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[AR] 利用が拡大されている「拡張現実」の技術

1.はじめに

 突然ですが、「拡張現実」という言葉を聞いたことはありますか?   また、何のことか知っていますか? 「AR」と聞いたら分かる方もいるでしょう。これは、何かと話題になる「VR」と似た部類の話題になります。今回は、この「拡張現実(AR)」について、その意味や、利用されている技術について書いていきたいと思います。

2.拡張現実とは?

 ではまず、拡張現実とは何のことなのか。それは文字の通り、現実が拡張されたもののことです。つまり、現実の世界に新たなものが加えられたものです。具体的に言うと、現実を映した写真や映像に実際には存在しないものを、コンピューターのCGなどによって付け加える、といったことです。

3.拡張現実の実用例

 定義はここまでとして、この拡張現実は実際にどのような場面で使われているのでしょうか。大きく2点に分けてお話しします。

 1点目は、スマホアプリです。これは身近な方も多いと思います。某ゲームアプリのキャラクターを思い浮かべるひとも少なくないでしょう。実際、そのゲームによってARの技術が広まったと言っても過言ではありません。具体的な内容は言うまでもないと思います。また、この他には顔をかざすと自動で加工されるといったアプリもあります。ARの技術が私たちの生活に多く使われていることがわかると思います。

 2点目は建物などの完成イメージを確認するときです。他にも、自販機や家に置く家電などでも利用されています。こちらに関しては使った方は少ないかもしれませんが、完成後、または設置後の様子を実際に見ることができるため、需要はとても多いと考えられます。

4.VRやMRとの違い

 ここまで何度もAR、AR、と言ってきましたが、「VR(仮想現実)」という言葉のほうが浸透しているのではないでしょうか。このARとVRには、はっきりとした違いがあります。一言でいうと、VRはすべてがつくられた仮想世界だという点です。あくまでVRは人工のものであり、実際にはそこに存在しないもので成り立っています。つまり、実際に人間の目が見ている世界を基準としたARとは異なる、ということです。

 ちなみに、「MR(複合現実)」と呼ばれるものもあります。これはARとVRが合わさったもので、VRの仮想世界に現実の人の動きなどを反映できるものです。とても近未来感があるものです。もしも利用が広がれば、とても面白いものになるに違いありません。

5.さいごに

 実際に利用されているこれらの技術は、今後もさらに発展していき、より一般的なものとなって広く普及していくでしょう。そしてこれらの技術が私たちの生活を変えていくことは間違いないと思います。どのようなものができていくのか楽しみですね。

 最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/


[参考] (2020.07.19 閲覧)

 ・https://kakakumag.com/pc-smartphone/?id=9609       

 ・https://biz-ar.jp/knowledge/ar.html

 ・https://www.elecom.co.jp/pickup/column/vr_column/00003/

 ・https://eiki-business.co.jp/blog/2017/04/20/70

 ・https://time-space.kddi.com/ict-keywords/kaisetsu/20170316/


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