異臭と飛沫って何だ？

補給物資を乗せたロシア製の宇宙船とドッキングしたISS（国際宇宙ステーション）が、異常を検知し、ハッチをすぐに閉じたというニュースが入ってきました。

ISSに到着したロシアの補給船「プログレスMS-29」で異臭と飛沫を確認ISSに到着したロシアの補給船「プログレスMS-29」で異臭と飛沫を確認 - sorae 宇宙へのポータルサイト

プログレスMS-29は日本時間2024年11月21日21時22分にバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、2日後の日本時間2024年11月23日23時31分にISSロシア区画の小型研究モジュール2「ポイスク（Poisk）」にドッキングしました。
NASAがXに投稿したポストによると、到着後にロスコスモス（Roscosmos）の宇宙飛行士がISSとプログレスの船内を隔てるハッチを開放したところ、予想外の臭いと小さな飛沫が確認されたため、ハッチが閉じられました。ISSでは空気浄化装置と汚染物質センサーによる船内空気の清浄化と監視が行われていて、ISSの運用管制官はアメリカの現地時間2024年11月24日時点での船内空気の質は正常レベルだと判断しています。

空気の質としては正常範囲だとしても、予想外の異臭とか飛沫って言うのが怖いですね。
宇宙はすぐ外は大気のない世界。
逃げる場所もありませんから、慎重になるのは当然のことでしょう。

さて、この異臭と飛沫の正体はいったい何なのでしょうね？
まさかウクライナへ攻め込んだロシアへの制裁に対する抗議目的だったりしたら……？