【WS】るろうに剣心のタイカプについて
皆さんこんにちは。
Mizusaki Yukihiroです。
今回は「るろうに剣心」のタイトルカップで優勝しましたので、その時に使用したデッキの解説をしていきます。
るろ剣のタイカプで盾を目指している人の少しでも助力になればと思い書きました。
経緯
今期のタイカプがで特に欲しいものがありませんでした。
その中で、一番自分が優勝できそうなタイトルを探した時に、消去法で選ばれたのがるろうに剣心でした。
デッキが特段強いわけではなく、疑似リフ拳で面を返しながら弱い山をケアしやすいのが自分に合っていました。
シャニ、ミラウォ、ウマで優勝してる人素直にすごいと思います。
想定されるデッキタイプ
当初は、ネオスの使用者を考慮して8扉>8枝>その他の順番で使用者が多いと予想しました。最初は認識上あってるような感じでしたが(最初の横の卓を見て判断)、次第に8枝>8扉>その他になっていったイメージです。
自分の考えている各デッキのメリット・デメリットを簡単に書いていきます。
8扉
特徴
1連動の5ルックで山を高速回転させながらリソースを作り、3レベルで貯めたリソースを使い詰めていきます。
・メリット
①0レベルのシステムキャラが豊富なので、レベル0での事故発生率が低く、序盤から再現性のある試合が望めます。
②「不殺の信念 緋村剣心」のCXの連打力に加え、「桜舞い散る愛おしき日常 緋村剣心」による2ルックのドラ乗せにより、既存の8扉にはない高打点で試合を展開していく事が可能です。
③キャンセルにより山のCXが少なくなった場合でも、1連動による山掘り性能により、上振れが次の上振れの期待値を上げることができます。
④「神速の抜刀術 緋村剣心」採用型の場合に限りますが、最大火力が9パンとロングレンジからゲームを畳みかけていくことができます。筆者は仙台のタイカプで2-2から全部で16点入って負けました。1-5からでも負けてるのやばすぎ。
・デメリット
①キャラのパワーが低いです。
8枝、8電源に対してはレベル1の段階で3面を割ることができず、相手は連動を使わずにリソースが増えていきます。また、返しにキャラが帰ってくることはないため、盤面でアドバンテージを得ることは難しいです。
②「不殺の信念 緋村剣心」の効果の関係上、リフレッシュ時にCXを8枚にした状態で迎えられません。また、山を1枚残しでターンを終わる可能性が高いため、想定よりも打点が貫通してしまうことが多くあります。
③リソースを貯める行為が、山を掘る行為にもなってしまうため、ダメージが通ってしまうと、山を掘りたくないのに山を掘る行為をしなければならないという悪循環が発生します。
④1レベのキャラが効果のせいで処理に時間がかかります。そのため、キャンセルが多い試合は時間切れによる負けの可能性が出てきます。ミラーは特に時間との勝負になります。
・総評
最序盤の再現性は高く、運がよかった時のパフォーマンスはタイトルの中で一番高いです。ただ、面取り性能が低いため相手に強い山を作らせやすく、ダメージが通った時のリカバリーが効きにくいのが難点です。
8枝
特徴
0連動で山のブレイク兼、リソースの確保を行い、2レベの弥彦で早いゲーム展開を作っていきます。
・メリット
①1レベの段階で2種類の連動が打てるため、CXに序盤に多く引いた場合でも引いたCXを有効に使用できます。大きな不利展開が発生しづらいです。
②0レベルの「内に秘めた正義感 明神弥彦」と「強くなるために 明神弥彦」により最序盤からリソースを作ることができます。序盤のアドバンテージがうまく作れれば、2週目以降に強い山を作ることができ、扉の詰めに対しても耐性があります。
③ほぼ全てのカードが2レベル時点で使える関係上、手札で腐るカードが少ないです。また、中盤以降不要になるカードも「人を導く 神谷 薫」、「麗しき女医 高荷 恵」、「“神谷活心流”門下生 明神弥彦」のコストになることで、序盤の役目を終えたカードが無駄になることはありません。なので、手札の質が他デッキに比べて高く、中盤以降はある程度何を引いても何とかなるようになっています。。
④1レベにドラ持ちキャラが多く、CXアイコンが非ドラなのにダメージが伸びやすいです。また、「人を導く 神谷 薫」がドラ持ちなので、CXのトリガーで回収できます。枝構成でCXの連動キャラがドラ持ちなのは、それだけで強みになります。
⑤「人を導く 神谷 薫」+「弱き者を助け強き者を挫く 明神弥彦」+CXで13500出るため、電源対面でも面の取り合いができ、ダメージレースでも有利が取りやすいです。
⑥面が帰れば、そのままアタックしストックを積み上げ、面が帰らなければ「強くなるために 明神弥彦」、「弱き者を助け強き者を挫く 明神弥彦」で次のターンにリソースを稼ぐORダメージを刻む動きができるため、状況に応じた臨機応変な対応が可能です。
⑦CXの構成が8枝になっている仕様上、面取り+手札が7枚の状態になった場合でも、CXのトリガーが無駄になりません。光景がタイトルにないため、純粋に圧縮すればするほど有利になります。
・デメリット
①ロングレンジの詰めがありません。3-0から2ターンで詰めるイメージ前提でプレイングをする必要があります。また、相手にチャンプアタックで面を空けられると、お祈りアタックになります。
②0、2連動が通りづらい「人助けの終わりに 緋村剣心」、「不殺して守りきる 緋村剣心」に弱いです。ただ、弱いと言っても「弱き者を助け強き者を挫く 明神弥彦」が割られることはないので特別不利になるということではありません。
・総評
強ぇ。メリット多いのに、デメリットがほとんどありません。扉に対しては面取り圧縮が可能で、電源対面に対しては、バウンスからの枝連動による面取りで一瞬で返せるため詰みパターンがありません。現時点のタイカプで一番優勝者が多いのも納得です。
8電源(その他枠)
特徴
面取ってキャンセルして申し訳程度の詰めで勝ちます。
・メリット
①扉、枝連動に刺さる「不殺して守りきる 緋村剣心」が入れられるのが最大の利点です。扉、枝は1コスのキャラが2レベルにならないと置けないため、1ターン目に着地できれば、2~3枚のアドを単体で稼げます。
②「突然の宣戦布告 神谷 薫」はCX連動でソウル上昇を振れ、「不殺して守りきる 緋村剣心」はドラ持ちなので、序盤のパンチが少なくてもソウルが伸びやすいです。
・デメリット
①平パン以外詰めがないので、3キャンループには何もできません。
②後列でヒールできるカードがなく、イベントでダメージを無効にできますが、リソースを伸ばすカードがないため、山が強くなりにくく耐久はあまりできません。
③凸凹コンビ 相楽左之助&明神弥彦」2枚で面除去ループが無理やり面をこじ開けられたり、「麗しき女医 高荷 恵」と「この穏やかな日々をいつまでも 緋村剣心」で結構簡単に面が返されるため、強い面の形成があまりできません。
・総評
詰めがなく、面が強固でない点で8電源を組む理由はないです。メリットよりデメリットの方が多いってどういうことだ。革命を起こすなら考え方を変える必要がありそうです。
以降は、有料になります。
内容は最初に作ったデッキ~優勝までの試行錯誤の過程と優勝時に感じた反省について記載します。
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