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【大学院→ベンチャー企業に入社した男の末路】

新卒で入った会社を半年で辞めて,転職をした自分の経験を通じて言えることをお話しします.
まあ,もう辞めたい人へのメッセージです.

初めに少し自分語りをしたいと思います.

新卒で入社したベンチャー企業を半年で退職した.前職の上司からは「このタイミングで辞めて大丈夫か?」と頻繁に心配されたのをよく覚えている.

新卒でベンチャー企業に入社しようとしている人たちは、大学の先生や親からは猛反対を受けてしまっている人も多いと思う.

「それでも俺が決めたんだ」と強い志を持って振り切れないと,一昔前の価値観にがんじがらめになってしまっている大人に縛られてしまい,なかなか決断できない人も多いと思う.僕自身,決断する時には,大きな葛藤があった.

あの時どんなに否定されていても,自分が経験してきたことだけがリアルだった.この半年で本当にいろんなことが起こった.

「転職」という人生の大きなターニングポイントにおける自分の考えや気持ちを文章として残したいと思います.また,入社して数ヶ月でやめようとしている方の参考になればうれしいです.

退職理由
まず,辞めた理由をお話しします.
①「やりたいこと」と「会社でできること」のミスマッチ
これは完全に自分のせいですね.
よくあるパターンですが,大学の時の就活って,憧れとかだけでその企業が求めるであろう自分を作り上げて,受かったものの,思ってたのと違ったとか,こんなんつまんないとかそんなふうに感じていました.
そして,それが元弊社ではできなかったので,転職することにしました.

②集中できない環境
ビジネス的に本質でないところに自分の人生の時間が割かれることにストレスがかかっていました.甘い考えがあるかもしれませんが,我慢して当たり前って感覚は捨てたほうがいいだろうと...

休日でリフレッシュをしてなんとか持ちこたえていましたが,プライベートが充実しても改善されないときずきました.
仕事のことは仕事でしか解決されない.プライベートでは自己承認のコップがみたされませんでした.

今辞めてもお金がないし,転職も厳しくなるから一年間は続けようと思っていましたが,上記が大きな理由となり退職することにしました.

退職が決まり,相談から約一週間後が最終出社日となりました.
まさか,こんなすぐに辞めることになるとは...
一ヶ月くらいはかかるものだとおもっていました.
結局,入社して半年でやめることに.

退職してから,すぐに仕事が見つかるか分からない,失業給付保険にも加入できず,来週の家賃や光熱費などどうしよう.次の職が見つかるまで,わずかな貯金でやりくりをしないとと思いました.

でも,色んな人と飲みに行ったり,色んな人が集まるようなイベントに参加したり,本を買ったりと,収入がないのにどんどんお金がなくなっていきました.

仕事を続けながら転職活動をすればよかったかもしれないと思いました.
でも,辞めてよかったなとも思いました.
辞めてからは,休日を憂さ晴らしに使うことはなくなり,本を読んだり色んな人と会うことができ,たくさんの刺激や影響を受けることができました.

退社後,いろいろと応募はしているんですが,社会経験が乏しいため,企業が求める求人と合致せず,書類選考で落とされまくります.

正直,大学院を出ているし,第二新卒といってもほぼ新卒扱い,ポテンシャル採用のため,書類くらいは通過すると思っていました.
甘かったですね.これが現実です.
すぐにやめると社会的な信用がなくなります.
自分の思い通りにはなかなか行かないことも多いので,すぐに辞めることはお勧めしません...

今後について
以前,南場智子さんの講演で,これからの時代は会社ベースではなく,プロジェクトベースになると言っていました.個人が集まって事業をつくるということです.

呼ばれる人材になることが重要で,呼ばれる人材になれる会社を選ぶことが重要です.

なので,呼ばれる人材そして呼ぶ人材になれるようなスキルが身につく環境を探しています.

また,小規模でいいからコミュニティを作り,リーダーシップをとっていきたいと思います.まずは信頼できる仲間,土台作りをしっかりして,メディア,SNSの力を使ってどんどん大きくしていければと思います.
これからの時代は,ネットだけでもリアルだけでもなく,この両方がとても大事だと思いますので.

正直,こうなるとは予想もしていなかったので,ビビッていますが,
死ぬこと以外怖くない,死ぬこと以外かすり傷なので,前だけ向いてできることをしっかりしていきます.

最後に
最後まで,読んでいただいた方,本当にありがとうございます.
本当にお恥ずかしい内容ではありますが,誰かの力になれれば幸いです.

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