道営POG指名方針
15日の水曜日にホッカイドウ競馬が開幕しますが、2020-2021シーズンもdskさん主催の道営POGに参加させていただくことになりました。
これまでも色々なPOGに参加させていただいてはおりますが、個人的には「POGは育成のゲーム」という考え方なので別に優勝を目標にしているわけではありません。
まあ勝利至上主義でPOGをやるとどうしてもギスギスしてしまうので、大前提としての「競馬を楽しむ」ことから外れてしまいます。
なので順位的なことでいえばソコソコで構わないのですが、今シーズンは少しだけ勝ちにいく姿勢を見せようかというラインナップにしてみました。
というのも、いくら順位は気にしないといっても2019-2020シーズンはブービーですからね。ここまでヒドいとさすがにやさぐれますw
さてザックリとルールのおさらい。
・指名馬は10頭
・種牡馬及び生産牧場の被り不可
(つまり10頭バラバラに選ぶわけですね)
そして最も基本的なこと。
・ホッカイドウ競馬でデビューする
これが簡単なようで実は難しい。
中央競馬と違って地方競馬ではデビュー前に「能力検査」(南関東は能力試験)という模擬レースのようなものをクリアしないといけません。
これに合格していれば実戦デビューへの通行手形を得るのですから、能力試験に合格した馬をチェックしていればいいのですが、中にはいるんですよ。能力試験をクリアしておきながら道営デビュー前に他地区に移籍する馬が。
道営POGは今回で3シーズン目を迎えるのですが、ボクね、過去2シーズンとも2頭が他地区でデビューしたんです。
ちゃんと道営に籍がついたのを確認したにもかかわらず。
先シーズンはこれに加えて未だに走っていない馬もいるわけですから、そりゃあ戦力の分母が小さくなれば出走機会も少なくなるから低迷しますよねって話で。
道営POGのキモはホッカイドウ競馬が閉幕した冬季にあって、ホッカイドウ競馬でデビューさえしていれば中央でも南関東でも勝ち得た成果が加算されます。でもホッカイドウ競馬でデビューしなければどんなに好成績を残しても0なんです。
だから伸びしろを見込まないといけないのですが、レベルの高い中央や南関東で活躍するには、まず道営の重賞戦線で主役を張れるぐらいじゃないといけないんじゃないか?と考えました。
それが今シーズンの指名のコンセプトです。
ホッカイドウ競馬が門別での通年開催となった2009年以降の2歳重賞での優勝調教師を調べてみました。
・栄冠賞
角川秀4 廣森久 田中正 斎藤正 田中淳 小野望 川島洋 林和弘
・ブリーダーズゴールドジュニア
角川秀2 堂山2 廣森久2 田中正 柳澤好 川島洋 桧森邦 (原孝明)
・フルールC
田中淳4 角川秀 小野望
・リリーC
角川秀7 恵多谷 松本隆 安田武 小野望
・サッポロクラシックC
角川秀2 田中淳 松本隆 (原孝明)(桑原義)
・フローラルC
角川秀3 田中淳3 廣森久2 松本隆2 小国博
・イノセントC
角川秀4 廣森久 堂山芳 田中淳 村上正 松本隆 (原孝明2)
・サンライズC
角川秀2 米川昇2 堂山芳 廣森久 田中淳 林和弘 松本隆 小野望 (若松平)
・エーデルワイス賞
JRA5 角川秀4 小野望 田中淳
・北海道2歳優駿
JRA6 角川秀3 堂山芳 田中淳
・ブロッサムC
角川秀2 米川昇2 田中淳 (原孝明)(若松平)
※カッコ内は引退調教師
ホッカイドウ競馬といえば角川調教師と田中淳調教師が“2強”というイメージはあるが、こと2歳重賞に関していえば角川調教師に軍配が上がる。
既に2歳重賞をコンプリートしているばかりか、フルールC以外は複数回勝っている!
もちろん厳密には過去の出馬表から重賞への出走比率とか、はたまた他地区及びJRAへの遠征頻度と成績まで考慮した方がいいのだろうが、そこまでやればそれはもう立派な有料記事になる。
だいたいリスト作成時にはnoteのアカウントを作るなんて考えてもみなかった。リスト提出締切後に指名理由をnoteにまとめている方が複数人いらっしゃって、それで友人に
「noteとはなんぞや?」
と聞いてみたところ、その後のやりとりで
「アカウントを作ってみたらいいですよ」
とアドバイスを受けたのでその気になったワケである。
閑話休題。
とにかく重賞勝利数の多さが決め手になって初手は角川厩舎の馬からチェックすることを決めた。
次に特徴的なのは、門別の2歳重賞11レースの内5レースが牝馬限定である。
エーデルワイス賞に続く路線整備の賜物かもしれないが、ここは見落としてはいけないんじゃないかと考えた。
だから牝馬優遇のスタンスを取ってみた。どのみち「迷ったら牝馬」になるのが見えていたから、能力検査の成績もほぼ牝馬しか見ていないと言っても過言ではない。
あとは
・馬体重はそれなりに大きい方がいい
・時計は52秒台まで
こんな感じでリストを作成していきました。
既にツイッター上では指名馬を発表しておりますが、個々の指名馬への思いの丈は項を改めることにいたします。
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