39歳×開腹×子宮全摘した話 ⑭退院後1週間の様子
39歳独身OLが子宮筋腫で開腹手術により子宮全摘した記録を記事にしています。
退院後再診までの1週間の記録です。
自宅療養
仕事は入院を含めて31日間お休みを申請していました。(結果的には、短縮して29日目で復帰しています。)
独身なので自分のためだけの時間です。といっても、自由に遊び回れる体ではなく、自宅で過ごしました。
規則正しい生活
病院では、21時消灯、6時起床だったため、そのリズムが体に染みこんでいて、退院してからも無意識に早寝早起きができました。
日中はできるだけ横にならずに過ごすようにして、仕事復帰後の生活スタイルに標準を合わせるよう心がけました。
痛みはほぼなく、予想以上に動ける
動くとお腹の違和感はありますが、家の中で過ごす程度には支障は感じませんでした。処方された鎮痛剤は、一度も服用しませんでした。
他の方のブログなどでは、退院後痛みがあって動けない人もいるようなので、これは人それぞれなのだと思います。
お腹の傷
開腹した10cmくらいの傷口は、手術後からずっと透明のテープが貼ってあります。退院後の再診のときに茶色のテープに貼り替えてもらえるそうです。ドレーンの管の跡も透明のテープが貼ったままで、まだ傷が残っています。
透明テープから透けて見える開腹跡は、赤黒く痛々しいです。子宮を摘出したのでお腹はへこんでいますが、傷口の周りはまだ腫れたままです。
ズボンの上げ下ろしのときに傷口にゴムが当たったり、カバンがお腹に当たったりすると痛いです。何かとお腹をかばいながら生活していました。
体力回復のためのリハビリ
痛みはほぼありませんが、退院後10日間くらいは、外出すると貧血気味になったり、お腹に疲れが出たり、眠くなったりしました。まだまだ体力は回復していません。このままでは仕事に復帰できないと思い、体力をつけるため、無理のない範囲で体を動かすようにしていました。
毎朝の掃除機がけとスーパーへの買い物(車)は丁度良いリハビリになりました。掃除機は、いつも時間がなくて適当にかけていたので、自宅療養中は隅々まで丁寧にしていました。
退院後2日目から10日目までの主な動きはこんな感じです。
2日目 部屋の不要品の処分。
テレワークで職場に退院報告など。
3日目 歩いて近所の銀行へ。久しぶりに病院以外の人と会話して疲れた。
4日目 テレワーク
5日目 バスで図書館へ行き、1時間ほど過ごす
6日目 コンビニまで散歩
7日目 車で墓参り、コンビニまで散歩
8日目 少し遠くまで散歩(1時間半)
9日目 バスで街中へ行き、2時間ほどウィンドウショッピング
10日目 バスで病院へ。退院後再診。
歩くときは体力不足からか、体がふわふわして不安がありましたが、体を動かしたい欲求が出てきて、やや無理してでも歩いていました。
1時間以上外出したときは、帰りはお腹が痛くなって、早く歩けませんでした。
お散歩リハビリを続けたおかげか、10日目の病院受診の頃からは出歩くことの不安はなく、足取りもしっかりしてきました。
食事
退院説明では、食事の制限は一切なしで、好きな物を楽しく食べることが一番だと言われました。しかし、食事の後、消化器官が動くときにお腹が痛くなることが多く、消化にやさしいもの以外は食べる気になりませんでした。「食事制限なし」というのは、大人であれば自分の体調で何が食べられるのか判断できるだろうし、その範囲内で食べてという意味だと受け止めました。
食事量も少なめで満足でした。あまりたくさん食べられませんでした。食べるときも、よく噛んで時間をかけて食べていました。
貧血にならないように、鉄分を補給できるジュースやレバーなどは積極的に摂っていました。
排便
入院中も便秘に悩まされていましたが、退院後もすっきりしませんでした。入院中に処方されたマグミットの余りを服用していました。
一日の終わりは疲れがお腹に出る
夜にシャワーを浴びた後は、日中の疲れがドッと出て、その疲れがお腹にくるのか、傷のまわりがピリピリしてくるような感じがありました。腰痛もありました。
21時頃には、テレビを見ていても猛烈な眠気が襲ってきて、早めに就寝していました。
寝付きは良いが、夜中に目が覚める
ベッドに入ると、すぐに眠ってしまうのですが、お腹の傷をかばいながらの体勢なので、しばらくすると途中で目が覚めることも多かったです。寝返りが無意識にうてず、よっこらしょ、という感じで体勢を変えていました。
次は「退院後の再診」