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povo2.0を申し込んでみた
基本料金0円のモバイル回線といえば楽天モバイルが有名ですが、もう一つAUのサブブランドのpovo2.0があります。
ドッピングという料金形態で、使いたいだけの通信料を購入するという、プリペイドに似た使い方をするものです。
そして提供形態に従来のSIMガード発行と、eSIM発行というものがあります。
povoには実店舗はなくwebのみで申し込むサービスとなっており、実態のないeSIMならば即日で通信が行えるようになります。
さて、eSIMを使うには対応する端末が必要になりますが、私は最近「Rakuten Mini」という端末を手に入れました。
これはeSIM専用機なのです。
元々は楽天モバイルのeSIMで動かすことが前提なのですが、povoでも運用することができるようです。
というわけで、povo2.0に申し込んでみました。
posのサイトを見ると「eSIMで運用したい端末の他に、別の通信可能な端末があったほうが良い」とのこと。
Rakuten MiniがWifi通信ができる状態になっているなら、面倒はあるものの申込みは可能なようです。
別のスマホがあるなら素直にそちらを使うと良いでしょう。
ですがあえてRakuten miniだけで申し込みにチャレンジしてみました(結果、些細な理由で途中から別端末を使ってしまいました)
まずは、アプリストアからpovo2.0のアプリをダウンロードします。
起動後、新規契約からアカウントを作成し、メールにて認証コードの発酵を行い、アカウントを有効にします。
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全部で5箇所あります。
続いてeSIMを申込み、クレジットカードを登録します。
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そしてRakuten miniだけで申し込みができている
(ここまでは)
次に本人確認に免許証の画像を撮影します。
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ここまでは難しいことはないでしょう。
さらに本人確認のため「自身が操作している証明」として自分の3D写真を攝ることになります。
具体的には顔を左右上に動かします。
写真などで誰かがなりすますのを防ぐために擬似的な3Dスキャンを行わせるのです。
…これがどうしてもうまく行かない。
首を動かす速度が違うのか、照明なのか、エラーでとまっていまい最初からやり直しに。
もうこの写真だけで30分以上チャレンジし、イライラ…
やっとコツを掴んだのですが、顔を動かすとき
「視線はスマホを見ていること」が条件でした。
眼球を正面に固定するとほぼエラーになります。
おそらく、「首の動きと眼球が独立して動く」事で「ダミーヘッドではない」と判断するアルゴリズムなのでしょう。
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あとは発行完了を待ちましょう。
この段階でRakuten miniに不具合があるのかと、別の端末にpovoアプリを入れて試してしまい、Rakuten mini単体での申込みに失敗してしまいました。
もっと早く視線について気づいていれば……
また本人認証に罠があり私は「本人と確認できませんでした」と返され2時間を無駄にしました。
実は免許証からOCRで住所を読み込んでいるようなのですが、郵便番号と地名が一文字「似た文字」になっており、それを見落としたために「一致せず」と弾かれていました。
私の場合「8」→「6」となって認識されていました。
OCR任せでなく、手動で入れ直すべきでした。
というか、ここれもRakuten Miniでやっていたのですが、小さな画面だったので見落としていました。
メインスマホからやり直したときに気づきました。
修正し再度提出して、念願のeSIMが発行されました。
するとアプリにアクティベーション用のQRコードが表示されます。
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これをRakuten Miniから読み込むと無事eSIMを開通させられます。
Rakuten mini単体の場合は自身でQRを読み込めないので、アクティベーションコードをコピー&ペーストして認証するようです。
最後にpovo用のAPNを設定すれば、WiFiを切っても単体で通信が可能になります。
povoのAPNは「povo.jp」でパスワードなしでした。
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トッピングを購入していないときには最大で128kbpsという超低速でしか通信できませんが、0円ならば仕方ないですね。
ちなみにこの状態でもGoogle Mapはしっかり動きますし、Wifiテザリングで車載Androidにカーナビさせることも可能でした。
最近は店舗や駅にフリーwifiがあるのでしっかり使いたいときにはそれでも良いかもしれません。
(セブンイレブン系はwifi撤去してしまいましたが)
またトッピング無しで180日を越えると強制解約になるようなので半年に1回は最低330円は払うことになります。
このトッピングは「一日使い放題」となっていますが、それならば「一ヶ月3GBで990円」の方が快適かもしれませんね。
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