Gemini PDAの終わりが近い
私のGemini PDAは一度バッテリーが膨張してしまい、バックパネルをお仕上げてしまう程になったことがあります。
応急処置として、内部のガスを抜き、カプトンテープで穴を塞ぎました。
当然「内部のガス=気化した反応液」なのでそれを抜いてしまうということは反応剤が減っているということ。
そもそも瓦斯が発生していること自体、バッテリーの劣化なのですが、このガスは可燃性で爆発の恐れがあるのでそのままにしておくほうが危険だと判断してガスを抜くことにしました。
おかげで通常使用には問題はなくなったのですが、やはり性能は低下しました。
先日使っていると、突然「バッテリー容量不足」と表示されシャットダウンされました。
そこで持っていたモバイルバッテリーをつなぐと0%から瞬時に48%に。
これはかなり劣化している様子。
そこで再起動してバッテリーのステータスを見ると……
これはバッテリーの終わりが来ているようですね……
以前PlanetComputerに問い合わせたら「バッテリー品切れ中なので後日連絡します」とあり、もうそこから2年以上連絡がもらえていません。
早くAstro Slider 5Gが届いてほしいところです。
何度か充電しても、5分ほどですぐにシャットダウンしてしまうので、とあることを試してみました。
バックパネルを外し、端子側のネジを外します。
そしてサイドカバーを取り外します。
この金属板の下にバッテリー端子があるので、これを一度外します。
そして数秒待ってから元通りに組み立てます。
その後、サイド充電をしたところ、容量がリセットされたのか、今の所は不意にシャットダウンすることはなくなりました。
……と思っていたのもつかの間!
92%から一気にシャットダウン!
もうこのバッテリーは完全に寿命のようです。
やっぱりバッテリー交換か、早くAstroが届いてほしいです。