DECO*27様のモニタリングを歌った裏話

お疲れ様です。琴宮悠奏の中の人です。

この度、DECO*27様のモニタリングという曲を悠奏ちゃんにカバーして貰いました。



前々から、しばらく作ってなかった歌ってみたを久々に作りたいなぁという思いと、VRChatを絡めた動画を作りたいと思った結果、素敵なファンワールドがあることを知り、動画を撮らせてもらいました。

消えてた4週間について


歌ってみたを作ろう!となってからはまずUnityを弄り、それっぽい洋服や小物のアセットをBoothで購入。撮影用に表情とかもいじって琴宮を完成させる。
その後に、歌の収録より先に再現ワールドで動画を撮ることに。

動画撮影自体は1日で終わったけど、ここからが大変だった。

YoutubeでモニタリングのMV素材を作って下さっている有志の方が居り、その素材と自分が撮った動画を組みあわせて、本家MVっぽいとことオリジナル感を出しながら作成!という感じで、今までそういう動画を作ったことがない僕にはそこそこ大変だった。けど楽しかった。

で、もう一歩で完成だ!というところで問題発生。


最高温は39.3℃だった。

39℃超えの発熱である。

とりあえず動画までは完成したけど、逆に言えば、動画完成後に歌の収録をしようとしてたのに、なんも動けなくなってしまった…

高熱は4日程続き、その頃は発熱と倦怠感くらいしか症状がなかった。が、恐ろしいのは熱が下がってからだった。

咳が止まらない。喉の痛みとか一切ないのに、声を出すと咳が出る。

初めは喉の痛みもないしすぐ治るだろ…と思ってたがそんなことはなく。この咳は発熱から1ヶ月経った今でも続いている。早く治ってくれ…

話を戻して。
前述の通り、歌の録音をしようとしてDAWを起動したはいいものの、咳のせいで歌えたものじゃない。
ちょっと歌ってみて、『ダメだ歌えないや。Youtube見よ…』という生活を2週間くらい続けることになる。

さらに僕は、歌ってみたを作るぞ!ってなった時に、Xにて、作業終わるまではぼっちになる宣言をしており、結果色々なイベントを逃してる。言わなきゃ良かった。

で、制作から3週間、風邪治ってから2週間後に、咳が止まる気配が全く無いことを悟った僕は、収録を強行することにした。

仕事が終わって帰宅してから、直ぐに録音。で、1時間半~2時間後くらいに咳がほんとに止まらなくなって、諦めて終了、というのを1週間続けた。

ある程度歌ってから咳が止まらなくなって、ちょっとのど飴舐めて休憩しよ…と15分くらい休憩して、咳も出なくなったし録音再開だ!とマイクの前にスタンバイした瞬間に出だす咳。
なかなかに辛かった。

女声での歌唱が悪いのかな…とも思ったが、そもそも普通に僕が声を出すだけで咳が止まらなくなるので、それは関係なさそう。
とにかくマイク前でスタンバイして、さぁ歌うぞって喉に力を入れるだけで咳が出るのは、イップスにでも掛かったのかと思った。

そんなこんなで収録が終わり、動画とあわせて聞いてみる。というか録ってる最中にうまいこと動画を流して合わせてみてイメージを固めるみたいなのは結構やってて。動画先に作って良かったなと思った。

で、歌と同時にMVを見てる時に気づいた。
『あれ?僕って右目紫だっけ…?』

VRChatで録画をする時、内カメ外カメの違いで勝手に鏡になる機能がついてるのだが、それで左右がおかしくなってることに気づかずに最後まで動画を作っていた。しかもそれに3週間気づけなかった…

今更もう一回動画を取り直して編集するのはちょーっとダルすぎるなということで、瞳の色だけに目を瞑ることにした。ちきしょう。

その後エフェクトをかける作業や細かい調整などを経てようやく完成。

実に作業開始から4週間である…実質2週間でいけたし、そのつもりでぼっち宣言をしたから、風邪のせいでほーんとに予定が狂った。

消えてた4週間の軌跡でした。半分くらい何もしてなかったです。

歌ってみたについて


今回、悠奏ちゃんに歌ってもらいましたが、そもそも最近女声自体を出せてなかったというのもあり、リハビリも兼ねて歌ってもらいました。
結果、女声での歌唱自体は割とカンを取り戻せた気にはなってる。

初めの方に録った1サビとかはもうちょいやりようあるなぁとかは今でも思うけど、咳出るし録り直す気にもならず。
けど最後の方でとったCメロ部分や一番最後のAメロのとこは結構自分でも気に入ってる。
Cメロは公開前の確認で聞いてもらった方に褒められたので、めちゃめちゃ嬉しかった。

そもそも音楽畑出身でもないので、感覚だけで作ったMIXに違和感とか持たれてないか本当に不安で、というか今でも不安で。
プロから見れば拙い作品だとは思いますが、趣味で作ったものだし許してね、とチラ裏ですが書いときます。

あとはやっぱり環境的に限界があるなーとも思った。オーディオミキサーついてないUSBマイクで録ってるとか、吸音材とか一切無いとかそういうので、聞こえる声質をもうちょいあげられるなーっていうのをめっちゃ感じた。
でもまぁ趣味の範疇でやってるしまぁいいかなとも思っちゃってるけど…

次歌いたい曲ができた時にまた考えようかなーと思ってますがいつになるんでしょうかね()

ということで裏話的なお話でした。
次はVRChatで会いましょう。

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