「関西弁が最強説」の真偽を教えて欲しい

今までに幾度となく「関西弁は強い、影響される」「1番消えにくい方言は関西弁」という話を聞いてきた。なんで関西弁だけ取りだたされるのか。絶対標準語の方が習得しやすいと思う。以下、無理やり関西弁の強さの理由を推測してみた。

①イントネーションが関係ない単語がある
「間違いない」「何回生」等、イントネーションに関係がない関西独自の用法の言葉が関西弁として認識されている。用法さえ抑えれば誰でも使えるため、うつりやすいものだと思われる。

②メディアによく取り上げられる
芸人に関西人が多かったり、アニメキャラのキャラ付けとして「関西弁」という設定がある等、他の方言に比べて耳にする機会が多い。それっぽい発音が意識しやすいんだろう。
また、「東京対大阪」「東京対京都」という趣旨でのメディア露出も他の地域に比べて多い。

③他の方言とイントネーションが違いすぎる
関西弁と標準語はイントネーションが逆転する物が多い、というデータをなんかの授業で見た気がする。だから逆に印象に残りやすいんじゃないか説。

こう見ると確かに関西弁は移りやすそうではある。あるけど、①、②で言うと標準語の方が強い気がする。

さらにここで気になるのはイントネーションの数の問題だ。

関西弁のアクセントは4つに分けられるのに対し、東京のアクセントは3つ。地方に行けば2パターンしかない地域もある。(っていうのをなんかの授業で見た)

普通に考えてアクセントを4→3にはできても3→4にするのって難しくないか。たかだか数週間、数ヶ月の滞在で関西弁ってうつるんだろうか。昔からメディア等を通して聞いてたら、なんとなくイメージでいけるもんなんだろうか。
ただ、このデータから見るにやっぱり標準語の方がうつりやすそうである。

これの検証方法は関西弁のみが話せて標準語が話せない人か、その逆か、どっちも話せない人に聞くしかない。できれば手っ取り早くどっちも話せない人に聞きたいから、私の知り合いの関西弁も標準語も話せない人は早くこの2言語を習得して私に報告して欲しい。

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