イチゴ狩りと大谷資料館
四年前に父が亡くなり一人で暇を持て余している母を楽しませるために、昨日イチゴ狩りへ行ってきました。
行き先は去年と同じく「益子いちご団地」
ここは100棟のビニールハウスがあり、予約無しで行くことが出来る場所です。
本当は朝一でいくつもりだったのに、渋滞で実家まで3時間もかかってしまい、いちご団地に到着したのは昼の12時でした。
この遅れのせいで美味しそうな大きなイチゴは先に食い尽くされてしまい、小粒な物しか残っていませんでした。
それでも母には楽しんでもらえたようで良かったです。
ちなみにイチゴの栽培には高設栽培式と低設栽培式がありますが、いちご団地は低設栽培式です。
一番自然な栽培法式ではありますが、イチゴを摘むためには腰をかがめる必要があり、足腰が弱い人には運動になってしまいます。
あまり出歩かなくなった母にはいい運動になったのではないかと思います。
もしイチゴ狩りに興味がある方は、この栽培法式も調べておくと良いかもしれません。
新しいハウスは高設栽培式が多く、こちらの方が立ったまま摘み取ることが出来るので楽ですが、背の低い子供は上の方の果実に手が届かないので低設栽培式のハウスを選ぶと良いでしょう。
イチゴ狩りを終えた後は、今まで本場の宇都宮餃子を食べたことがない母のために宇都宮方面に移動。
しかしまだ時間が早かったこととイチゴで腹が膨れていたので、腹ごなしに大谷資料館に行くことにしました。
大谷資料館は大谷石を切り出した跡であり、まるで地下神殿のようになった空洞を公開した施設で、映画やドラマ、MVなどの撮影場所としてもよく使われる場所です。
内部に今までに使用された作品のスチル画像などが展示されており「あの作品のあのシーンはここか!」のように楽しめます。
こちらも大変人が多く、遠く離れた第四駐車場から歩くことになりましたが、資料館内部へはほぼ待たずに入れました。
内部は地下空洞に降りるという構造上、ほぼ階段で、これまた母の足腰をいじめました。
のんびりと見ながら、こまめに立ち止まって休みながら移動できるので無理なく運動できたのではないでしょうか。
そして宇都宮市内にもどってから、念願の宇都宮餃子を食べさせることが出来ました。
出足の渋滞で予定が狂うかと思いましたが、思ったほどの被害はなく一日楽しめたかと思います。
そして家に帰ると疲れで泥のように眠りました。