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”ジブンゴト化”で広がる自分の世界
社会人になりたての頃、何かうまくいかないことがある度に「また上司があんなこと言っているよ。。」とか「あの商品は内容が悪いから。。」と自分以外にできない理由を探していました。
もちろん自分でどうしようもないところもあるんですけど、何かのせいにしても実はどうにもならない。心ではわかっていました。
ただ何かのせいにすることで「ちょっと」気持ちがスッキリする。そんな感じで社会人何年かを過ごしていました。
目の前のことに真摯に向き合うことがはじまり
あるときちょっとしたことがきっかけとなり、お客さまからクレームを頂くことがありました。
ぼくがいけなかったところはたくさんあったのですが、それでも想像以上にお怒りの様子で「どうしたもんかなぁ。。」という状況に。
最終的に当時の責任者である上司に相談したところ、真摯に経緯を聞いてくれ、最終的には「ぼくが対応しますよ」とその方が引き継いでくれることに。
元々その方にとっては何も関係なかった案件。ただぼくの話を聞いている途中から自分のお客さまのように「どうしたらよいか?」というのを一緒に真剣に考えてくれていました。
また対応が済んだ後もその後どうなったか経緯を教えてくれ、また怒るわけでもなく最後に「こうしたほうが良かったかもね」といったアドバイスをそっと残してくれました。
ぼくは単純なので「わーなんて素敵でかっこいいんだ!!自分もそんな人間になりたい!!」と思うようになりました。笑
自分で「やり切る」のをまずは決める!
そこから何をやるのでも「自分だったら?」と考えるようにすることに。
大変なことだと最初はやっぱり「うっ。。。」とします。ただその気持ちは最初だけ。
自分ごとにし始めてから気づいたのですが、一度自分でやると決めると「やらない」理由でなくて「やる」理由を探すようになるんですよね。
それはもうやると決めたのは「自分」だから。
世の中には納得いかないこと、理解できないことはたくさんあります。
それでも「自分でやる!」と決めてしまえばスッと心は軽くなるし、気持ちも入る。
そうなったらもうあとはやるだけなのでとても楽なんですよね。
ジブンゴトで働くひとはかっこいい
ジブンゴト化して良かったことは、背中を押してくれる人が増えること。
昔のぼくがそうだったのですが、やっぱり自分ではやりたくないことはあります。
そんなときに颯爽と「ぼくがやります!」という人がいたら感謝の気持ちしかないし、その人が頑張っている姿をみたらやっぱり応援せずにはいられないんですよね。
そしてジブンゴト化にし始めた今でもそれは同じでした。
ありがたいことにどんな時でも誰かが必ず助けてくれます。困っている時には協力してくれたり、悩んでいる時は背中をそっと押してくれたりと自分一人では到底乗り越えられなかった場面もたくさんありました。
そしてそういった経験は自分ごとでないと経験できません。
嫌なのはほんとに一番最初の覚悟するときだけなのかもしれませんね。
あとは自分にとってプラスなことだらけ。
今昔のぼくにアドバイスできるとしたら「一度でいいからジブンゴト化してごらん」と伝えたいですね。