2022-2023道営POG指名馬②
全く必要に迫られないと次のエントリーをアップしない自分にも困ったものですが(汗)
今シーズンの道営POGの指名馬紹介のその2になります。
別に狙ったわけではないのですが、前回に紹介した3頭が2回門別の前節までにデビューして、見事に3頭とも勝ち上がりました。
で、その時点では3戦3勝で首位タイではあったのですが、そこは猛者揃いの道営POG。
ゴールデンウィーク真っ只中の2回門別の後節の3日間開催に1頭も出走しなかったら、あっという間に19位になりましたw
まあ別に順位は特には関係ないですし、その辺は内容重視ぐらいに思っていますけど、さすがに毎年毎年ブービーメーカーだとそれはちょっと…と思うので、順位に関しては半分より上にいられれば…ぐらいの感じですかね。
さてこうやって「第2回」を書き始めているといういうことは出走馬がいるわけですw
④
父:パイロ
母:アイルビーファイン
生産牧場:オリエント牧場
馬主:松本好雄
馬名/性別:メイショウユキドケ・牝
厩舎:田中淳
今日のフレッシュチャレンジにメイショウユキドケが出走します。
道営POGでいうところのいわゆる「パイロ枠」になります。
前回も書きましたが、今シーズンのコンセプトでは「ポリゴンウェイヴで最初はグーになるから、他の参加者となるべく指名馬が被らないように敢えて能検初日組はスルー」としました。
もちろん初日組からの指名馬はいるのですけど、それはやむを得ない事情がある場合でガチガチに縛ったわけではなく「初日組以外を優遇」ぐらいのニュアンスです。
というわけでメイショウユキドケ。
能検は2回目の3月17日でした。
指名理由はメイショウさんだから認定取ったら中央入りしないかな?という実に単純なものであります。
それと父がパイロだからちょうどいい、それぐらいの軽い気持ちですw
一応、調べたんですよ。
メイショウさんと田中淳司厩舎の相性みたいなものは。
代表的なのは2020年に10歳にして北海道スプリントCを勝ったメイショウアイアンとのタッグですけど、はて若駒なんて預けてたっけ?と。
すると現3歳にメイショウサミダレという馬がいて、昨年8月の新馬戦を勝っていました。
4戦1勝の成績で、冬場は中央はおろか他場にも移籍していなかったようなのでその辺りが気になるところではあるのですが、門別としてはデビューの遅い8月の新馬戦(要するにフレッシュチャレンジではない)ことを考えると体質的に難があるのではないかと推測されます。
そう考えれば、シーズントップの能検からスタンバイしているなら多少は違うハズ。順調に使えれば冬場も稼いでくれないかという読みはあります。
スベって中央入りが叶わなくても園田で使ってくれれば。
⑤
父:エスポワールシチー
母:シナスタジア
生産牧場:天羽禮治
馬主:小田吉男
馬名/性別:ドロットニング・牝
厩舎:田中淳
続いては「エスポワールシチー枠」ですね。
4月7日の能検を使ったドロットニングです。
4歳上の半兄に東京スプリントやカペラSを勝ったジャスティン、2歳上の半兄に中央3勝クラスのイディオムがいる血統で、本馬も半兄同様に小田吉男氏の所有馬です。
指名理由はもちろんその血統背景になるのですが、半兄のジャスティンにはちょっとした思い出がありまして。
それがジャスティンの初ダートになった3歳9月の阪神1400mでの一戦。
休み明けで初めての古馬との対戦、そして2勝クラスでの初ダートということもあってか単勝17.3倍の7番人気と低評価でしたが、大外枠から先行できそうと判断してジャスティンから1着固定の馬単を持っていました。
果たせるかな、こっちの思惑通りに先行したジャスティンは4角先頭で直線で後続を突き放します。
2着争いになりそうな状況に見えて、なおかつ2着になりそうな馬はどっちも持っている。
ここぞとばかりに中山競馬場で
「瑠星、残せ~!!」と絶叫しました。
その刹那、買った覚えのないメイショウの勝負服が外から突っ込んで来たかと思ったらあっという間に先頭のジャスティンまで届いたところがゴール。
そんな、14番人気って…と床に突っ伏しましたw
https://db.netkeiba.com/race/201909040912/
そういう意味ではこの血統で、あの万馬券の忘れ物を取りにいきたいという気持ちはありますね。
それにしてもめざとい道営POG勢。4月7日の能検で指名者が自分の他に11人もいるとは思いませんでした(^^;)
⑥
父:ドレフォン
母:ベルベットローブ
生産牧場:新冠橋本牧場
馬主:新冠橋本牧場
馬名/性別:ラビアータ・牝
厩舎:安田武
続いてはドレフォン産駒のラビアータですね。
当初は「新冠橋本牧場」からはキャロットのラビュリントスを考えていたのですけど、ルール上、生産牧場と種牡馬の被りができないことからラビュリントスの父の「キンシャサノキセキ枠」の兼ね合いを考えた結果(それは後述します)、ドレフォン産駒の本馬が気になっていたこともあってラビュリントスを諦めまして、それで指名に踏み切った次第です。
3歳世代が初年度産駒のドレフォンの傾向を断言するのは難しいですけど、3歳世代の活躍馬を見ていると母系がしっかりしているイメージはあります。
ラビアータは12歳上の半兄に北海道スプリント勝ちのアドマイヤサガス、3歳上の半姉にファルコンS勝ちのシャインガーネットがいるので走る傾向に合致しているとは言えそうです。
問題は母が高齢の域にあることぐらいだと思っていたのですが、これは指名するまで知らなかったのですけど実はローレルクラブで募集停止になっていたんですね。
でもシルクとかでも募集停止になったのに2歳早々に吉田和美氏名義でデビューなんて馬もいましたし、そういう馬はちゃんとデビューできればソコソコは結果を残しているんですよね。
なので能検を受けられたことをポジティブに考えたいところです。
⑦
父:ポアゾンブラック
母:バカニシナイデヨ
生産牧場:若林順一
馬主:須田靖之
馬名/性別:カッテニシヤガレ・牡
厩舎:田中淳
ザ・名前枠w
指名理由は他でもないカッテニシヤガレという名前だけです。
これは指名後にnetkeibaの掲示板に書き込まれていて初めてその命名の経緯を知ったのですが、実は母のバカニシナイデヨは山口百恵のプレイバックPart2の一番のサビから取ったものなので、2番のサビの勝手にしやがれからカッテニシヤガレと名付けたとありました。
ただ、プレイバックPart2が沢田研二の勝手にしやがれのアンサーソングなのでジュリーの曲からという解釈も間違いではないとのことでした。
まあ自分が「名前枠」としたのはジュリーの曲からのイメージなのですけど、もう子供心にジュリーが帽子を投げる姿が格好よくて憧れだったんです。
それが大学生になり、バイト先の塾の自分の歓迎会で1次会からカラオケのパーティールームという状況がありまして。
その塾は埼玉県の京浜東北線沿線に何ヶ所か教室があって、先生や生徒のスケジュール次第では他教室に応援に行くケースがよくあったものだから、当時の教室長から「名前を売っておけ」とは言われていたんです。
で、その時に同じタイミングで先生になった女の子がめちゃくちゃカワイイと評判になっていたことからまあ大人数の歓迎会になりましてw
(実際、カワイイ人でした)
一応、主役の一人ということで彼女の隣に座っていたのですけど、自分の番になった時に勝手にしやがれを歌って、帽子をパーンと投げたんですよ。
「自分の座っていたところに投げた」という言い訳を準備しながら、その彼女目がけてw
結果的に爆笑を誘って「名前を売る」というミッションもクリアして、その後は塾の飲み会では引っぱりダコにw
ある意味、その成功体験がその後の自分に影響を与えたということでは「勝手にしやがれ」は自分と切り離せないというのがあって名前枠という次第ですね。
ちょっと馬の話をすると、能検は5位入線なので大丈夫か?というのは正直ありますけど、時計自体は51.8秒だから悲観するものでもないでしょう。
チーフベアハートの3×2というクロスが強烈ですけど、先のケンタッキーダービーでアメリカンドリームを成し遂げたリッチストライクはスマートストライクの2×3ですから、人気薄でこその楽しみはあります。
名前枠なので能検初日はスルーという方針からは除外したのですが、よりによって能検初日組のこの馬だけが単独指名だったことを思うと、能検初日組をスルーということを気にしなくてもよかったかもしれませんね。
それではPart3に続きます。