物欲を慰める
最近になりMicrosoftのAndroid第2段であるSurface Duo2の情報が出始めた。名前の通りDuoの2代目ということになる。
このSurface Duoシリーズは2画面スマートフォンでそのコンセプトは非常に魅力的だ。しかし初代Duoはどうも内容が煮詰められていない「とりあえず思いつきで出してみた」レベルの完成度だという。それでもあの美しいデザインは一度は所有してみたいという欲求を駆り立てる。
そしてDuo2の情報が出るのと同じく、初代Duoがかなり安く投げ売りされているらしい。ただし、日本では正式流通していないので海外サイトから買うことになるのだが。
元の金額が15万円近くするだけに、送料を入れても日本円で8万5千円ほどで手に入るのは魅力だ。だがそれでも8万円以上の金額は、ぽんと出せる額ではない。
そこで仕方なく以前手に入れてしばらくメインで使ったこともあるM Z01Kを引っ張り出してきた。
こちらは同じに画面でも山折形で液晶面が外に露出しているタイプだ。(Duoは谷折り型が基本だが、完全に開いて山折形にもできる)
そして平面までしか開けない。その代わりヒンジ部分の隙間は2mmほどと結構頑張っている。
広い一枚のタブレットとして使うとこのヒンジの隙間はそれなりに目立つが、読書用にはページのつなぎ目に位置するため意外と気にならない。
結局の所ポケットに入れて持ち歩けるというメリットはあるものの、M Z01K片側5.2インチ、2画面をフルに使っても6.8インチと、タブレットより画面が狭いため、中途半端なサイズになってしまう。
だがSurface Duoの場合、片側5.6インチ、両面で8.1インチとなりこれならタブレットとしても使えそうだ。
……だがしかし!
結局はタブレットとして使いたいならタブレットの方が快適なのは言うまでもない。
手にしたいという物欲を抑えるのは大変だ。