陽向ここみさんのネームロゴが出来るまで
武道館を目指して活動中のアイドルVTuber
陽向ここみさんのネームロゴ。
「リボンがなびくアイドルロゴ」をコンセプトに作成。
2019.4.21発表
ロゴを作る時はあーでもないこーでもないと色々悩みながら試作を重ねるのがいつものことなのですが、その中でもここみさんのロゴはかなりの回数悩み・試作を繰り返して今の形に辿り着いたロゴでした。
それを証明するかのように、今でもロゴのデータを開くとアートボード内に色んなものが散らかっていたりします。
今回はその悩んだ過程で試作したものを掲載しながら書いていこうと思います。
まず制作に入る前にご希望を伺い、盛り込む要素としてトレードマークの「リボン」と「星」、さらに「ハートマーク」を選定。
配色の希望はパステルカラーのパープルとピンクをとのことだったので、それらを念頭に置きつつアイドル的なかわいさを目指して作業に入りました。
しかし、当時は本当に発想が乏しく「アイドル」を表現できる全体の構成が思いつかなかったので、先に文字構成から取り掛かることに。
活動の主体はやはり歌になるだろうという考えから、音符を少し湾曲させたような丸みのある形を作り、それで文字を構成する初期案を作成しました。
しかし、これだと「陽」の下部分がじゃばら状に見えて可愛さからかけ離れてしまったので、打ち合わせをしたのち修正を施すことに。
その修正も悩みに悩み、試作を繰り返しながら少しずつ形にしていきました。
「ここみ」の文字は初期案から変わらず。漢字部分、特に「向」は修正の際に先に手をつけたからかフォルムが二転三転しています。
最終的に「陽」はシンプルに丸みを帯びたゴシック体で組み上げ、「向」は全体がリボンになるよう二画目と三画目にゆるやかなウェーブをかけてから先端にV字の切り込みを入れて可愛く垂れ落ちるリボンの端部分を表現しました。
配色はご希望のパープルとピンクのパステルカラーを基調に星の黄色をアクセントとしています。
また、サイズ的にわかりづらいですが、全体の加工として白枠→ぼかしを入れた薄ピンク枠→ピンク枠を入れてふんわりとした立体感+ドロップシャドウで、パステルカラーの背景でも埋もれずに使えるロゴとして調整しました。
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