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ふるさと納税サイトにはどのようなメリット・デメリットがあるの?おすすめ5選を紹介!

「ふるさと納税の仕組みは分かるけど、どの専用サイトを利用するのがいいか分からない」と悩んでいる人はたくさんいます。

自治体に直接ふるさと納税することはできますが、様々な特典を受け取るためにも専用サイトの利用がおすすめです。

専用サイトはたくさんありますが、それぞれ異なるポイントがあります。今回は、返礼品数が多く、人気なふるさと納税サイトのおすすめ5選をご紹介します。

1.ふるなび

ふるなびには一般的なふるさと納税に加えて、主に4つのオリジナルサービスがあります。お得なふるなびのオリジナルサービスとデメリットをご紹介します。
参照:「ふるなび」https://furunavi.jp/

ふるなびカタログ

ふるなびカタログは、便利なポイント制のふるさと納税サイトです。ふるなびカタログの最大のメリットは、返礼品を送ってもらうタイミングが自由なことです。
一般的には、ふるさと納税の申し込みをするとすぐに返礼品が届くため、一度に複数のふるさと納税をすると農作物などが同時期に届いて困ってしまうことがあります。しかし、ふるなびカタログなら最初に寄附を行い、後から返礼品を選ぶことができます。例えば、年末ギリギリに寄附をしたい時や返礼品を選ぶ時間がない時に便利です。

また、ふるなびカタログで寄附をすると、寄附金に応じてポイントが貯まります。ポイントは、寄附した自治体でのみ使えます。有効期限がないので、気に入った自治体を繰り返し応援できるのが嬉しいポイントです。

ふるなびトラベル

全国の料理がおいしいホテルや旅館が予約できる「ぐるなびトラベル」では、ふるなびトラベルポイントを使って予約ができます。

旅行したい自治体に寄附すると、ふるなびトラベルポイントが返礼品として受け取れます。そのポイントを宿泊や食事、交通、地域に根ざした体験などで使用可能です。1ポイント=1円で換金できる上に無期限の有効期限なので、貯まっているポイント分を自由に使えます。

ふるなび美食体験

「ふるなび美食体験」とは、一流のシェフが作った有名店の料理を、お店や自宅で味わえるサービスです。ホテルやレストランで優雅に食事を楽しんだり、自宅でゆっくりと味わったりできます。自分の希望のスタイルを選んでおいしい料理を楽しみましょう。

ふるなびクラウドファンディング

ふるなびクラウドファンディングは、自治体ではなくプロジェクトに対して寄付できる仕組みです。通常のふるさと納税と似た仕組みで、誰でも簡単に利用できます。

街に新しい商業施設を建てるプロジェクトや、地域のグルメ商品をオンライン販売して全国に流通させるプロジェクトなど、様々な内容があります。

ふるなびのデメリット

オリジナルサービスがあり、自分の好みに合わせたふるさと納税ができるふるなびですが、ポイントを使用する際に注意すべき点があります。寄附した後に付与されるポイントは、寄付先の自治体でしか利用できません。

また、ふるなびカタログで貯めたポイントを、ふるなびトラベルで利用することもできません。注意点をしっかりと確認して、ふるなびを楽しみましょう。

2.ふるさとチョイス

ふるさとチョイスは、人気のあるふるさと納税サイトの老舗です。返礼品の数は57万を超え、そのうち1万以上が限定品となっています。また、1700以上の自治体に申し込みでき、決済手段も豊富です。

ふるさとチョイスのメリットとデメリットをご紹介します。
参照:「ふるさとチョイス」https://www.furusato-tax.jp/

ふるさとチョイスのイベント

ふるさとチョイスの魅力は、ふるさと納税をする人と自治体を結びつける取り組みを行っていることです。

例えば「ふるさとチョイス大感謝祭」は、ふるさと納税を行う人に対して、自治体が感謝を伝えることを目的として、双方が交流できるイベントです。交流によって、単に寄附するのでではなく「心から応援したい!」と思える自治体に出会えます。子どもも大人も楽しめるイベントです。

年に一度開かれる「ふるさとチョイスAWARD」は、それぞれの地域で活動している人について、ふるさと納税の裏側でどんな出来事があったのか、どのような気持で活動しているのかを知ることができます。

参照:「たのしい!の先に、大好きな地域ができる。"ご縁"が生まれるふるさとチョイス大感謝祭」
https://note.com/minna_to_choice/n/n3c06189d1deb

逢うふるさとチョイス

「逢うふるさとチョイス」とは、様々な地域を知れる企画や展示がされている、お店です。
店舗は東京都新宿区にあり、「この場所からはじまる、お付き合い」をテーマに多くのコンテンツを楽しめます。例えば、「ご縁だるまガチャ」は、47都道府県の名産品がデザインされた大きなだるまが入っています。引き当てただるまの地域にある美味しい物や楽しいことと交換してくれるので、ドキドキワクワク感が味わえます。

「地域ガチャ&投票BOX」は、16台の地域ガチャが設置されており、驚くようなアイテムを引き当てることもあります。ガチャが入っていたカプセルをガチャ横に設置してある2択投票BOXに投票してみましょう。

展示コーナーには、人気の返礼品が展示されているので、実際に目で見て確認することができます。気に入った返礼品があれば、その場で寄附することもできます。「ふるさと納税の仕組みがよく分からない」という方には、お店で気軽に質問できます。

読むふるさとチョイス

「読むふるさとチョイス」は、全国各地の挑戦者を応援するメディアです。地域で活動している方にインタビューして、その魅力や熱い想いを記事にしています。

変わったテーマで活動している方も多く、例えば、奈良から広げるビール醸造所の多様性を語った奈良醸造では、音楽に似るお酒は時代と共に変化すると表現しています。また、ノミヤマ酒販は「酒を売らない」と決意したそうです。このように、「どういうこと!?」と思わせる気になる記事がたくさんあります。

「読むふるさとチョイス」の紹介サイトを見ると、どれもじっくりと読みたくなる記事ばかりです。どの挑戦者も応援したくなるくらい魅力がたっぷりとあふれています。

ふるさとチョイスのデメリット

たくさんの魅力があふれるふるさとチョイスですが、ポイントの還元サービスはありません。ふるさと納税専用サイトの多くがポイント還元をメリットに取り上げているため、ポイント還元がないのはデメリットとなるでしょう。

ただし、ふるさとチョイス独自のポイントサービスがあり、キャンペーンに参加すると寄付額に応じたマイル、あるいは一定のマイルが受け取れます。貯まったマイルはamazon gift cardやd-POINTなど他者のポイントに交換できます。

また、返礼品には家電製品がありません。家電製品を返礼品に選びたいという方は他のふるさと納税専用サイトを選んでしまいます。

返礼品数が豊富であり、自治体の魅力を発信しているふるさとチョイスでは、返礼品を選ぶのに時間がかかってしまうという方もいるかもしれません。

3.さとふる

さとふるは、ランキングとレビューで探せる認知度No.1のふるさと納税サイトです。さとふるのメリットとデメリットを紹介します。
参照:「さとふる」https://www.satofull.jp/

ふるさと納税の仕組みがわかりやすい

さとふるは、ふるさと納税初心者におすすめです。ふるさと納税の仕組みを分かりやすく解説しているため、自分で調べる手間が省けます。会員登録をすると、マイページから配送状況が確認できたり、控除手続きに必要な申請書や証明書の取得が簡単にできたりするため、非常に便利です。

発送予定時期・発送予定日・お届け日・発送日・発送予定日など、現在の配送状況が確認できるため、「同時期にたくさんの食べ物が届いてしまった」と困ることが減ります。また、控除額残額が一目で分かる便利な機能や、面倒な確定申告が最短5分4ステップでできるサービスもあります。

チャットボットやコールセンター、問合せフォームなどカスタマーサポートが充実しているのも心強いです。。分からないことや困った時には、利用してみましょう。

初めてのふるさと納税で分からないことは、さとふるで解決しましょう。

返礼品を探しやすい

さとふるは、興味のある返礼品や欲しい返礼品など、目的に合った寄附先を探しやすいです。応援したい自治体がある人は、「ふるさと納税を地域から探す」画面にすると、各地域の返礼品ランキングが紹介されています。

返礼品よりも、教育・人づくりや環境・衛生、まちづくりなどに役立てて欲しいという人は、「寄附の使い道から探す」ことをおすすめします。

継続利用でお得になる

さとふるマイポイントは、寄附や各サービスの利用実績に応じて貯まるポイントです。毎月開催されている様々なキャンペーンにエントリーすると、例えば、付与上限なし最大14%のさとふるポイントが受け取れるなどお得です。

さとふるポイントは、PayPayポイントやAmazonギフトカードに交換できます。利用実績により、さとふるマイステップが上がり、どんどん貯まるようになります。長く利用して、実績を積むことでお得にふるさと納税ができるでしょう。

さとふるのデメリット

さとふるには、さとふるポイントがありますが、ふるさと納税を行えばすぐにポイントが貯まるわけではありません。キャンペーンへのエントリーなど、多少手間がかかります。また、有効期限があるため、せっかく貯まったポイントを無駄にしないように確認が必要です。

返礼品は豊富ですが、電化製品の数は少ないです。電化製品が欲しい場合やポイントの還元を狙う方は、他のふるさと納税サイトを利用した方がお得でしょう。

しかし、「寄附をする際にキャンペーンが適応されているか分からない」「ワンストップとクレしん製の控除手続きを、オンラインで完結したい」など、さとふる利用者の声を受けて、改善しています。貴重な意見を実現してくれる、さとふるのサポートは素敵ですね。

4.楽天ふるさと納税

「楽天ふるさと納税」は2023年の調査によると、顧客満足度No.1サイトに選ばれたサイトです。人気の理由2点とデメリットをご紹介します。

参照:J.D.POWER「2023年ふるさと納税サイト顧客満足度調査」https://japan.jdpower.com/ja/press-releases/2023_Hometown_Tax_Donation_Website_Customer_Satisfaction_Study

参照:「楽天ふるさと納税」https://event.rakuten.co.jp/furusato/

楽天ポイントが貯まる・使える

楽天会員情報をそのまま利用できるため、新しく個人情報を登録する必要がありません。通常と同じように、ふるさと納税としてショッピングを楽しめます。寄附金の支払いには、クレジットカードも楽天ポイントも利用できるので便利です。楽天ポイントは、100円につき1ポイントが付与されます。

ポイント還元率が高いのが最大のメリットです。SPUというポイントUP制度やその他のキャンペーンを利用すると、最大31%の還元まで受け取れます。最大のメリットを受け取れるようにしっかりとチェックしましょう。

信頼感がある

楽天ふるさと納税では、総務省から「ふるさと納税の対象となる団体」と認定されている自治体が取り上げられています。「ふるさと納税をしたつもりだったのに、実際は対象外だった」というトラブルを避けられます。

楽天ふるさと納税に紹介されている自治体のページは、全てオリジナルの紹介サイトとなっています。こだわりの紹介サイトを確認して、その土地で住む人の雰囲気や想いを知ることで、安心して寄附先を選べるでしょう。

また、返礼品にはたくさんのレビューが投稿されています。実際に返礼品を受け取った方のレビューは、選ぶ際の大切なポイントとなります。

楽天ふるさと納税のデメリット

楽天会員以外も利用できますが、楽天ポイント付与の対象外です。ポイントを貯めたい場合は、楽天会員登録をしましょう。注文者情報が、納税者の情報で正しいかの確認も必要です。間違っている場合は、税金の控除申請ができません。楽天ふるさと納税をする際には、注文者が納税者であるか、住所が正しいかを必ず確認しましょう。
また、楽天市場からふるさと納税ができますが、到着予定は通常のショッピングとは異なります。「この日に届くと思っていた」と勘違いしないように、配送予定に関しては、寄附先の自治体に確認が必要です。

5.ヤフーのふるさと納税

ヤフーのふるさと納税は、ヤフーショッピング内のさとふる、ふるなび、ふるさとチョイスのお店で買い物をすることで、ふるさと納税ができるサイトです。メリットとデメリットをご紹介します。
参照:「ヤフーのふるさと納税」https://shopping.yahoo.co.jp/promotion/event/furusato/

使い慣れたサイトをお得に利用できる

ヤフーのふるさと納税は、掲載自治体数が豊富で、ヤフーショッピング利用者なら普段のお買い物手続きでふるさと納税ができる点がおすすめです。

常にPayPay利用者にお得なキャンペーンを開催していて、寄附金額の5%分のPayPayポイント還元を受けられるのは嬉しいですね。

また、ヤフーショッピング内にヤフーのふるさと納税があるため、ソフトバンク及びワイモバイルユーザーなら、更にポイント還元を狙えます。返礼品と同時にポイントの還元を受けることは、お得なメリットです。

ヤフーのふるさと納税のデメリット

ヤフーショッピングに登録をしていない場合は、登録する手間があります。しかし、他のサイトと比較しても、掲載自治体数が多いので利用するとお得です。

ヤフーショッピングで注文手続き後、所定の時間内にさとふる、ふるなび、ふるさとチョイスのいずれかで支払い手続きを完了できないと、申し込みが無効になってしまうので注意しましょう。

また、申し込み者とクレジットカードの名義が同じ人でないと、支払いができません。クレジットカード、PayPay、デビットカード、キャリア決済など、様々な支払い方法ができますが、商品によっては対応できる支払い方法が異なります。

最大のPayPayポイント付与は、PayPayクレジットやPayPay残高など、PayPayカードで支払った場合のみ可能です。付与上限がある場合もあるため、必ず確認しておきましょう。

ふるさと納税には自分に合ったサイトを利用しよう


ふるさと納税を行えるサイトがあることをご紹介しました。

「ポイント還元率がお得」「返礼品数が多い」「自治体の顔が見られる」など、ふるさと納税サイトにはそれぞれのメリットとデメリットがあります。自分がどのようにふるさと納税をしたいのか、どのように自治体と関わりたいのかによって、選ぶふるさと納税サイトは変わります。

日本を元気にするために、自分に合ったふるさと納税サイトを利用してふるさと納税をしてみましょう。


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