まちトークを開催しました!【冬桜祭代表 高砂正志さん】
みなさんこんにちは!
今回は2023/8/29に開催されたまちトークの内容を少し紹介します!
気になった方は、本編のライブ配信もぜひご視聴ください!
8/29 18:30、みなと交流館第2,3会議室…。
機材等の設置が済み配信画面の確認をしているところに、本日のゲスト高砂さんがやや緊張した面持ちで来館されました。
ご本人いわく緊張しやすい性格とのことで、アイスブレイクしながら最終打ち合わせを進めていると……。
何と高砂さんがリーダーを務める冬桜祭のメンバー3名が応援に来てくれました!
その後雑談も交えながら準備を進め、和やかな雰囲気でイベントが始まりました!
いつも通り「まちトーク」自体の説明が終わり、いよいよ高砂さんの自己紹介へ!
八幡浜で生まれ育ち、大阪での就職を経て29歳で地元に帰り、31歳の時に双岩地区で「冬桜祭」を設立…。
そんな高砂さんの人生、そして冬桜祭について掘り下げていきます!
人生グラフ
高砂さんにこれまでの人生を振り返って、自身のテンションを+とーで表したグラフを描いていただきました。その結果がこちら!
ほとんどすべてが+のグラフですが、逆に0付近や-まで下がっている部分にはどんな出来事があったのか…。伺っていきます!
一つ目の波
まず気になるのは、ずっと高いプラスだったテンションが少し下がっている部分です。こちらは、10歳の時に経験した転校が関連しているそうです。友達との別れ、新しい環境への不安などはありましたが、転校先の双岩小学校ですぐに楽しい生活を送り始めたそうです!
二つ目、三つ目の波
次にテンションが下がるのが中学生のころ。「学校に行けば楽しいけどなんとなく行きたくない…。」そんな日々を過ごす中でテンションは0付近まで下がってしまいました。
その後、高校1年生のころに三つ目の波が訪れます。同級生からのイジリに段々嫌気がさし、テンションも下がってしまいました。しかし2年時には高砂さん自身が気にしなくなるようになり、テンションは再び+へ!
+の波
テンションが最高潮になるのは就職してからのこと。大阪で働いていた当時の楽しみは自転車だったそうで、休日は1日以上かけてサイクリングする日もあったそうです…!
転換期に訪れたーの波
高砂さんが29歳の頃に直面した悩み…。それは「このまま大阪で働くか、地元双岩に帰るか」というものでした。営業職として5年目を迎え、今後のキャリアを考える中で地元への帰省が選択肢に浮かんだそうです。その選択肢を後押ししたのが、お父様でした。早期退職し公民館の活動を行うお父様を手伝いたい、と双岩へ帰る決心をしたそうです。
ーから+、そしてーへ…
地元へ帰る決断をしてからはテンションが+へ!帰省してから1年は余暇や次の職探しに充て、地元での新しい生活が始まりました。31歳の時に冬桜祭を結成し、充実した日々を過ごしていましたが、高砂さんが冬桜祭の代表に就任してからテンションが下がってしまいます。自分がもっとしっかりしなきゃいけないし、他のメンバーにも頼らなきゃいけない…。リーダーの難しさを実感したそうです。
これまでの人生を振り返って
進行の濱田さんが高砂さんの人生グラフを見て感じた特徴は、「-から+への立ち直りが早い」ことでした。-に下がった出来事はどれももっと後に引きずってしまいそうなものでしたが、高砂さん持ち前のプラス思考であっという間にテンションを高い状態まで引き上げていました。
パネルトーク
ゲストにあらかじめ12個のキーワードを決めてきてもらい、視聴者が気になったワードをコメントすることでトークが進んでいく企画です。
配信中では6つのテーマが取り上げられましたが、当記事では2つ紹介いたします!
残りのテーマについては配信のアーカイブをぜひご覧ください!
⑩放置竹林
高砂さんが住んでいる双岩地区は山間部に位置しており、高齢化の影響もあって放置竹林が増加しているそうです。放置竹林は大雨による土砂崩れの危険性増加や景観が損なわれるなどの悪影響があるため、団体を挙げてこの問題に取り組んでいます。
その活動の一つが、竹灯籠です!
一節にカットした竹の側面にたくさん穴を開け、中に照明器具を設置して作られます。竹灯籠がたくさん並ぶほど、異世界に迷い込んだような幻想的な気分を味わえるのが魅力です。
冬桜祭では年に一度、この竹灯籠を披露するイベントをおこなっています!
他にも竹をメンマに加工して食べることによる消費や、燃やして竹炭にしたうえで肥料としての活用など試みているそうです。
⑤何かと一人
基本的に自分ができることは一人でしてしまおうとし、ギリギリまで人に頼らないと語る高砂さん。趣味の自転車や焼き肉なども一人ですることが多いそうです。特に自転車では、休日にフラっと松山まで自転車で行ったり、鈴鹿サーキットで開催された8時間耐久レースに参加したこともあるとか…!
しかし、団体運営においてはこの性格を改善したいと考えているとのことです。一人の負担が増えるのはその人にとっても団体にとってもマイナスになるため、作業の分担や協力を意識していきたい、とおっしゃっていました。
フリートーク(Q&A)
普段は視聴者からコメントで寄せられた質問に回答するコーナー…。ですが、今回は質問が来なかったため、濱田さんと高砂さんのフリートークで終わってしまいました…。
しかし、そんな中でも見どころはたくさん!
ここでは、高砂さんと高砂さんのおじいさんとの話を取り上げます!
おじいさんについて
高砂さんが冬桜祭として活動する中で、おじいさんの影響はとても大きいものでした。「実年会」という団体に所属し、双岩地区の活性化に力を入れていたおじいさん。高砂さんが小さいころは、単に実年会主催のイベントに参加するだけでしたが、自身が運営側となった今、おじいさんの姿を見本としていることに気づいたそうです。
そして今年度からリーダーに就任し、主軸となってイベント準備を進めていた高砂さんでしたが、イベント開催を3か月後に控えた7月、おじいさんが亡くなってしまいます。
自分の勇姿を、そして双岩地区活性化に向けた活動が受け継がれていることを見せたかった高砂さんにとってはとても辛い出来事となりました。
まちと暮らすとは
イベントの最後を飾る「"まちと暮らす"とは」。地域のために活動するゲストに、まちと暮らすことについて語っていただきます!
高砂さんが出した答えは、「人との繋がり 仲間との絆」でした。仲間との絆を深めることで人との繋がりが増え、まちでの活動が豊かになるのだそうです。
濱田さんからの「人と繋がるのが苦手な人はどうしたらよいか?」という質問に対しては、あえて輪の中心に入ることで人から話しかけてもらえる機会が増えるのではないか、という回答をいただきました。
輪の中心に入る瞬間は勇気がいるかもしれませんが、チャレンジしてみる価値は大いにあるのではないでしょうか!
このライブ配信のアーカイブはこちらのURLから視聴できます!
▼みなと交流館では、八幡浜を元気にする地域活動を応援しています。詳しくはこちらをご覧ください。
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