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EV論争と資源枯渇

最近どうも旗色が悪くなってきたEV(電気自動車)ですが、それでもまだEV推進派の人は少なからずいます。
その人たちの言い分の中に「石油が枯渇したらどうする気?」というものがありました。
そこでGoogleのAIさんに問い合わせてみました。

Q)石油 枯渇 何年
A)AI による概要
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石油の枯渇時期は、新しい資源が発見されなかったり、資源を掘り出す技術が進歩しないままで考えると、約50年とされています。
石油の可採年数は、1970年代の石油危機時には枯渇が懸念されましたが、回収率の向上や新たな石油資源の発見・確認により、1980年代以降は40年程度の可採年数を維持し続けてきました。
石油は有限の資源ですが、地球上から完全に枯渇することは想定し難いとされています。探査技術や採掘技術の進歩により、採掘できる化石燃料の埋蔵量が増えているためです。
また、石油を燃焼することで発生する温室効果ガスは気候変動を引き起こしています。そのため、世界全体で石油の消費量を減らすことが必要です。

とのことでした。
さらにドリーム燃料などの合成燃料も研究されており、純粋な石油の消費は抑えることが出来そうな感じです。

今のところ、ガソリン自体は合成できていないのですが、軽油、灯油は合成できるとのこと。
ガソリンがダメでもディーゼルエンジンの車両があるので、内燃機関は問題なさそうですね。

さて、石油の枯渇について調べたなら、EVの肝であるリチウムイオンバッテリーについても調べないといけません。
現在のリチウムイオンバッテリーにはレアメタルの「コバルト」が必要です。
こちらの枯渇は大丈夫なのでしょうか?

Q)コバルト 枯渇 何年
A)AI による概要
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コバルトは、単純に計算すると50~60年で枯渇するとされています。これは、米国地質調査所(USGS)の報告によると、コバルトの埋蔵量は710万トン(2017年の調査)で、年間の採掘量は10万トン前後だからです。
コバルトは、EVバッテリーや医薬品、超合金、鉄鋼生産など幅広く使用されています。特にEVの普及がコバルトの不足に拍車をかけており、コバルトの価格が高騰する可能性があります。
また、コバルトの採掘には深刻な人道上の問題が横行しています。アフリカ中部のコンゴ民主共和国(コンゴ)では、子供によるコバルトの生産が行われており、社会問題になっています。

う~む、こちの枯渇の方が深刻っぽいですね。
とはいえ、レアメタルフリーの環境にやさしいバッテリーも研究は進められていますので、そこまで深刻ではないかもしれません。

というわけで、どちらの派閥にも「枯渇問題」は存在するし、代替技術の開発も進められている。
となると、理想なのは「現状の低排気ガスの内燃機関車でもう少し頑張り、理想的なバッテリーが登場するまでEVには待ってもらう」という形になるのでしょうね。


ゲーム業界に身を置いたのは、はるか昔…… ファミコンやゲームボーイのタイトルにも携わりました。 デジタルガジェット好きで、趣味で小説などを書いています。 よろしければ暇つぶしにでもご覧ください。