スマホをDSDVに変えた
2月にメインの回線を楽天モバイルに変えた。
料金は1年無料だし、都内で使っている間はそれほど不都合はない。
ただ、八王子に行ったときに何度か圏外になってしまったり、建物の中で繋がらなくなったりすることは経験している。
地味に面倒なのがPaypayの支払いをするときに、レジが店舗の奥だと決済できなくなることだ。
これは楽天モバイルがプラチナバンドを持っていないためだ。
そこで安全のためにDSDV対応のスマートフォンに変更した。
先日AmazonプライムデーでRedmi 9Tが13000円で買えたということもある。
DSDVとは「Dual SIM Dual Volte」の頭文字を取った略で、1台のスマホに2枚のSIMカードが入るだけでなく、2つのSIMカードのスロットのどちらも4G(LTE)で通信・通話に対応し、同時に待ち受けが可能というものだ。
しかもSIMの2枚めとMicroSDカードを排他にしている機種が多い中、Redmiはトリプルスロットを採用しているため、2枚のSIMと1枚のMicroSDカードが同時に使えるのがありがたい。
MicroSDカードを使えるメリットは以前のスマホからデータ移行するときにSDカードを入れ替えるだけで完了するという手軽さがある。
確かに多くのデータはクラウドで管理しているが、音楽や写真、動画データはSDカードで移行するほうが楽だからだ。
ただし、その代償としてRedmi 9Tはおサイフケータイには非対応だ。ただし私はメルペイがお得なクーポンをやっているときくらいしか使わないため、年に1度程度しか使っていなかったのであまり重要ではなかった。どうしてもこのクーポンを使いたくなったら、その時だけ2台持ちにすればよいのだ。
DSDV(またはDSDS)の最大のメリットは2つのSIMを自在に切り替えられることだ。
設定から「メインで使用する通話」と「メインで使用するデータ回線」を選択するが、私は楽天モバイルのSIMと、DocomoのMVNOであるIIJmioのSIMをセットした。
基本的には通話もデータも楽天モバイルSIMにしている。だがレジが店の奥だったりしてPaypayの支払画面が読み込めないときは、データ通信回線をIIJmioに変更する。
ドライブで、これから山道を走ることがわかっている場合も予めIIJmioに変えておく。
これでプラチナバンドがない楽天モバイルのエリアの狭さをカバーしつつ、無料通話と1年無料を快適に使えるようになった。