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一緒に学ぼう♪インド占星術⑫~自分の資質を読んでみよう


インド占星術を学び始めました。
ここには整理ノートとして私が学んだことを記録していきますので、全てが正しい情報ではないかもしれませんが、どんなプロセスで学ぶのか、一緒に学んでいるつもりで楽しんでいただけたらと思います。


さて、今日はいよいよ「資質」について大枠を読んでいくワークになります。
まずはこちらからご自身のチャートを出してくださいね。

出し方についてはこちらの記事を参照してください。

ではこちらのチャートが用意できたら早速始めていきましょう。
今日使うチャートはD1と書かれている出生図「ラーシチャート」になります。

出生図 ラーシチャート

まずは3つのサインをチェックしましょう

今日みていくのは
ラグナ(ASC)
太陽(Su)Sun
月(Mo)Moon
の3つです。

12個ある四角のうち、右上に「1」と書かれた四角があり、ASCと書かれていると思います。
そのサイン(星座)がラグナ、西洋占星術ではアセンダントといいます。
まずはラグナのサインをチェックしましょう。
私の場合は「双子座」ですね。

続いて太陽。
Suの文字がどの四角に入っているか探してみましょう。
そのサインをチェックします。
私の場合「獅子座」です。

最後に月です。
Moと書かれている四角を探しましょう。
そのサインをチェックします。
私の場合「射手座」です。

これで3つのサインをチェックできました。

まずはラグナからみていきましょう。

ラグナ

ラグナとは西洋占星術では「アセンダント」といわれるポイントです。実際にラグナという天体があるわけではなく、計算で導きだされたポイントになります。

その人が生まれた瞬間、生まれた場所を起点として空を見た時に、東の地平線がどのサインの方向にあるか、というのがラグナが示すサインになります。
出生日時に加え、時間と場所を元に計算されるため、時間が少し違うだけでもラグナのサインは違ってきます。
出生時間が4分違うと1度変わると言われているので、出生時間は重要になります。

繰り返しになりますが、ラグナの方向はサインで表現します。
どのサインの方向に東の地平線があるのか、というのを見ていきます。

東の地平線というのは太陽が昇ってくる地上と地下?の境界線です。
魂が肉体と出会うポイントだと言われており、魂はそのラグナのエネルギーを受けて肉体を得ると考えます。

そのため、ラグナのポイントからわかることはその人が本質的に持っている資質で、本人にとっては無自覚、無理なく発揮している資質になると言われます。

私の場合は双子座です。
双子座は男性星座、柔軟宮、風のエレメントで、支配星は水星です。春の星座で「自分視点」の星座です。
ご自身のサインについてはこちらの一覧から確認してくださいね。

双子座は変化に強く外向きのエネルギー、知性を活かした論理的思考やコミュニケーションが得意そうですが、自分が楽しいと思うことにどんどん意識が移っていくような、そんなイメージです。
このラグナが自分ではあまりピンとこないという方は、人から見た自分であるとも言われます。
私の場合、人からよく「いろいろ知ってそう」と言われます(笑)
特にパソコンや携帯のこと、クレジットカードやNISAのことなど…なにかよくわからないことを知ってそうだと思われるようです。
教えて、と相談をいただくことがあり、私もどうやったらわかりやすく伝えられるかを考えるのがとても好きで苦になりません。
また補足としては容姿、外見だったり健康状態を見るとも言われます。
サインごとに骨格や体型について触れているものも見たことがありますが、この辺りは国の違いなどでも変わってくるのであまり取り入れる必要はないと思います。

みなさんのラグナは何でしたか?
もし「ピンとこないなぁ」と思われた方は周囲の方に「私ってこんなふうに見える?」と聞いてみるのも面白いかもしれません。

太陽

次は太陽です。
太陽は西洋占星術では一番メインの天体で、太陽は一番大切なサインとして扱われます。しかしインド占星術では太陽より月が大切と言われます。
とはいえ、やはり太陽系の中心である太陽はその人の魂の意図、顕在している意識や自我を表します。
社会の中でどう振る舞うか、というのを見ていきます。
インドの哲学ではこういった自我を主張するような性質はあまり良いとされないようで、太陽はあまり出しすぎないようにすることが良しとされているようです。
私の場合は獅子座です。
男性星座、固定宮、火のエレメントで支配星は太陽です。夏の星座で、太陽にとって獅子座は自分の実家みたいな場所ですから、その力を発揮しやすい場所だと言えます。
私は獅子座といえば真っ先にリーダーシップやカリスマといったキーワードが浮かびます。
しかし・・・私にはそういった気質はなく、どちらかと言えば地味で目立たないタイプです。。
そこで「当たらないじゃん」というのではなく、もう少し獅子座について掘り下げてみました。
獅子座は固定宮の火なので、上昇するエネルギーが留まっているイメージ、暖炉の火のようなイメージでしょうか。
周囲に熱を伝えることを惜しみませんが、男性星座の外向きのエネルギーは賞賛を求めるようです。
こちらはインド占星術の本ではありませんが、この本のP116「獅子座」の項目に「獅子座は与えるが、その与えたものが理解され、認められることを求める、また何よりも他者の証人と注目を求めることが(中略)真の動機となることもある。」(ケヴィン・バーク著、伊泉龍一訳)とあり、この表現はすごく納得しました。

また、このnoteを見てくださったインド占星術の先生が「獅子座は自分が得た知識をアレンジしてクリエイトする」ということが、このnoteでできてますよ、とおっしゃって下さり、そうか、単にリーダーになったりカリスマになったりしなくても獅子座って発揮できるんだ!と思いました。

これは私の現時点の感覚ですが、西洋占星術での太陽は今世の魂の目的を表していて、インド占星術での太陽は輪廻転生を繰り返す大元の魂の目的を表しているような、そんな印象を持ちました。
(あくまで私の今の感覚です)
なので、西洋占星術の太陽よりインド占星術の太陽のほうが、今の自分とは遠い気がして、でも魂のどこかでやりたいと願っているような、そんな感覚です。

インド占星術では太陽よりも月が重視されるとのことです。
月は潜在意識や心、内面を表します。
私の場合は射手座です。
射手座は男性星座、柔軟宮、火のエレメント、支配星は木星です。
こちらも一般的なキーワードではあまりピンとこないのですが、上記の本によるとキーコンセプトは「真実の探求」射手座の象徴であるケイローンという神様は上半身が人間、下半身が馬の姿で、知性(頭)と本能(馬)を統合する、体験して知りたい、といったところに繋がるかと思いました。
なんでもやってみないと腑に落ちない、やってみたいと思った(頭)ことをやってみる(体)。
支配星が木星なので、それを楽観的に、そして火のエレメントでこちらは柔軟宮なので変化していく火、色が変わる手持ち花火が浮かびました。
打ち上げ花火もかな。

まとめ

以上、今回はラグナ、太陽、月にフォーカスしてサインと掛け合わせて読んでみました。
鑑定文としてまとめると
「あなたは人から博識で情報通だという印象を持たれており、フットワークが軽く好奇心旺盛な人だと思われているのではないでしょうか。その知識を誰かに伝えたい、誰かの役に立ちたい、という想いがありますが、その根底にはそんな自分を誰かに認めて欲しい、理解されたい、という欲求があるようです。得た知識をアレンジして新たなものをクリエイトしていくことも得意としています。また興味を持った事は体験し腑に落とすことで自分が納得するまで追い求めます。そうすることで心が安定し、自分らしさを発揮することにつながります。全体的に変化に強く、エネルギーの質も強いので何事にも熱意を持って臨機応変に対応することができる資質を持っています」
こんな感じでしょうか。

今回の回でわかるように、一般的な本にあるような解釈がピンとこないことは多々あります。
それが理解できるのは自分だけですが、自分でもわからない場合があります。
でも人は〇〇じゃない、ということは意外とわかります。
私の獅子座のように「そんな資質ないけど」と思った時に、獅子座ってそもそもどういう質?他の解釈は?と調べていくなかで、あれ?そういう資質ならあるかも、と自分で気づくことに価値があると思うのです。
なので鑑定師さんに見てもらうのももちろん良いのですが、それだと「当たってる、当たってない」という感覚に陥りがちなので、できれば対面やオンラインなどリアルタイムでやり取りしながら、おはなしを聞きながらすり合わせるのがとても良いと思います。
(といいつつ、私は時間が取れないのでメール鑑定メインでの活動をしておりますが・・・)

もっと言うと自分でリーディングするのが1番良いかもしれません。

次回はインド占星術でとても重要になる支配星について、紹介したいと思います。

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