一緒に学ぼう♪インド占星術⑦~春の星座、イメージを掴む
インド占星術を学び始めました。
ここには整理ノートとして私が学んだことを記録していきますので、全てが正しい情報ではないかもしれませんが、どんなプロセスで学ぶのか、一緒に学んでいるつもりで楽しんでいただけたらと思います。
今回はいよいよ星座について学んでいきます。
12星座、たくさんあるので季節ごとに3つずつ分けてまとめていきたいと思います。
今回は春の星座、牡羊座・牡牛座・双子座についてです。
星座については西洋占星術もインド占星術も共通になりますので、すでに西洋占星術で学ばれている方はその知識で大丈夫です。
自分が何座か、ということではなく、全ての人に12星座の要素がすべて備わっていると考えて下さい。
それらをどの場面でどう使うかというのが人によって違っていて、うまく使えている、使えていない、もしくは使いやすい、使いにくいといった違いがあります。
その要素が強く出る場合もあれば、苦手と感じて出せない場合もあります。
自分の中の1つ1つの星座(サイン)の要素が人生のどんな場面でどのように発揮されているか、意識しながら見てみると面白いと思います。
覚え方について
星座についてはいろんな本やテキストにキーワードや解説が書かれていますが、大切なのは「何からそのキーワードが導き出されたのか」ということ。
キーワードは誰かが何かをヒントにイメージに合う言葉を選んだものです。
例えば牡羊座の「1番」とか「無邪気」といったキーワードがどこから連想されたのか、その「元」を知り、自分の感性で自分がしっくりくる言葉を自分で生み出す作業が必要になります。
私はこのプロセスを怠って、もともと誰かが生み出したキーワードから星座のイメージを掴もうとしていました。
それだとどうしても自分オリジナルにならないんです…。
結果的に同じ言葉になるかもしれないのですが、この「自分で考えて生み出す作業」がとても大切だと思い、今回改めてチャレンジしてみました。
みなさんも表の中の「分類」を参考にご自身で「連想できること」を導きだしてみて下さいね。
もちろん自分だけでイメージが広がらない時は本やネットの情報などから自分がこれだ、としっくりくる言葉を見つけてみるのもOKです。
また、現代西洋占星術では12星座占いがメジャーになり、それぞれの星座を「性格」として捉えるのが一般的になっていますが、古典やインド占星術では個人の性格という考え方はなく、支配星の要素を元にしたエネルギーとして捉えている傾向が強いように思います。
この辺りはまだ勉強途中ですので正確でないかもしれませんが、現時点のアウトプットをしていきたいと思います。
とはいえ、例えば〇〇座の先生だったら?とか、〇〇座のファッションは?といった感じでイメージしていくと面白いし言語化しやすいように思いました。(そのように講座で教えていただきました)今回は一例として「部屋」に例えてみました。
二区分、三区分、四区分について
私が最初に学んだときは2区分、3区分、4区分の違いがよく分かりませんでした。
なので今の時点でわからない、難しいと感じた方もあまりそこにこだわりすぎなくて大丈夫です。
学んでいくうちになんとなく掴めてくると思います。
2区分はエネルギーの向き、陰陽という言い方にもなります。
植物に例えると陽は陽の当たる幹や葉、茎など地上の部分。陰は陽の当たらない根の部分ですね。どちらもバランスが取れていることが大切です。
3区分はエネルギーの動力(使い方)と捉えていますが、この3区分の理解が私は一番難しく感じました。今の私の考え方では影響力の発揮の仕方、といったイメージで捉えています。
例えば何人かでファミレスに行ってメニューから注文する時、期間限定とか〇〇コラボ、みたいなのを「これにするー!!」と、真っ先に決める活動宮、「いつものこれ」と間違いないお気に入りを注文する固定宮、「みんなは何にする?」と周囲の人たちの意見を聞いたうえで注文する柔軟宮、みたいなイメージです。私の勝手なイメージです・・・。
4区分はエネルギーの質、といったイメージでとらえています。
例えばプレゼントを買う動機。火の人は「なんとなくピンときたから!」地の人は「お値打ちだったから」風の人は「役に立つと思って」水の人は「あなたが喜ぶと思って」というイメージです。
これらの要素が絶妙なバランスで成り立っているのがその人らしさです。どれか1つという事ではなく、場面や状況によっても使い分けたりするものなので、一言で「あなたはこうです」と説明できるようなものではありません。ただなんとなくこういうイメージ、で掴んでいればOKです。
その他の考え方
支配星のところにある「人生における前提」というのはその惑星の持つ価値観、という程度でとらえています。
人生において「これが大事」という前提になっているものです。
また世界をみる視点は行動の動機が自分なのか、相手なのか、みんななのか、といったことを表しています。
成長レベルについては各星座を牡羊座から魚座まで精神の成長の過程と当てはめている考え方です。心理学の考え方がベースにあるようです。赤ちゃんだから幼い、未熟、という意味ではなく、そのサインの持つエネルギーのタイプだと思ってください。
牡羊座について
牡羊座のエネルギーはとにかく原始的で純粋です。赤ちゃんの産声のイメージです。なぜやるのか、とか、何の役に立つのか、などは関係ありません。
本能的で説明のつかない、直感的なエネルギーです。
牡牛座について
牡牛座のエネルギーは調和的で心地よさを求めます。味わう、というのは「体験」を意味するもので、五感を使って味わうということです。成長レベルでいうと見たり、聞いたり、食べたり、といった体の基本的な能力を使って何かを確かめるレベルということです。五感を発達させるということですね。例えばおいしさだったり気持ちよさについて「とにかく体験してみて!言葉では伝わらない!」というもの。こういった体感が幸せや幸福感に繋がるという世界観です。
双子座について
純粋になんでもやってみる、やりたいか、好きか、意味があるかどうか、といった事は考えずに向いてるかどうかなども考えない。
子供の頃に親に言われて始めた習い事みたいなイメージでしょうか。やりたいことがない、興味が持てない、と思っても「まずやってみる」「それから考える」そんな世界観です。
まとめ
今回は春の星座3つについてまとめてみました。
私は頭が固くてイメージの言語化が得意ではないのですが、ここから逃げると占いの世界は面白くなくなってしまいます。正解も不正解もないので「私はこう感じた」という感覚を大切にして、こんなキーワードもありじゃない?というものを自分なりに紡ぎだしてみてくださいね。
私もまだまだ言語化が足りず、語彙に広がりがないので時々意識的に時間を取ってアウトプットしていきたいと思います。
今無理に覚えなくても繰り返しチャートを読んでいるとなんとなく頭に入ってくるので無理に覚えようとせず、今はなんとなくこんなイメージかな、という程度で大丈夫です、焦らずコツコツやっていきましょう。