カラーE-inkスマホのその後
しばらく前に手に入れたHisense A5 Pro CCのその後です。
スマホなのでSIMが入り単体で通信が可能です。
しかし、そこは中国仕様。
標準のメールアプリにGmailアカウントを入れても弾かれます。
仕方なく他のメールアプリを入れて使っているのですが、受信できても普通のAndroidの様に通知がポップアップしません。
唯一着信音かバイブさせるくらいですが、画面がウェイク・アップしないので、自分起動させて、メールアプリを起動して確認せねばならず、これでは普通のスマホとしてはちょっと使いにくいです。
なので結局、inkpalm5のように書籍ビュワーとしてしか使い道がありません。
Kindleで書籍のカラーページを見るときにはモノクロでは潰れることがあるので確かに役立ちますね。
描画設定をSpeedなどにすれば、Youtube動画なども何とか見られます。
ではその書籍ビュワーとしてなのですが、カラーの素子の数だけ荒くなっている印象です。
カラーは3原色+黒の4ドットが必要になるため、inkpalm5のようにモノクロの場合より、4倍粗くなっている印象です。
またモノクロE-inkと比べ、4層重ねているのがよく分かります。
Kindle Paper Whiteなどを使っている人はE-inkは「まるで表面に印刷されているよう」だとわかってもらえると思いますが、カラーE-inkは「表示面の上にフィルムが何枚か載せられている」ような見え方をします。
故にクッキリさはモノクロに劣ります。
これらの理由から、小説などを見るならinkpalm5の方がキレイです。
ただA5 Pro CCはinkpalm5よりキビキビ動くので操作だけなら勝っています。
一応、設定の中に「Classic E-ink Mode」というのがあり、これをONにするとカラーではなく完全にモノクロで動かすことができます。
この状態でClear設定で動作させればinkpalm5より少しきれいなモノクロe-ink端末になります。
(それでも上記で書いたように表面にフィルムが何枚か載せられている印象だけは変わりませんが)
しかし画面サイズだけはどうしようもありません。
これはスマホサイズなので仕方のないところです。
カラーE-inkにこだわらないのであれば、タブレットの方が画面も大きく見やすいですね。
ということをBoox Nova Airを久々に開いたときによく思いました。
……ということは、BooxのカラーE-ink端末……!?
ゲーム業界に身を置いたのは、はるか昔…… ファミコンやゲームボーイのタイトルにも携わりました。 デジタルガジェット好きで、趣味で小説などを書いています。 よろしければ暇つぶしにでもご覧ください。