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オーダーミスとクレームと活舌

今朝も目覚めてからおなかがすいたのでマクドナルドに食べに来ました。
自分はアプリでモバイルオーダーをしたのですが、あのアプリのトップにある「店舗で受け取り」のボタンについミスを誘発されます。

起動直後の画面

ここから注文した場合は「持ち帰り用」になってしまうのです。
店で食べようとしてもここから入ると強制的に「持ち帰り用」になってしまいます。
今日も忘れてやってしまいました。
では店内飲食の時はどうするかというと「商品メニューから」選ばないとダメなんです。
このアプリの設計はどうなんでしょう?
せめて最後に「持ち帰り」「店内」を選べるようにするだけでミスは減ると思います。

それはともかく今日は孫ときた老人が「チーズが入ってないし、なんだか甘いんだが?」と文句を言いに来ていました。
「こちらの商品には最初からチーズははいっていないのですが……」と返す店員。
私のすぐ横で話しているのですが、老人は何かを言っていますが、ここから先が全く聞き取れません。
店員に何度も言っているのですが、活舌が悪く分かるのは文句を言っていることくらい。
そのうちやっと「ソーセージエッグ」という単語が聞き取れました。
店員もこれがわかったようで「こちらはグリドルですね……」と、どうやらオーダーミスがあったことがわかりました。
ミスがあったのは店舗側でしょうが、この活舌ではやむなしかもしれません。

特に最近のマクドナルドのメニューは本当にどこに何があるのかわかりにくいデザインではないかと思います。
最初から出来上がったセットばかりの写真が並べられ、単品が非常に見にくい。
場合によっては文字だけで書かれており、一見すると注意書きに見えてしまう。
そう思えるのは私だけでしょうか?

私が学生時代にアルバイトしていたころのメニューは「縦レイアウト」で、上から目を下に移動させるだけで見つけたいものが見つかりました。
しかし最近のメニューは「横レイアウト」になっており、視線を「Z移動」させないといけません。
さらに一押し商品が大きくなった不均一レイアウトです。
実は人間工学的にはこれは見落としを生みやすいレイアウトです。
また客が買いたい商品とサンプル写真がずれて認識されることがあります。

活舌の件はともかく、オーダーミスを生みやすいメニューレイアウト、アプリ構造というのもあると思います。
客としてはぱっと見派手なメニューレイアウトにするより、ミスを減らすレイアウトにしてほしいと思う次第です。

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葉月 陽
ゲーム業界に身を置いたのは、はるか昔…… ファミコンやゲームボーイのタイトルにも携わりました。 デジタルガジェット好きで、趣味で小説などを書いています。 よろしければ暇つぶしにでもご覧ください。