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39歳×開腹×子宮全摘した話 ⑥入院1日目|手術前日
39歳独身OLが子宮筋腫で開腹手術により子宮全摘した記録を記事にしています。
今回は、入院1日目(手術前日)のお話です。事前の通院で手術説明や麻酔科医とのお話は済んでいるので、そんなにやることはありませんでした。
歯科へ
入院前に口腔ケアをしてもらいました。術後も口腔ケアするらしく、術後2日目に予約を入れてもらいました。
術後2日でこの外来病棟まで来られるほど回復しているものなのでしょうか?
念願の個室ゲット
病室までは母親が付き添ってくれました。
希望が通って個室になりました。
広々と明るい部屋で、気分が少し上がりました。このとき初めて知ったのですが、産婦人科病棟は最近改装したばかりだそうで、病院全体は古いのにこの病棟だけピカピカでした。
直感でこの病院を選んで、本当に正解でした。
母親が、窓から見える景色がきれいだと言っていました。
個室を利用した感想については、別の記事に書いています。
レンタルサービス窓口と売店へ
レンタルサービスは事前に申し込み手続きをしてあったので、病室番号を伝えて、パジャマとタオル、そして日用品セットを受け取りました。
売店で、病院から指定された婦人科手術セットと、水2本とお茶1本を買いました。この病院は病棟にウォーターサーバーや自販機がなく、飲み物は自分で調達しておく必要がありました。
下剤の服用
いよいよ下剤の服用です。
スポーツドリンクを濃くしたようなドロっとした液体で、量は小さな紙コップの1/5くらいでした。こんなに少量で大丈夫なのか心配でしたが、効き目はバッチリでした。
個室は部屋にトイレがあり、気を遣わずに自由にトイレに入れました。
下剤と食後の腸の活動により、この日は午後と夜の計2回排便しました。
昼食|最初の病院食
病院食、色々言われていますが、美味しかったです。(人様に作ってもらった食事はなんでも美味しい。)
シャワー
明日からしばらくシャワーができないので、手術前日にシャワーに入らせてもらいました。
シャワー後からパジャマで過ごしました。昼間からパジャマで過ごすとすっかり病人気分です。
いろんな人が来て説明してくれる
①主治医
夕方に主治医が回診に来ました。
手術の部位を確認し、開腹する部分にテープを貼っていきました。テープには手術名が書いてありました。間違えないようにするためだそうです。
思っていたよりお腹の下の方でした。(もっとおへその近くだと思っていました。)
主治医と一緒に、若い医師も来ましたが、一言もしゃべりませんでした。この先生は手術の助手なのかなと思いました。
②オペナース
手術を担当するオペナースが来て、手術の流れを説明してくれました。
イメージしやすいように、手術室の写真を見ながら説明してくださったので、手術当日は「あ、写真でみたやつだ。(進研ゼミ風)」という感じでした。
BGMも希望できるそうでしたが、どうせ麻酔が入ったら記憶がなくなるので、特に希望なしと伝えました。(当日はオルゴールの音楽でした。子どものころに大学病院で手術したときはミスチルとかglobeとかだった記憶。)
③床ずれ防止専門ナース
手術後は寝たきりの時間が続くので床ずれになりやすく、可能な限りベッドの上で足を動かしたりするようにと指導がありました。
手術翌日も様子を見に来てくれました。
看護師の中でもいろんな分業がされているんですね。
夕食|手術前最後の晩餐
明日の9時から手術なので、今日の21時以降は絶食、明日の7時以降は絶飲です。
絶食前の貴重な食事なので、大事に食べました。
手術前はゆっくり休めるようにと、眠剤が処方されました。人生初の眠剤、どのくらい効くのかワクワク。
ゆっくり過ごす
もうやることもないので、持ってきた本を読んで過ごしました。読みかけのミステリーだったので、続きが気になって一気に読みました。手術への不安が紛れて丁度よかったです。
就寝
21時消灯です。眠剤が効いて、消灯時間に眠ることができました。
いつもと違う環境だとなかなか寝付けず、浅い眠りしかできないのですが、眠剤のおかげですっと入眠し、途中目が覚めることもなくぐっすり眠れました。眠剤・・・すごい。処方してくれた主治医に感謝です。
次は、「入院2日目|手術当日」