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一緒に学ぼう♪インド占星術⑲~ハウスの分類について-その1
インド占星術を学び始めました。
ここには整理ノートとして私が学んだことを記録していきますので、全てが正しい情報ではないかもしれませんが、どんなプロセスで学ぶのか、一緒に学んでいるつもりで楽しんでいただけたらと思います。
今日はハウスのお話になります。
これまでも何度か出てきていました、ハウスです。
チャートを見ると12の四角が並んでいますが、ひとつひとつに数字が書かれていますね。
これがハウスになります。
ラグナ(アセンダント)のハウスを1ハウス、としますのでその人のチャートによってどこが1ハウスかは違ってきます。
私の場合は双子座がラグナとなりますので1ハウスは双子座です。
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インド占星術ではハウスのことをババチャクラ(バヴァチャクラ)と言います。
インド占星術ではこのハウスがとても重要です。
ハウスは個人の生活と密接にかかわっていて現実の生活そのものであり、人生の側面でどう対処するかが現れているそうです。
そしてこのハウスを割り出すには出生時間が必要です。
2時間違うとラグナは変わってきます。
5分ずれても分割図がずれてくるとのことなので、インド占星術では出生時間が必須となります。
日本では母子手帳があればその時間になりますね。
また、ハウスに加えてハウスの支配星やそのハウスに在住する惑星の強弱、最終的には他の惑星との位置関係等々、ハウスをベースに細部を分析して判断していきます。
まずは1つずつ、そのハウスに星があるか、ないか、その星の状態はどうか、ということを見ていくようです。
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私の場合は
2ハウス(土星)
3ハウス(太陽)
4ハウス(金星)(火星)(水星)
5ハウス(ラーフ)
7ハウス(月)
11ハウス(ケートゥ)
12ハウス(木星)
1ハウス、6ハウス、8ハウス、9ハウス、10ハウスには星がありません。
パっと意味をみるとわりと健康問題には不安がないのかな、と思いました。
ムリチュバーギャもありませんでした。
そういえば紫微斗数で見ていただいた時に「とても体が強い、長生きする」みたいなことを言っていただいてすごく嬉しかったのですが、インド占星術でもあまり健康問題は重要ではなさそうです。
幼少期はとても病気がちで、子供を産んだあたりから元気になりましたが、健康については非常に危機意識は持っています・・・。
1つ1つのハウスと惑星についての掘り下げはまた別の回で何度もじっくりやっていくことになると思います。
ハウスの分類について
ここはハウスの分類について説明します。ハウスをグループ分けして、それぞれのカテゴリにいくつ惑星があるかを見ていきいます。
★ケンドラハウス
★トリコーナハウス
★ウパチャヤハウス
★ドシュタナハウス
★マーラカ
ケンドラハウス
守護のハウスと言われており、ホロスコープでは1室、4室、7室、10室の4つを指します。
私のチャートでは四隅になっていますが、1ハウスの位置はその人によって違うはずなので、必ず四隅になるわけではないと思います。
現実的な強さを持っている、現実世界を生き抜くための力をみるハウスになります。
10室>7室>4室>1室 の順で強くなります。
これらのハウスは西洋占星術でもアングルを指すアンギュラーハウスと言われているハウスで、屋台骨のようなハウスになります。
1室-自分、4室-家庭、7室-対人関係、10室-社会
といったところになるので、ここがしっかり強いと現実社会で生きるには力強い印象になりますね。
数え方としてはASCは除いて、惑星がいくつあるかをカウントしていきます。
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1室の場所によって配置は変わります。私のチャートではケンドラは4室の金星、火星、水星、7室の月、4つと数え、ASCは数えません。
トリコーナハウス
1室、5室、9室をトリコーナハウスといい、幸運のハウス、功徳のハウスといわれ、ここに星があると幸運な人生を歩むと言われるそうです。
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9室>5室>1室の順で強くなり、1室はケンドラとも被っていますね。
ケンドラでもあり、トリコーナでもあります。
ウパチャヤハウス
凶のハウスと言われていますが、努力により成長していくハウスと言われています。
11室>10室>6室>3室の順で強くなります。
11室は獲得する、利益(インド的には良くないとみなされる)のハウスと言われますが、インドでは利益を獲得する=良くない、凶と言われるようです。
凶星が入っているほうが努力しやすくなるため、良いとされています。
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ドシュタナハウス
病気、事故、損失のハウス。自分の力、意思とは関係なく突発的に起きることを表します。
8室>12室>6室の順に強くなります。
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マーラカ
病気、寿命のハウスと言われますが寿命を迎えた時にだけ作用するハウスと言われており、普段の鑑定ではほとんど使わない分類にはなります。
3室には寿命の結果、8室には寿命、という意味があり、そのハウスから数えて12番目のハウスには損失という意味があるため、3室、8室から数えてそれぞれ12番目のハウスが2室、7室、ということでマーラカは2室>7室、となるそうです。
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ただ、普段の鑑定では2室は富のハウス、7室は対人、パートナーシップのハウスと読みます。
寿命を迎えた時に発動するというハウスですが、私の場合、2室が土星、7室が月です。
土星は制限強い努力の凶星ですし、月は体、不安定な情緒から解放される、みたいなイメージでしょうか。死を迎えた時に2室と7室を最後に手放すんでしょうかね。
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まとめ
★ケンドラハウス 4つ
★トリコーナハウス 1つ
★ウパチャヤハウス 2つ
★ドシュタナハウス 1つ
★マーラカ 2つ
ケンドラが一番多く、守護で守られているので現実社会で生きる力がある、ということでした。
実はハウスの分類はまだあり、他の分類方法があります。
次回もハウスの分類についてさらに見ていきます。
それにしても考えるところがいっぱいあって、どうやって鑑定していくのでしょうね。。。
なかなか難しい占術だと言われるのもわかりますね。
でも難しい方が楽しいという人もいますので( ´艸`)そういう方には向いている占術と言えそうですね。
まずは一つ一つの考え方を独立して把握していくところから始めましょう。
いろいろ組み合わせるのは後からでもできると思うので、こういう分類がいくつもある、ということを理解するだけで良いと思います。
今日もお疲れさまでした!