暮らすことが1番で仕事はボチボチ
妻がいて、子供がいて、犬がいて、家があって、車があって、趣味があって、たまに旅行に行ったり美味いものが食べれたり、服が着れて…
これが僕の「暮らすこと」だ。
じゃあその為に仕事をどうしようか?
あくまで暮らすことが一番で、その為にはお金を稼がなくてはいけない。だから仕事をするのだ。
家族との時間は多い方が望ましい。
だから職場は家からなるべく近くか、テレワークがいい。
僕が求める暮らしはごく普通の何でもない暮らしだ。
セレブな暮らしを求め莫大なお金が必要と言うわけでもないから、そこそこ稼げればいい。
僕にはその位が丁度いい。
もしくは田舎に移住してオシャレでオーガニックな暮らしにも憧れるが、多分長続きしないだろう。
だから東京の外れにある今くらいの田舎感が丁度いい。
この普通の暮らしを幸せで、自分にとって丁度いいと気づくのに、10年掛かった。
それまでは自分には特別な才能があって、人とは違う人生が歩めるのだと勘違いしていた。
だから自分がやりたい事を仕事として頑張ったら他人がそれに賛同し、誰もが羨む人生になれると思っていた。
その結果、なんか疲れちゃった。
仕事は自分がやりたい事より人から求められることの方が効率よく稼げるし、僕みたいな才能のない人間はそうした方が良いと気づいたのだ。
ただここで注意しなければならないのが、他者から求められることに忠実になり過ぎること。
精神的にタフな人は全然それで良いが、僕みたいにナーバスで真面目人間は、他人の価値基準に合わせ過ぎると潰れてしまう。
だから疲れてきたな、もうなんか嫌になって来たなと感じたら、適当に手を抜くこと。
心のバロメーターを意識してボチボチ仕事をする。
これは決して他人には理解出来ないことだから、自分軸で判断していい。
適当過ぎるくらいが丁度いいかもしれない。
イヤ手を抜くことなんてできない。
そんなことしたら、他人から仕事ができない人間と思われるじゃないか!
とそんなに鼻息荒くしないで。
カッコつけないで。
自分にとって何が一番大事か忘れちゃいかんよ。
そうやって自分に言い聞かせながら、暮らしと仕事のバランスを取る今日この頃であった。