想いを歌に乗せて、も乗せられた僕には届かなかった歌
フラレて1ヶ月が経っても、まだまだ思い出すこと、後悔が浮かぶことは多い。
そのうちのひとつ。
微炭酸シンドロームというKREVAの歌が好き、と突然言い出したことがあった。女性ボーカルの阿部真央とのコラボ曲。
KREVA自体は僕も好きだったが、そもそも歌詞を全く聴き込まずボーカルも音の一つとして聞くタイプの僕には、そうなんだ以外の感想はなかった。
歌詞はこちら。
https://sp.uta-net.com/movie/118615/
読んでみると、伝わらない想い、すれ違い、満たされない、そういったことが並んでいる歌詞だった。
つまり、あの子はそういうことを言いたかったのかな。
それに気づけていれば、行動できていれば、何かが変わったのかな。
今の僕にはそんな機微なことに気づける力はなかった。
これからは気づいていけるかな。
ただ、ひとつ思う。
もしこれからの僕がそれに気づくことができたとして、新しい彼女ができてうまくいったとして。
それって、あの子から見たら、私のことは好きじゃなかったのね、としか見えないんだろうな。
いまの僕なら気づけるよ!君のことを幸せにできる!
なんてセリフを使うチャンスは絶対にやって来ないんだろうな。
そう思うと、後悔は大きくなるばかり。
この気持ちを上書きできる日が来るのか。
今はまだ、まったく想像できないな。
webマーケッターのはしくれ。SEMに始まりDSP、SNSと順調に海原の凪で溺れそうになる。チームビルディングをやるようになって、岡目八目の言葉を実感し始める。慌てない自分になることが当面の目標。