつかと。

今回の演出全体的になんですけど、わざわざ笑いとりにいかずにさらりと進んでいく感じだったので(あまり笑わせたら行けない状況ということもあるのかも)特に???となりやすかったかなあと思います。現場にいたらもう少し違ったかもしれないけど……。

前述の説明の福音書とかけてゴスペル(ゴスペルは福音書の意味があるらしい)調になったのかなあ?と個人的には思ってます。

……とまあそんな細かい事は置いておいて、ユンサナのゴスペルめちゃめちゃに良かったですよね!???
音の動かし方うますぎたし、最後の高めの音も伸びてたし、え、ミュージカル行けるじゃん!ってここで確信しましたね。(どなた?) 
あと歌い終わった後真顔に戻る感じ可愛すぎたんだけど、オンラインだとアングル変わってしまって、見れなくて残念だった……。チッケム欲しすぎた………。
・The Miracle Song

聖書に書いてあるキリストが起こした奇跡が歌詞になっています。

この時エイブラハムが最初ボイパしててめちゃくちゃテンション上がったけどさすがにあれは録音ですよね………そのあと瞬間でマイクをこそっと置く所が好きポイントだったんですけど共感してくれる人いませんか???(いない)
願わくばラップ歌ってほしかったですね………笑
・Everybody fits
きましたーーー!!エイブラハムメイン曲!!!
みんな違って、みんないい的なおうたです。笑
ここ過去の演出だと羊のパペット持ちながら歌う可愛い歌らしいのだけど、今回は割とカッコいい振り付けがついていましたね。
いまのサナにはこっちの方が合っている気がして、この演出でよかった😌(もちろんかわいいエイブも見たかったけど…笑)

エイブはユダヤ人です(ユダヤはユダヤ教があるので本来はキリスト教に入れない?はず)
5人の中で特に異端者だからこそ、エイブが人と違ったっていいんだよ、と歌っていることに泣けてきます🥲

そして何よりFamilyの言い方好きすぎて何回でも繰り返し歌って欲しかった………笑 
ユンサナオンマアッパ聞いて感動しただろうなあ……(は)



고백 시간(告白の時間)は毎回3つの相談のお便り?を読んでいましたが、1つは毎回Altar Boyzメンバーの告白?で1つはお客さん、あとの1つは毎回同じ内容でしたよね??笑 
まだ付き合って15日なのですが、彼女と旅行に行っていいでしょうか?というお悩みww 
なんで毎回あれだったんだろう……笑笑

・SOMETHING ABOUT YOU

マシューメインソング。ちょっとここに書くのもあれなので気になる人はググってみてください。
(説明放棄)普通にいい曲だなと思って聞いてた笑
・Body,Mind &Soul

ルークメイン曲。

念のためルークについて補足すると、ルークって説明上手くできなくてどもって、その度にマシューが説明し直してたとおもうんですけど、あれはああいう設定です! なんせ私が最初あれ??って思って見てしまってたので🥺笑笑 

33はキリストが生きた年数とされており、Altar Boyzのコンサートでは33という数字が出るたびに踊ることになってるみたいなんですがなんで?笑
わかる方教えてくださいw

今日はホアンの誕生日。
Altar Boyzのメンバーからはお父さんお母さんの居場所の捜索結果をプレゼントしますが、実はもうこの世にはいない事実を知ります。

・La vida Enternal

信じることを忘れてはいけないと自分に言い聞かせて歌い始めるも、途中からつらすぎて歌えなくなるホアンの代わりに歌詞を書いたエイブが歌います。

もうここが1番の見どころでは???というくらい私が1番好きなシーンでした!共感の嵐だと思ってるよ!!(??)
あの顔を上げた時の表情!! 
舞台上での表情ほんとに良すぎて、ほんとうにリアルに見れない事が悔やまれる瞬間でした……。

ラテン調なのもまたいいけど、あそこはジャニーズぽいと誰かが呟いていて、確かに……となりました。笑
・Epiphany

マークメイン曲。僕はカトリックだと告白しています。
マーク大熱唱してるし感動曲かと思ったら、アメリカではずっこけるシーンらしい!え、意味わかりますか?私は全然わからなかった!笑

誰しもここで告白するのは同性愛者であることかと思いきや、まさかのここにいる全員が知っているカトリックである告白だったという……。
キリスト教はプロテスタント(マジョリティ)とカトリック(マイノリティ)があって、マイノリティである→同性愛者ということを暗に示しているのではということらしい、、。
え、もうこれは予備知識ないとまったくわからない。笑 

とりあえずマークの歌声が伸びやかで素敵だからそれでいいね!!って感じでした。笑 そして演技も上手だった!難しい役だったと思うけど素晴らしかったです。
・Number 918

魂探知機がまだ4を示していた事で、今まで歌ったことのないという、讃美歌918番を歌います(918の数字の意味わかりませんでした……どなたか知っていたら教えてください)

ここ毎回バンドの方との絡みでちょっと面白かった。笑 
キーボードかな?の方がホアンにいいから早く弾いて!!みたいに言われて驚いてるの可愛かった笑

あと衣装がハリポタのディメンターみたいなの着ててなんか良かった、し、"tonight"の振りつい真似したくなっちゃう。(細かすぎて伝わらない)
・I belive

結局残り4の魂はエイブラハムを除く4人のメンバーだったことがわかります。理由はソロ活動契約。一方エイブも好条件でソロ活動の話が来たにも関わらず断ったと話します。ユダヤ人であるエイブは自分がなぜalterboyzに入ったか、ずっと分からずに、でも後悔した事は一度もないと話します。「集まった星ほど明るい星はない。そして今が試されているんだ。」と言ってエイブが歌いはじめます。
今日この出会いは運命、君と一緒ならなんでもできるんだとみんなで歌っているのは感動的ですよね……🥲✨

この時エイブは紙をポケットから出してキーボードの方に渡しますが、おそらくこれが10年前に書いた歌詞ですよね。

この曲終わりで作品が終わるので、え、この後どうなったの?と気になったまま終わってしまいましたが(笑)まああとはこちら側に委ねられているということで。笑 


はああ、、
なんやかんや5000文字近く書いてしまいました笑

キリスト教に全然詳しくないし、ない頭で調べたりして書いてるので、ここはこうだよ!みたいなのあったら教えてくださいすぐに補足します🥺笑
そして語りたい人いつでもウェルカム!!笑

とにかく、初のミュージカルがこの作品で私的にはとても嬉しかったです😌 
これでまた出たい思ってミュージカルに挑戦してくれたら嬉しいなあと勝手に思ってます✨



せっかくnote作ったし、みょんさんのミュージカルも書こうかなと思うけど、あんまり自信ないのでwもし読んでみたい!と言う人いたら考えます、、笑

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