GPD Pocketのバッテリーを交換して怒った話
2019年7月にクラウドファンディングでプレッジしたGPD Pocketを手に入れて約3年。
最近はあまりメインとしては使っていませんでしたが、たまの外出にはカバンに入れて持ち歩いていました。
しかし最近はバッテリーが60%までしか充電できなくなっていました。
同じようにバッテリーがヘタってしまったのに、交換バッテリーが手に入らないGemini PDAの二の舞いにならないようにGPD Pocket用バッテリーを手配しました。
Aliexpressで2週間ほどで届きました。
中身はバッテリー本体と、工具。
ただ今回はこの工具は使いませんでした。
バッテリーの交換は簡単……なはずなのですがちょっと手間取りました。
理由はバッテリー背面にベッタリと両面テープが貼られていてなかなか剥がれなかったことです。
無理やりバッテリーを引っ張って折り曲げると、内部がショートして火が出ることがあるので慎重にする必要があります。
そこで私が取った方法は、使っていないクレジットカードかポイントカードを使って、時間をかけてゆっくりと両面テープを削ぎ落とすように剥がしました。
後はコネクターを付けて蓋を閉じれば完了です。
(バッテリーを剥がすときにコネクターが抜けかけて、キーボードが効かなくなってもう一度蓋を開ける必要ができたのは内緒です)
さて、バッテリーの交換が終わったGPD Pockrtですが、奇妙な現象が起こっていました。
ハード的には100%充電完了しているのですが、OS的には52%しか認識していません。
しかもそれ以上の充電をしてくれません。
色々調べ、バッテリーをモニターするアプリを入れてみましたが、どうやってもハードとソフトでバッテリーの認識に差が出ています。
ならば一度使い切ってからOSをつけっぱなしにして充電すれば……と試したものの52%で充電が終わってしまいます。
これは実はバッテリーを交換する前の状況と同じです。
つまり、バッテリーは交換しなくても大丈夫だったということですね。
無駄なことをしました。
もう一度だけ使い切り、OSをつけっぱなしで充電しましたが52%で止まるのは変わらず。
いや、内部的には100%で充電をやめているのですが、OSが52%だと思い込んでいる様子。
さあ、こまった……と思っていると一晩充電している間にWindowsアップデートの準備ができたようです。
かなり長い再起動の後、なんと、バッテリーモニターの表示が直りました!
まさかOSのバグのせいで6千円も無駄に払うことになってしまうとは……怒り心頭です!
ゲーム業界に身を置いたのは、はるか昔…… ファミコンやゲームボーイのタイトルにも携わりました。 デジタルガジェット好きで、趣味で小説などを書いています。 よろしければ暇つぶしにでもご覧ください。