「ソフトベンダーTAKERU」って知ってる?
ファミコンソフトの説明書に12万円の値がついているそうです。
説明を読むと「ディスクシステムのゲーム説明書はペラ一枚なのですぐに捨てられてしまうため、残っていることが珍しい」とのこと。
なるほど、納得である。
話は変わるが、WindowsよりもMS-DOSだったパソコン黎明期に「ソフトベンダーTAKERU」というサービスがあったことを思い出した。
パソコンショップの入り口などに設置された、ファミコンディスクシステムの書き換え機のパソコン版である。
ブランクのフロッピーディスクを持参し、タッチパネルから目的のソフトを購入してディスクに書き込む。
説明書はプリンターで印字されたものが出力される。
パッケージの箱がないのでその分、安く提供されるというシステムだが、まだネット通販などなかった時代はこのようなスタイルで販売されていた。
商用ソフトの他、個人のソフト(シェアウェア)や同人ゲームなどもあって、手軽に購入できるのが良かった。
今ではインターネットでダウンロード販売というスタイルに変わっており、このようなベンダーの出る幕はないだろうが、今のスタイルも、昔のスタイルが存在してこそなのだ。
ただの懐古厨の話で申し訳ありませんでした。
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ゲーム業界に身を置いたのは、はるか昔……
ファミコンやゲームボーイのタイトルにも携わりました。
デジタルガジェット好きで、趣味で小説などを書いています。
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