気付いたら3年ぶり、満キャパ、感慨の野音~Base Ball Bear「日比谷ノンフィクションⅨ」
Base Ball Bear 結成20周年イヤー継続中の2022年5月。
もうかれこれ3年ぶりとなる恒例の野音ライブシリーズ「日比谷ノンフィクション」も、とうとう9回目を数える。
つい先日には同じく自分が敬愛して止まないバンド、Mr.Childrenがデビュー30周年を迎えたばかりだけど、本当に長く続けているバンドを追っていると、とてつもない景色を見せてくれるもんだなぁ、ついてきて良かったなぁ、と感じることが本当に多いし、そういうバンドを好きになれたことを心から幸せに思う。
この「日比谷ノンフィクションⅨ」もまさにその極地だった。
一週間ほど前から日比谷野音付近の天気予報を見ていると傘マークが付いていたのが、前日にはやっぱり消えていたりと、まざまざとベボベの晴れバンド伝説を実感させられつつ、迎えた5月15日。
(6月開催も多いこのシリーズだけど、過去まだ一度も雨が降ったことが無い。)
グッズを求めて長蛇の列が野音をぐるりと囲んでいる光景は3年前の日比谷ノンフィクションⅧがフラッシュバックするけれど、本当にここ最近はコロナ前のライブの風景が戻りつつあるなと感じる。
既に会場からは、時に「ガハハ!」と笑いながらリハーサルをしているベボベの音が聞こえてくるのも、この日比谷野音という会場ならでは。
そして予報通り雨は降らないまま開演の17時を迎えると、流れてきたXTCのSE。
その瞬間、野音中の観客が一斉に立ち上がり、\パン!パン!パン!パン!/と手拍子が走り始める。
もう、その光景と音から既にめちゃくちゃ感慨深かった。
コロナ禍もあり、また穏やかではないニュース、悲しいニュースも多いこの頃だけど、みんなこの瞬間を、3年ぶりのこの場所、この時間をずっと待ちわびていたんだなぁという想いが会場中から溢れているような気がした。
そして"風に乗りたくて~…"と『BREEEEZE GIRL』からライブスタート。
もう幾度となくライブの一曲目を担ってきた先頭打者だけど、この日のこの曲はもう、初っぱなから既に何かが違うような、3ピースとして脂が乗りまくったグルーヴ、サウンドを感じた。
それは、the telephones、UNISON SQUARE GARDEN、KANA-BOONらと対バンを繰り広げてきた中で研ぎ澄まされてきたものかもしれないし、野音のマジックかもしれない。
続く『いまは僕の目を見て』でも、ギター、ドラム、ベースの漲り方というか、パワーが桁違いに感じた。
「日比谷ノンフィクションⅨにご来場いただきありがとうございます、Base Ball Bearです!いやぁ、降らないな~!!」
と、第一声から、ベボベの雨降らせない伝説をまたしても更新しようとしていることに触れ、また会場からは割れんばかりの拍手。
「予報では傘マークもあったし、本当に今回はダメかと思ったけど、今では小鳥がさえずってますよ!そんなに暑くないし、湿気が多いと楽器の鳴りも悪くなるから、これくらいの涼しさがちょうどいい。ちょうどウィイ!!」
「そして、自分らのライブでは久しぶりの満キャパですよ!!」
と、一席空けという制限も無い、フルで埋まった野音を見てテンションがいつになく高い小出氏。
「満キャパっ!」
\パン!パン!パン!/
「満キャパっ!」
\パン!パン!パン!/
という、ベボベらしからぬ手拍子コールをやり始め、「いや怖い怖い、こんなノリのバンドじゃない」とセルフツッコミをし、堀くんに「お前がやり出したんだろ!」とさらにツッコまれていたけれど(笑)
そして曲は『そんなに好きじゃなかった』へ。
この曲は3ピースになりたての頃のツアーやライブで"3人映え"の曲として披露されていたが、今改めて、激しくうねるベースとものすごいパワーや手数で叩きまくるドラムでさらに映えまくるこの曲を聴いていると、やっぱりUNISON SQUARE GARDENに触発されているな?と思ってしまう。
このつい5日前にも仙台で対バンしてきたばかりである。
続く『文化祭の夜』も3ピース初期に出演した「ツタロック2018」ぶりの披露だったと思うが、イントロのギターアレンジしかり、アウトロの凄まじいセッションしかり、やはり当時からはかなり進化しているように感じられる。
そのまま秋の曲つながりからか披露された『(LIKE A)TRANSFER GIRL』は、純然たる3ピースでは初の演奏となったが、それでも曲のドラマチックな展開は一切損なわれていない。
しかも、元々は同期ありきの「光源」曲。
そんな曲を3人だけで成立させてしまう凄さと、
"君と待ち合わせた駅には 粉雪が Transfer girl"
のところで一斉に挙がるたくさんの手に、またグッときてしまう。
そしてさらに連想ゲームのように『Transfer Girl』へと曲は続いた。
小出「いやぁ、何年ぶりですか?3年ぶり?こんなにたくさんの人が入る会場だったんだな日比谷野音。どうですか?率直に。僕はもう感慨ですよ!てか、感慨を感じてる自分に戸惑ってるかも。」
堀之内「いや、ホント感慨ですよ!」
関根「私は意外と調子イイ感じ!」
小出「緊張がすごいよね、そして感慨。もう感慨がさ、曲のテンポに追いついてないのよ!感慨さんが、ちょっと待ってくださーいって(笑)俺の脳内プログラムが、ソクテイフノウ!ソクテイフノウ!って言ってる。」
堀之内「AIじゃないんだよ!」
関根「いやむしろ昭和を感じる古さ(笑)」
小出「喋っててようやく落ち着いてきたけど、ちょっと次やる曲はちゃんとやりたいから、堀之内さん、俺の感慨を下げて。関根さん、緊張感ちょうだい。」
謎のリクエストを送ると、堀くんが思いっきり顔を作って(感慨下がれ~ 静まれ~)という手振りをし、関根嬢は小出氏の方を向いて凝視。
小出「おっ、いい感じだ!暖流と寒流が交わった!」
堀之内「いや例えはいいんだよ!早く曲いけ早く!」
なんだこの時間は…(笑)
と心の中で爆笑しているうちに、いよいよ曲に入るか……?というところで、「……いや、もうちょっと喋ろうよ~」「もうっ!緊張するっ!ちゃんとやりたいのに!」と、地団駄を踏んでいる小出氏がいつになく面白かった(笑)
その緊張や感慨、戸惑いも、後に待ち受けているドラマを思うと頷けるのだが…。
そんなこんなで続けて『Cross Words』へ。
この曲は思えば、引っ提げツアーが中止になってしまった「C3」のハイライト的な曲だけれど、その先駆けとなった「Guitar!Drum!Bass! Tour」の終盤やCDJ、リリイベでは少しだけ披露されていたものの、ちゃんとワンマンで聴くのは自分的に初めてだった。
それでも、会場の空気を一気に変えるような曲の雰囲気はもうイントロのギターから漂っていたし、涼しく、ちょっと小雨も混ざり始めた空の切なさとも相まって、かなり沁みた。
そんな浸りたくなる余韻も束の間、次の『_touch』では、「DIARY KEY」のツアー時と同じく、長くアレンジされたアウトロで3人がバチバチのセッションを繰り広げた。
このジェットコースターのような緩急に驚きながら、さらに選曲で驚いたのは『SIMAITAI』。
かつて日比谷ノンフィクションⅢで披露されていたのを何度もDVDで観ていたが、まさか同じ場所で、ここにきて初めてライブで聴けるとは。
そのテンションとドライブ感を残したまま、続いても実に久しぶりの披露となった『初恋』。
Bメロで一気に走り始めるリズム隊の畳み掛けは鳥肌モノだし、このバンドを去ったギタリストから、後にサポートを務めてくれた弓木さんがアウトロのギターソロを引き継いで、さらに今回は小出氏自らが引き継いで弾いていたのもまた、胸が熱かった。
小出「この日比谷ノンフィクションも、これまで本当にいろんなことがありました。対バン形式だったこともあります。いろんな方もゲストに来てくれて、いろんなことをして…そして今回もゲストをお呼びしております。この人、出会いは10年くらい前ですが、それ以来、ライブでの共演は初めてになります。まず1人目のゲスト、花澤香菜さんです…!」
と、信じられないような人名が上がった次の瞬間、「ちょっとちょっと~!早く呼んでくださいよ、緊張するんですから~!」と、本当に花澤さんが走って出てきてオンステージ!
そして、「ウェーブとかしないんですか?やったことない?じゃあ私やりましょう!」と突然のウェーブを上手から促す(笑)
ベボベのライブではまず見られない光景だ。
声無き声というか、わりと漏れてしまってもいたが、歓喜に沸く会場。
たしかにベボベのキャリアで1曲だけコラボしている曲があるが、何せあの「鬼滅の刃」でも恋柱を演じたり、もはや数々のアニメでその声を聞く、スーパー売れっ子声優である。
そんな花澤さんの曲紹介で『恋する感覚』へ。
この曲もかつては弓木さんが関根嬢とツインボーカルを担ってくれたこともあり、それはそれで最高だったのだが、やっぱり花澤さんご本人の"きゅるり"は格別にかわいく、透明感があり、癒される。
終始跳ねたり手を振ったり、屈託なくその10年越し・1曲のみのステージを楽しんでいる姿がまさに"きゅるり"だった。
小出「またライブに出て欲しいわ~。もう、毎回呼びたいぐらい!」
花澤「え、ホントにいいんですか?」
小出・堀之内「え、逆にいいの!?」
小出「じゃあまた次のライブで~!」
というやり取りがあったけれど、これだけ有名な声優さんでも謙虚に、純粋に楽しむ姿に、まさに恋の呼吸の型をお見舞いされてしまった…。
あれはマジでファンになってしまうし、また是非ベボベとの共演が観たい!
そして、聞き覚えのあるギターリフが始まると、「続いてのゲストをお呼びします!」と出てきたのは、昨年の中野サンプラザワンマンぶりに登場の女性ラッパー・valknee氏。
小出「ここはラップの聖地だからさ、あの曲やっちゃう?」
valknee 「あのキャンプの聖地ですね!やっちゃいましょう!」
と、かつてこの日比谷野音で開催されたヒップホップイベント「さんぴんCAMP」に触れ、始まったのはそう、『生活PRISM』。
彼女もまた、ステージを歩き回り、時にドラムセットの階段に上ったり腰掛けたりしながらという自由なスタイルでラップを披露してくれた。
仕事終わりに参加した中野ワンマンで聴いたときも沁みたが、GW明けにいきなりピークで残業続きだった仕事を経て聴くとまた、自分も24×7の"生きる活"をこなして今この場所にいられるんだなぁという幸せで、グッときてしまう。
そして2022年的さんぴんCAMPはさらに続く。
関根嬢がベースをチャップマン・スティックに持ち替え「川で拾ってきた流木」といじられる中、次に登場したのは、この日比谷ノンフィクションで過去にも何度かゲスト出演した、ベボベとは旧知のラッパー・呂布さん。
小出「もう10年以上の付き合いでさ、出会った頃は19歳だった呂布も、今何歳だっけ?32歳か!俺ら38だけどさ、もうそうなるとほぼタメだよね(笑) あの頃は年の差を感じたけど、もう同じ30代だから。」
呂布「同じおじさんですね(笑)」
と、笑いを交えながら歴史も感じるしみじみとしたやり取りを経て披露されたのは、『歌ってるんだBaby.(1+1=new1 ver.)』。
スティックのメロディー弦が奏でるフワフワした音の中で呂布さんがラップするのは、新鮮さの中にも懐かしさが溢れ出していた。
小出「せっかく呂布が来てくれたから、もう1曲やりたいんだけどさ、あと1人足りないのよ!言ってしまうと福岡晃子さんなんだけど、仕事でどうしても来れないということで、福岡さんのインターネット友達…チャット友達…チャットトモダチ…チャット…チーのあの人に来てもらいました。」
と登場したのは、なんと橋本絵莉子(ex.チャットモンチー)氏!
かくしてベボベと呂布さん、橋本さんの5人編成で『クチビル・ディテクティブ』へ。
accoさんに代わっての橋本さんのボーカルもまた味があって良かったし、何より、チャットモンチー完結前のこなそんフェスぶりに、小出氏と並んで歌っている姿はまた泣けてしまう。
チャットの意志を引き継いで今もバンドを続けてくれていて、ベボベが20周年を迎えたその先でまたこうした共演が見られることが、どんなに幸せなことか…。
ここで豪華絢爛ゲストタイムは終了。
日比谷ノンフィクションⅤのギタリスト祭りも半端なかったが、今回は4人とも全員サプライズ出演だっただけに、物凄い時間だった…。
小出「最初は正直、このバンドは俺が引っ張ってるとこあるなと思ってました。でも20年やってると、スタッフや、メンバーの2人、そして今日出演してくれた友人たち、そして何より今日もこうして集まってくれたお客さんがいてこそだなと思うし、僕一人だけでは何もできないんですよね。僕もこのバンドの一部としてBase Ball Bearを動かしていきたいです。」
そう言って小出氏が『Tabibito In The Dark』のギターリフを弾き始める。
そして、関根嬢にスポットが当たるとベースも動き始め、Aメロではドラムを叩き始める堀くんにもスポットが当たる。
そして、サビで一気に開放される音と、会場にいる皆を放射状に照らし出すような照明。
まさに直前のMCをそのまま体言するように、1人→2人→3人→全員と光があたり、みんなでBase Ball Bearを作り出しているんだと言わんばかりの演出。
"僕はこの街に必要ない存在だと"、特にここ数年は塞ぎ込んでしまいがちだけれど、決してそうじゃないんだ!と、サビで爆発してラストまで駆けていくベボベの強く逞しい演奏に教えられたようで、踊りながら涙、涙…。
こんなに心強いロックバンドがいてくれれば、明日からまた生きていける。
「どうもありがとうございました!Base Ball Bearでした!」
と本編を締め括るのは『レモンスカッシュ感覚』。
ここにきて、3ピースでは初挑戦の曲ときた。
何てカッコいい終わり方だろうか。
こうして20周年を経た今も尚、飽くなき挑戦を続けてくれるベボベをこれからも追いかけていきたい。
さて、何から整理しようか…と放心しているのも束の間、アンコールへ。
「楽しかった~!もう終わりたくないよ~!」
と珍しく小出氏がその名残惜しさを感情に出していたが、その後、改まって「ここで、大切なお知らせがあります。」と、また緊張感を持って話し始める。
アンコールで告知をするというのは、ベボベのツアーファイナルやこの日比谷ノンフィクションでは恒例なところがあるので、ライブの前から期待していたけれど、どうもいつもと感じが違う。
そして、「これはメンバーやスタッフと何度も話し合って決めた勇気のいる決断で…」と言われたときは、マジで嫌な胸騒ぎがして心臓が破裂しそうだった。
まさか、嘘だろ…?と。
たしかに、20周年の集大成かのような、物凄く豪華で盛りだくさんな本編だった。
すると沈黙の後、「こちら!」と小出氏がステージにかかる幕を指さした瞬間、バサーっと新たに下りてきたのは…
"2022年11月10日(木) 日本武道館
This Is The Base Ball Bear part.3 開催決定"
の幕…!
そう、ベボベ10年ぶりの、キャリア3度目となる武道館ライブの告知だったのだ…!!
もうこれには思わず一気に沸き上がる会場。
自分も、良かった~!!!めちゃめちゃいい発表だった~!!!という安堵と、驚きと、喜びと、興奮と、感動が一気に畳み掛けてきて、思いっ切り拍手した。
「せっかく幕を作ってもらったんで、ここは撮影OKにします!」という粋な計らいからこの写真を収めることができたのだけれど、「みんなスマホ持ってるから、アレやってみる?」と今度はスマホライトを提案。
すると、すっかり暗くなった夜の野音いっぱいに灯る無数の光。
本当に綺麗な、その一つひとつを見ているとまた、こんなにもたくさんの人がベボベと人生を共にしてきて、そして今、この喜びを共有しているんだなとグッときてしまう。
小出氏も、「新潟の長岡の花火大会では、花火が上がると、お客さんたちはスマホライトで綺麗だよと花火師さんたちに伝えるんですけど、花火師さんの気持ちがわかりました。久しぶりの満キャパ、こんなにたくさんの人が見てくれてたんだなと。」
としみじみ語る。
小出「みんな写真撮った?じゃあスマホライトはそのままにしといてもらって、曲やります!この光景にぴったりだよね?」
関根「そうかなぁ…?」
と苦笑しつつも骨太なベースを奏で始めたのは、『Stairway Generation』。
すると次の瞬間、パーン!と祝砲のように会場いっぱいに金テープが。
下りてきた金テープを手に、ライトを点けたスマホを振りながら曲を聴くという初めて尽くしの経験に戸惑いながらも、武道館に向けてまたさらに階段を上がっていくベボベを見届けられるのかと思うと、それこそ"感慨"の二文字だ。
そして、続けざまに『PERFECT BLUE』へ。
気付けば2022年も5月。
武道館公演まではまだ半年近くあるけれど、その前にもうすぐ夏が来る。
どんな夏になるだろうとワクワクしながら、最後は思いっきり腕を振りまくった。
- Base Ball Bear「日比谷ノンフィクションⅨ」セットリスト -
01.BREEEEZE GIRL
02.いまは僕の目を見て
03.そんなに好きじゃなかった
04.文化祭の夜
05.(LIKE A) TRANSFER GIRL
06.Transfer Girl
07.Cross Words
08._touch
09.SIMAITAI
10.初恋
11.恋する感覚 feat.花澤香菜
12.生活PRISM feat.valknee
13.歌ってるんだBaby.(1+1=new1 ver.) feat.呂布
14.クチビル・ディテクティブ feat.呂布、橋本絵莉子
15.Tabibito In The Dark
16.レモンスカッシュ感覚
en1.Stairway Generation
en2.PERFECT BLUE
ライブが終わっても、しばらく冷静ではいられなかった。
3年ぶりの野音で、初めて3ピースでやる曲、単純に初めてライブで聴く曲もあり、めちゃめちゃ豪華なゲストが4人も現れて、武道館ライブの発表ときたもんだから、落ち着けという方が無理だ(笑)
でも個人的には、それだけ情報量が多い中でも、ベボベのさらに進化した3ピースサウンドが、そのどんな情報たちにも埋もれずに輝いていたように思う。
どんな演出、サプライズがあろうが、ベボベはロックバンドだ。
それを強く実感できたことが何よりも嬉しく、誇らしかった。
そんなバンドの20周年の、本当の集大成が、20周年イヤーの最終日となる、11/10の武道館。
正直なところ、仕事がめちゃめちゃ忙しい月の前半なので休みは取れず、当日は会社から九段下までどう定時ダッシュを決めようか…と悩むところだけれど、そんなことはさておき、めちゃめちゃ楽しみだ。