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3Dプリンターで作ったもの紹介 その3
どもどもYanでっす。
本日のお題は「3Dプリンターで作ったもの紹介」の第三弾。
今回はモデリングして出力しただけのお手軽なもの。というか作品ではなく、撮影用の機材の一部。
SONY RX100 MarkⅣ用 光軸に合わせたアルカスイス互換プレート
サブカメラとしていつも持ち歩いて愛用しているSONYのRX100M4。これコンパクトにするためという理由があるのだろうけどレンズの光軸と三脚用の穴の位置が合ってない。
普通はたいして問題にならないのだけど、僕は仕事で360°パノラマ写真も撮ってて、現場まで電車移動が多く、機材が大げさになる一眼レフは極力使いたくないというのがある。RX100M4は画質的にも画素数的にも仕事で使うのに問題ないカメラなのでこっちを使いたい。
でも、360°写真撮影につかうパノラマ雲台はアルカスイス互換のプレートでカメラを固定する仕組みになっていて、プレート中央に光軸がないと30枚ほどの画像を360°パノラマ写真に合成するときに補整するのがちょー大変。
理想は水平回転の軸、垂直回転の軸がカメラの光軸上にあること。
売ってないなら作ればいいんじゃね?
普通のアルカスイス互換のプレートはプレートの中心が三脚用ネジ穴の中心になっているけれど、コンデジの機種ごとに違うコンデジの光軸の位置にプレートの中心をオフセットするプレートなんて売ってるわけがない。
というわけでサクっとFusion 360でモデリングして出力したのが今回のブツ。
光軸と三脚の穴の正確な位置とか図面とかはないのでノギスとか直角定規とかでサイズを測りながらモデリング。ABSは出力すると縮んで微妙な狂いが出るので、プリントしては微調整を何度か繰り返してやっと完成したのが今回紹介したプレート。
クランプの中心がクイックリリースプレートの中心と微妙にズレることが多いので、完全に光軸がそれぞれの回転軸上にくることはないのだけれど、普通のクイックリリースプレートを使うよりははるかにマシになる。
通常のアルカスイスタイプ クイックリリースプレート使用時
自作アルカスイスタイプ クイックリリースプレート使用時
RX100シリーズはたくさん種類があるのでMarkⅣと寸法が同じなら他のでも使えるかも???
BOOTHにて販売中!
今回紹介したSONY RX100 MarkⅣ用 光軸がプレートの中央にくるアルカスイス互換プレートはBOOTHにて販売しております!
注:今回は写真機材なのでフォトグラファー名義で販売している方に出品してます。
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