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39歳×開腹×子宮全摘した話 ③紹介先の病院へ

39歳独身OLが子宮筋腫で開腹手術により子宮全摘した記録を記事にしています。

今回は、紹介状を持って大きな病院に行った話です。直感で選んだ病院、果たしてどんな先生に巡り会えるのか?


いざ、紹介先の病院へ

院内はたくさん患者さんがいるし、ときおりストレッチャーで運ばれる患者さんも見かけました。エライところに来てしまいました。

紹介状があるといっても初診なので、その日の予約患者の診察がすべて終わるまで待ちました。
診察を待つ時間が、いちばん不安で緊張していました。

大きくなるまで子宮筋腫を放置していたことを怒られないだろうか、いきなり内診で処置とかされたら(そんなわけない)どうしよう・・・と、嫌な妄想ばかりしていました。緊張しすぎて30分ごとにトイレに行っていました。

主治医との初対面

ベテランの男性医師が主治医となりました。明るい雰囲気で話しやすそうです。

ちなみに、婦人科は女性医師に診てもらいたいという方もいると思いますが、私は男性医師の方が割り切って話せるので好きです。

私からこれまでの経緯をお話し、「子宮を全摘したい。腹腔鏡手術ができるかどうか相談したい。」と言うと、「いきなり全摘と決めるのではなく、残す方法も考えないと。」と言ってくださいました。

その後内診して、紹介元の病院で撮ったMRI画像も見てくださいました。「筋腫がかなり大きい。とても辛いでしょう。」と言われました。全然怒られませんでした。良かったです。
結果的に、子宮全摘となりました。
卵巣は腫れていないなので卵巣は残し、子宮と卵管を摘出することになりました。ホルモンは卵巣から出ているので、卵巣を残せば体調に影響はないそうです。

手術方法は開腹で

しかし、肝心の手術方法は、「開腹になります。」と言われました。

「え、開腹・・・ですか?腹腔鏡は無理ですか?」と聞いたところ、「うん、だって骨盤に子宮がポコっとはまってるもん。」とのこと。

主治医は「下腹を、こう、7cmくらいかな、横に切って~」と、自分のお腹を切る仕草をしながら、カジュアルに話を続けます。話ぶりから、そんな大げさなことでもないのかと思い、腹をくくりました(開腹だけに)。

主治医いわく、横切りだと傷跡がお腹のシワと同化して目立ちにくいらしいです。ほほう。・・・ってお腹のシワがあること前提なんですね。

「で、手術いつにする?予約入れよっか。」と、旅行の計画でも立てるような感じで聞かれました。職場と相談したいと伝え、次回の診察で決めることにしました。
ちなみに、入院は1週間、そのあと自宅療養が1週間~。緊急性がある状態でもないので、私の都合に合わせて手術時期を決めましょうと言ってくださいました。

主治医は、話しやすい雰囲気で、コミュニケーションを取りながら患者と向き合う姿勢が嬉しかったです。病気と関係ない話で盛り上がったりして、初対面とは思えない雰囲気でした。こんなにおしゃべりがお好きな(?)医師と出会ったのは、はじめてです。
帰り道、母親にLINEで「めっちゃしゃべるけどなんか良い先生っぽい。」と伝えました。

直感で選んだ病院は大正解でした。

次回、「入院までの通院」

#子宮筋腫 #子宮全摘 #開腹 #アラフォー

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