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自粛延長。https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/view/detail/detail_07.html

具体的な期間とか数値目標とかって話もあるが、その前提ってもしかして「いつ元に戻して良いか」になってるんじゃないだろうか。もしそうなら、ずっと続く。元には戻らない。一斉に通勤する満員電車も、人で溢れる観光地やテーマパークも、込み合う居酒屋も、全員総立ちで密集して盛り上がるコンサートも、30人分の机が詰め込まれた教室も、過去の遺物になっちゃうかもしれない。

長丁場前提ってそういうことだ。

しかし、この状態はマズい。もちろん、リモートワークのようにやってみたら結構良かったってこともあるけど、でも、お互いが部分部分、二次元でしか見えなくなっている。外で人とすれ違ってもお互い避けるようにし挨拶どころじゃない。このままじゃ、社会が分断されちゃう。

変化を生き延びるために必要なのは、多様性と関係性だ。

激変で世の中の前提が変わる。今までの世の中にうまく適合してきたものは、ダメになっちゃうかもしれない。どんなに努力しても耐えても、それだけじゃ通用しない。でも何か違うもの、変わったものがあれば、今まではうまくいっていなかったかもしれないけど、変化後の世の中には適しているかもしれない。地球大変動で恐竜は滅びちゃったけど、哺乳類はなんとか生き延びて進化したように。

そんな、今までになかったものが、生き延びるヒントになる。そしてそれを、あーでもない、こーでもない、と他のものにも応用できないか「皆」で工夫してみる。試行錯誤してみる。「え、何オマエまた失敗したの」「そんなことやってもダメにきまってるじゃん」「そんなの成功する保証あるわけ」じゃ、試行錯誤は進まない。

互いの違いを認めたうえで、どうそれを活かしあうか、その関係性が肝になる。

コロナに分断されてる場合じゃない。これからの激変の時代は、物理的な分断を乗り越え、社会的には緊密に繋がり合うこと、云わば「ソーシャルクロースネス」が重要になる。

いつまで自粛?いや、っつーか、そんなこと心配してるより、「フィジカルディスタンス」保ちながら、どのくらい超速で「ソーシャルクロースネス」を推進できるのか、そっちのほうが超アセるべき重要な問題かも。

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