死と向き合う
いつも見ているオカルトのチャンネルで、死神の話題になった回があった。
韓国の死神は、死者を迎えに行くだけで、寿命がまだきていない人の所には来ない。
メキシコの死神はがいこつで、鎌を持っているけど、ものすごくカラフルで、魔除けのお守りにもなるし、願い事を叶えてくれるらしい。
各国で様々なのがおもしろい。
メキシコの死者の国といえば「リメンバ・ミー」
本当に大好きな映画で、初めて見たのが海外に行く飛行機の中だったんだけど、号泣した。
メキシコは死者の国も楽しそう。
でも、誰も思い出す人がいなくなったら、死者の国で二度目の死が訪れる。
そうだよね。
私だってひいおばあさんのこと、話で聞いたり、写真では知ってるけど、私がいつか死んでしまったら、誰もひいおばあさんの事は、思い出すことができない。
そしたら生まれ変わるんだろうか。
昔、祖父が亡くなってしばらくして、夢を見た。
私が外らしきところに立っていて、祖父は引き戸の内側にいて、右の空を見ると、ご先祖さまたちがものすごく楽しそうに宴会?していた。
祖父はまだ、あちらには行けないと言っていた。
行けるタイミングがあるのかも。
ただ、ご先祖さまたちが本当に楽しそうだったし、祖父もいるのかと思ったら、死ぬことが怖くなくなった。
もちろん家族が死んでしまうのは、本当につらいし、受け入れがたいけれど、いつかはみんなが経験すること。
もう30年も前に亡くなった祖父にさえ、未だに時々、会いたいなと思う。
ちゃんと死に向き合うことは大切なのに、最近は避けられている気もする。
今日が祖父の命日です。
せっかくメキシコが舞台なので、スペイン語バージョンを置いていきます
「リメンバー・ミー」の主題歌
ココおばあちゃん見ると泣きそう…