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アンチウィルスソフトが勝手に置き換えられた?

ちょっと驚くタイトルの記事がありました。

アンチウイルスソフトのKasperskyユーザーから「勝手にUltraAVに置き換えられた」との報告

ロシアに拠点を置くセキュリティ企業・Kasperskyの製品が、アメリカのサイバーセキュリティ企業・Pango Groupの「UltraAV」という製品に勝手に切り替わっているとの声が多数上がりました。
この背景には、アメリカ政府によるKasperskyの排除がありました。
ロシア政府とのつながりが懸念されることから、Kasperskyの製品販売および製品提供がアメリカ国内で全面的に禁止されました。
Kasperskyはアメリカ支社の閉鎖や従業員の解雇などを進めましたが、製品を使用している約100万人のアメリカ人ユーザーをどうするかが課題として残りました。
そこで名乗りを上げたのがセキュリティ企業のPango Groupで、同社はKasperskyの顧客全員を引き取り、Pango Groupの「UltraAV」に移行させることを提案しました。
この案が合意に至り、Kasperskyを使用していたユーザーはUltraAVに移行させられることとなりました。
Pango GroupはUltraAVのウェブサイトで「Kasperskyユーザーは9月中旬までに既存のサブスクリプションでUltraAVにアクセスできるようになります。
移行に際し何もする必要はありません」と告知していて、同社によると9月上旬にはすべてのKasperskyユーザーに対してUltraAVへの移行を通知したとのことです。

う~む。
告知はされていたのに、それをちゃんと見ていなかったユーザーが騒いだ、というのが事の真相のようです。

読まなかったユーザーが悪いのか?
もっと告知を徹底するべきだったのか?

私の親なども通知エリアに出るアップデートの告知は見ずに消します。
理由を聞いたら「怖いから見たくない」という何とも良くわからない答えが返ってきました。
まぁ、ここまでじゃないとしても「ただの広告だろう」と読まずに削除する(消す)人が多いということなのでしょうね。

最近のWindowsにはDefenderという市販並みのアンチウィルスソフトが標準で入っているので、特定の事情がなければ、わざわざアンチウィルスソフトを入れる必要はなくなっていますけれど。

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葉月 陽
ゲーム業界に身を置いたのは、はるか昔…… ファミコンやゲームボーイのタイトルにも携わりました。 デジタルガジェット好きで、趣味で小説などを書いています。 よろしければ暇つぶしにでもご覧ください。