サポート機能についてと、、、

皆さんお元気ですか?

早速”サポート”機能があることを知らず「note」を初めていました。

何人かの方から”サポート”して頂き、何か悪いことをしているような?自ら詐欺的な匂いを察知し、すぐその機能を止め、返金の仕方などを探すために詳しそうな友人に連絡すると、

「今までの人のサポートは受け、これからはサポートできなくしたんすね?今までの方にも、これからサポートしたい人にもあまり感じよくないので、取り敢えず戻しましょう」

なるほど、、、

何故か舞台以外で金銭を頂くこと、特にこの状況下でネット上の見えない方々から「ご支援」を頂くことに抵抗を感じる。。

作品至上主義を貫いてる劇団出身だからなのか、日本人らしい「金じゃねえ」的な考えなのか、、、

考えてみると、自分だけではなく周りにもその兆候はあり・・・

一応、、大前提として我々は演劇を「生業」としていて、これで飯を食ってます。

間違っても我々は「霞」などを食べて生きているわけではない。。

その我々が、わりと先陣切って仕事をなくしたコロナ禍であっても、舞台意外の方法での有料コンテンツや、直接のご支援を頂くことに気が引けている雰囲気がある。。

最近は少しずつ有料コンテンツは増えてはきましたが。。

やはり、どこかで芸術は崇高で美しく、夢を売り、お金ではないところにいる世界と思われてて、

俳優側も施しを受けない人や、企業などではない個人的な関係(パトロンや谷町と呼ばれる人)によっての支援は少しグレーなイメージがあり、公に募る人を俺はまだ知らない。。

クラウドファンディングでもしない限りは、おそらく公にはしないであろう、直接の金銭的支援。。

真っ白でpricelessな世界、、、って世間には伝わってる感もあるし、こちら側にもそう思ってる人が少なからず居る。。

志や、意識の高さ、もすごく大事だ。

しかし、我々は今この状況下で、「自己責任」や、「夢を追った結果」とも言われる職業となった。

これはショックな事だが、今の日本の世論の一つなんだろうし、我々もそう認識させるような行動や言動があったのだと思う。

「金を選ぶな芸術を選べ!!」

「売れる芝居じゃなく、良い芝居をするんだ!!」

「選ばれし者だけができるのだから、もらえるだけ有難いと思いなさい!」

そう言われてきた。

意味はわかる。。

そうありたいとも思ってる。。。

しかし、その「芸術家たれ!!」みたいなことが我々の仕事を、仕事ではなく「奇跡の夢」にしているような。。。

我々の仕事は本来かなり現実的で、職人的なのです。アスリートの如くこつこつトレーニングし、それに自ら投資して自らを高めてゆく。

間違っても、何も積み上げてない人が、宝くじがたまたま当たるかのように選ばれることもないし、あったとしても、その後ずーっと続けられる奇跡は起きない感じです。今のところ、、、

もちろん「選ばれし者」がやる仕事なんだろう。。それはそうだ。

でも、今の舞台界は「選ばれし者」でも仕事がない状態。有ったとしてもイレギュラーな形で「再開」の願いが込められたものか、第二波が現実になれば無くなるものかだ。

他の職業と同じく、みんなこの先に不安を感じている。。

そしてもっと先に、若い能力ある俳優が選ばれし者となった時、安心して自分のパフォーマンスに励めるような、そんな場所は無くなってるのかもしれない。。

そうならぬようこの状況でも、この場所をさらにより良き場所にしてゆくよう「変化」していかなければならないのだろう。。

そのためには、まず個人が意見を言える状況にいなければならないし、どんな状況でも、問題を普通に本音で話せるようにならなければ、、、

己にも関わる問題について黙ってることは、反勢力に加担してるのと同じだと思う。

触らぬ神も、放置しすぎると祟ると思う。。

と思うこの頃です。

少し熱くなりましたが、、、

そして、もう一つ!このタイミングでnoteを始めたのは、この状況の中、今後何か響き合う人達と出会い、共に新しいコトを共有していきたいな〜と思ったからです。

それは、演劇界だけでなく幅広く多彩な方面へ、、

その窓口になることを期待し、noteのサポート機能は残して、今自分が行ってるプロジェクト(動画サイトArtist Company響人《ひびきびと》 )の資金とさせて頂き、サポートして頂いた方々には、報告をして行こうと思います。

己らしからぬ、重い腰を上げての「変化」です。

最後に、、、

この先しばらくは、興行や、その関係者にとっても不安定で耐え難い日々が続くだろうと思います。

我々も変化を強いられ、変化をしてゆかなければならない。。

その変化を楽しめるようになれたら良いな〜と思ってます。

お客さんも本当に大変な状況だとは思いますが、我々と共に変化を楽しみ、良き時代となるよう互いに繋がっていきましょう。

てことで、また!!

















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