リーシングを離れて
たったいま、佐久間宣行さんのノブロックTVを見たばかり。ダウ90000の蓮見翔さんという方が出てらして、本人の嫉妬した方のベストテンを佐久間さんに発表する形で進行していた。
そこでは、蓮見さんが憧れや嫉妬を抱きつつ創作活動を行なってきた話を正直にされていた。若くて才能豊かな人にもかかわらず、誠に正直に発露していた。それは佐久間さんという方だったからだとも思う。その最中に、自分にもその憧れや嫉妬心があったことを突然思い出してしまった。昔々の話しとなるが、自分は百貨店出身だったので、店舗開発といえば衣料品という時代が長かったこともあり、当時のバイヤー職としての先達としての某新宿の百貨店のFさんのことをベンチマークして、仕事の実務や方法を知りたかったことが多々あった。当時は、実際に次シーズン等の販売計画や仕入れ計画等のシーズンプランを作成する時には、かなりその様式を意識してきたと思うし、当時から決して色褪せない様式だと思っていた。
もう何十年もこの仕事をしてきた。
振り返ると、そのような気持ちが消失していたことに、たった今気づいた。
驚いた。
別に自分が凄い人になったとかではない。
決して。
同業者にも少なからず気にしていた人がいない訳ではなかった。
店舗開発職として、色褪せないように工夫して、リーシングの仕事をアップデートしてきて、大きな業績を挙げたと思っている。この評価は数字に表れた。
そのような中、ただただ空虚な気持ちになっていたことには否定出来ないでいた。
驚いたこととは、要するにクリエイティブで目標を持てなくなっていたことにだと思う。
きっとそういうことだと思う。
今年度からリーシング職から離れたことは、
まさに自分の意向だった。
これが答えだ。
4月以降、色んなことを、色々な人に言われたし、その度に違う方面での受け応えや、オブラートに包みながら説明はしてきた。
廻りにいてくれた近しい方々には、なんとか説明出来てたつもりだったけれど。
やはり、理解者がとても少なくなってきていたことが大きな意味を持ち、その発露先が無くなってきていたことも大きい。
これ以上は限界だったと改めて思う。
良かった。
youtubeを見て、心が晴れた。
今日はそんな夜になった。