
高杉晋作と「27クラブ」
女性向け匿名掲示板で、「つまらない人生だったなと思う人」っていうスレッドを見つけて、興味を引かれて(病んでる?)読んでみたら、高杉晋作の写真が貼られていた。
「おもしろきこともなき世をおもしろく 住みなすものは心なりけり」
てやつですね。
うまいこというなー、と思って続きを読んだら、「27才で死んだ若造がなにを分かったようなことを」と、リプライでディスられていた。
晋作、とんだもらい事故……。
まぁ、分からんでもないです。
私も46才なんで。
46といえば、JFKがオズワルドに暗殺された年ですよ。
早死には早死にでも、油の乗った老獪な政治家の早世年齢です。
なんなら産めるし、27才なら。と思う気持ちは分かる。
でも、27年の人生でも100年分考えた賢者もいるかもしれないし、生きた時間が長いというだけで、高杉晋作にマウントとれるかどうかは分からない。会ったこと無いし。
そういえば、「27歳で他界した『27クラブ』」てありますよね。
ロックスターは27才で死ぬ人が多い、と。
「高杉晋作も三味線弾くし27クラブじゃない?」
とうちの姉が申しておりました。
たまに不思議な現象のように語られることもありますが、
「薬物中毒もしくはアルコール中毒の平均寿命は何歳くらい?」
と想像すると、普通に27才くらいなのかなぁと。
もうちょい早いパターンも、少し遅いパターンもあるけど、重度のギフテッドで薬物問題があると多くは20代か30代で亡くなるよね。という符号なのでは。
「ケネディ家の呪い(早死にする)」
というのも、
「危険なことにあえて挑戦してしまう冒険家的な遺伝子を持つ一族(ADHD系のギフテッドとか)」
なんじゃないか、っていう説もありますし。
「つまらない人生だったなと思う」くらい長く生きていられているというこは、(つまらない=平凡な=ふつう)の方に寄せられている結果だと思えばありがたい。
「つまんないなんて思っている暇なんてない」
ってくらい、ドーパミンとかアドレナリン全開の状態で体がもつのは、せいぜい27年くらいなのではないだろうか……。