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カブクワのメスが生まれる時

娘の友達が、昨年、ペットショップのクジ引きでヘラクレスオオカブト夫妻を手に入れた。

昭和末期キッズだった私の憧れ、ヘラクレス。エリマキトカゲ、ウーパールーパー、へラクレスオオカブトの順にほしかった。※次点 シーモンキー

ママ友は若干迷惑そうでしたが、パパさん大張り切りで課金して環境を整え、5匹幼虫が産まれたそうですが。

夏休みの自由研究を見据え、ワクワクしやがら孵化を待ったところ、、、。

全部、メスでした!

ビートルズ、5人全員、女子でした!

我が家も、昨年、イギリスに転勤することになったしゅんちゃんちのカブトムシ幼虫3匹を大事に育てまして、羽化してみたら、三姉妹でした。

幼児教室学科時代、フェミニズム論のゼミをとっていた身として、言いづらいんですが、、、。

このご時世、こんなこと言ったら性差別て怒られそうですが、、、。

正直、メス、テンション下がる。

ごめんなさい、そういう私もメスでした。

でも、ヘラクレスオオカブト、5匹とも角がないとか絵力が弱すぎて😢

しかも、その持て余しぶりは日本のカブトムシの比ではない。

うちの3姉妹は、元々近所の林から取ってきたやつの子孫なので、故郷の櫟の樹にリリースしましたが。

ヘラクレスオオカブト、逃したら、ハイブリッド誕生したりしない?

仮に日本のカブトムシと交配しないにしても、他の人が逃した近しい種と交わったら、けっこう事件。

取り急ぎ、パパさんが地元の、譲ります、的なサイトに登録したらしいです。

まあでも、メスとはいえ、ヘラクレスはヘラクレスです。

腐ってもタイというか、そこそこの値段だ売ることもできるはず。

思い出すのは35年前、地元の農家のおじいちゃんにゆずってもらった、1匹のカブトムシの幼虫を育てた記憶。

近所の伊藤工務店におがくずをもらいにゆき、霧吹きで定期的にしめらしたりして、大事に大事に育てました。

そりゃ、オスがいいですけど、なにぶん初めての子ですし。

贅沢はいいません、健康に産まれてくれればそれでいいです。

と、謙虚な気持ちで育てた、小5の私。

ある朝、虫かごがガサガサ言い出して、、、。

ドキドキしながら覗いてみたら、、、。

カナブンでした!!!!

カナブン、産まれちゃいました!!!

速攻で、庭に逃しました。

ヘラクレスメス、売れるし、いいじゃないか。

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