【IRONCAD】メカニズムモードについて
〇メカニズムモードとは
アセンブリ化して配置拘束をかけることで、動作検証を行うことができるツール
パーツ同士の衝突や干渉をチェックできる
また、アニメーションをつけて動かすことも可能
〇配置拘束とは?
・整列 選択した面と面(またはエッジ)が整列している状態(同じ高さですよというイメージ?)
・合致 選択した面と面(またはエッジ)が、向かい合ってくっ付いている状態
・同点 選択した点と点がくっついている状態
・同心 選択した曲面と曲面の中心軸が同じ状態
・平行 選択した面と面(またはエッジ)が、平行である状態
・垂直 選択した面と面(またはエッジ)が、垂直である状態
・接線 選択した面(またはエッジ)と、選択した面がくっついている状態
・距離 選択した面と面(またはエッジ・点・曲面)の距離を定義
・角度 選択した面と面(またはエッジ・点・曲面)の角度を定義
・フォロワー/カム (勉強中)
・ピン/スロット (勉強中)
〇簡単な拘束をしてみた
下図のような二つのパーツを組み合わせて、回転床を作りたい。
① 土台にしたいパーツを右クリック>親に固定
② 「同心拘束」で、土台にしたいパーツの穴の内側と回転させたいパーツの側面を選択して拘束(下図、赤と緑のハイライト部分)
するとこんな感じ。↓(回転していることが分かるように旗を立てておきました)
ですが、このままでは回転はするけれど上下に自由に動いてしまいます。
そこで
「整列拘束」で、揃えたい面同士を選択して拘束。
(下図、緑のハイライト部分)
すると、上下には動かず、回転のみができるようになりました。↓
このような機構を組み合わせることで、ロボットのような複雑な動きも表現することができます。