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海外生活、駐在妻のメンタルを削ってくるしんどい瞬間3選
みなさま、おはこんばんにちは。
今日はちょっとこれまでの日常つらつら系noteから趣向を変えて、はじめての海外生活で「自己肯定感ダウン…」な瞬間を紹介してみたいと思います。このnoteには特にまだ確固たるコンセプトがないので、まあ、自由にやっていきましょう。
買い物で失敗が増える
駐在妻にとって昼間の大仕事といえば(?)、買い物。
ネットで買ったり日系スーパーで日本の食品を買ったり、さまざまな手段がありますが、現状私の基本は現地のスーパーで現地の商品を購入すること。郷に入っては郷に従えということで、日々試行錯誤しているのです。しかしこれがなかなか上手くいかないんだな。
たとえば先日、食洗機用の洗剤をスーパーに買いにいきました。食洗機用の洗剤は高いので、普段使っているものより安いものを見つけ、これにすれば節約になるかな〜なんて思って買ってみたら大失敗。洗った後の食器に強い匂いが残ってしまって、これはちょっと使えないな…というものでした。こういうことはたまに起こるくらいならいいんですが、お野菜、果物、ドレッシング…いろいろな商品で失敗しました。たびたび起こると「私買い物の才能(?)ないのかな…」なんて自己肯定感を下げてきます。
しかし、挑戦あるのみ。七転び八起き。失敗は成功のもと。
「傷を知恵に変えなさい」
「失敗は成功の味を引き立てる調味料である」
「失敗したことのない人間というのは、挑戦をしたことのない人間である」
…失敗に関する名言は山ほどありそうですな。これ印刷して冷蔵庫に貼っておこうかな(あれなんの話?)
料理がなんか上手くいかない
現地の食材を使って料理をしていると、日本で作り慣れたものや、簡単なもの(簡単そうに見えるだけ…)でも、なんか違う…となります。私はもともと料理を全然してなかったのでまずはそこからって感じなのですが、微妙なものが出来上がることもしばしば。「私は料理もできないの?あ゛〜〜〜〜、なんでえ゛〜〜〜」と自信をなくしていきます。
そこで解決策として最近実行しているのは「あれこれ手を出さず、鉄板レシピを増やしていく」「現地のレシピ(英語で書かれたもの、洋風なもの)は現地の食材で作る」「日本のレシピは、なるべく日系食材を揃えて作る(食材や調味料を無理やり代用しない)」などです。みなさん、海外生活での毎日のごはん、どうしているんでしょう。これも修行あるのみですかね。ああ、大戸屋が恋しい。
夫からの「今日何してたの?」
駐在妻は慣れない土地で、あっという間に、またはやっとの思いで一日を終えます。私は毎日夫の会社に車で迎えに行くのですが、そのとき夫からは「今日何してたの?」なんて聞かれます。この時なぜか心の奥がズキっとします。もちろん夫にこれといって意図があるわけではありません。単に今日何をしていたか聞きたいだけなのに、こう聞こえてしまうことがあるのは私だけでしょうか。
「今日は何か生産的なことをしたの?」
「何もしないでダラダラしてない?」
「英語の勉強や、その他将来のためになる何かをしていた?」
そう、これらは自らが自らに発する、どこか後ろめたさや物足りなさの声。
実際、運転頑張ってるし、買い物頑張ってるし、アパートの管理人と英語でコミュニケーションしながら家の不具合対応してるし、子育てしてる方はもちろん子育て頑張ってるし、いろんな「何か」を頑張ってるわけなのです。
なんだけどなんだけど、日本でのこれまでの在り方とはガラッとかたちが違い、前述した”失敗”が積み重なることにより自信をなくしていってしまう。一日の目的がないとダラダラしてしまうことも当然あるし、なんだか達成感や生産性を感じなかったり、もどかしさがあるわけです。「これでいいんだろうか」そんな自分がいるのです。これが「今日何してたの?」でメンタルが削られる理由なのかもしれません。
そしてなんかこう、これに対するいい感じの解決策は……月並みですがやはり「スモールステップ」を大事にすること。そして自信をつけて自己肯定感を取り戻す、だと思います。
私はビザ的にも夫の会社の規定的にも働ける状態にあるので「アメリカで働くぞ」とか「働いて帰国後のキャリアに役立てるぞ」とか大きめかつ漠然とした目標をいだいています。しかしこれはこのままでは夢のままで終わる。しっかりと、いわばベンチャー企業(いやそれどころか"スタートアップ")の経営計画よろしく、在りたい姿を明確にし、しっかりロードマップを描いてスモールステップを作って、一つ一つ乗り越えていく必要があるんじゃないかなと思います。分かってるんだけどね、なかなかこれが難しい。いや、でも分かってるんだったらやろう、やるしかない!!
(おまけ)後ろから「F*ck!」と声がする
最後はおまけ。最初に言っておくとただの小ネタなのですが笑、昨日アパートのエレベーターを待っていたら、後ろから「F*ck!」という声が!ついにこれが差別ってやつか〜😭と思いきや。
エレベーターの近くに重いドアがあって、そこで指を挟んでしまった(または静電気が走ったのかも)女性が「痛っ…!」という代わりに「F*ck!」と言っただけでした。
「Ouch!」とかじゃないんだ……。笑
びっくりした私に気づいて女性はちゃんと謝ってくれました。やさしい。
以上、駐在妻がメンタルが削られる瞬間3選でした。
今日も生きててエラい!ぼちぼち頑張っていきましょ〜