病気のはなし2
以前、書いた病気のはなし
また書きますねとかいって、1か月以上経ってた。
気をつけていても、避けられない病気もある。というお話です。
1つめの病気が経過観察になった頃、健診で副腎腫瘍が見つかりました。
あまり副腎の存在を気にしていなかったので、結構、大切な臓器だって気づかなかったのですが、激しく大切です。
副腎の役割は、ざっくりいうと、血圧、血糖、水分・塩分量などの体内環境を常にちょうど良い状態に保つためのホルモンをつくっています。
ホルモンが多かったり、少なかったりすると、血糖、コレステロール、血圧の調整が機能しなくなったり、全身倦怠感に見舞われたり、とにかく生きていくのが困難になります。
副腎も病気1の先生が専門でしたので、一緒に診てもらいました。
私は症状が全くなかったので、手術したくないです。と、引き延ばし3年ぐらい放置。
でも先生に「いつか症状が出たら嫌でしょ、手術するなら今」と言われ、周囲の医療職の皆さまにも相談したら、「手術一択。むしろ腫瘍見つかって奇跡」と言われたので、受けることに。
症状がないので、病気っていう自覚はなかった。
事前の検査入院では、腫瘍がある右側からしかホルモンが出ておらず、しかも1日の中でホルモンの量の変動があるはずなのに、ずっと多めに出てるとのことでした。
左側は、右側が多めにホルモン出してるので、機能しておらず、休んでいました。
人体ってすごい!
手術は腹腔鏡下でした。
術後は傷より、腰が痛かったです…
もちろん翌日から歩きまして、1日1日、回復していくのがよくわかりました。
それから休んでいた左副腎を起こすため、ホルモンの点滴(その後内服)が始まりました。
少し元気になると暇だったので、友達から届いたたくさんの本を読み、DVDも渡されていましたが、DVDがアメトーーク!の録画と「もっとたりないふたり」(山ちゃん&若林)という、なぜお笑いばかり…
笑うと傷口痛くて、全く見られないんですけど!!(笑)という状況でした。
嬉しかったけど、見られないもどかしさ…
そんなこんなで、内服は1年5ヶ月ほど続き、治療は終了いたしました!!
解放された1ヶ月後、世に感染症が広まって、私は世間の人より自由に動ける時間がこの治療により長引いていたため、少し落ち込みモードになりました。
それを救ってくれたのが今の推しでした。
っていう話につながります。
手術は不安ではなかったけど、副腎1つで生きていけるかが不安でした。が、今も元気です。
病気のつらさレベルは、病気1の方がものすごく高かったので、治るまで不調がなかった今回は楽勝!な感じでした。
でもいまだに、病気だったとは思っていません。
ケガぐらいの感覚…(*´з`)